目元がくすむと顔色まで悪く見え、色黒に見えてしまうことさえあります。皮膚の薄い目の周りは、くすみや色素沈着が起こりやすいのも事実。年齢も出やすいため、放っておくと一気に老けた印象になってしまうかもしれませんよ。
そこで今回はなぜ目元がくすむのか原因を解説するとともに、目元のくすみの解消法、すぐにくすみを隠せる簡単メイク術を紹介します。
Contents
目元がくすむ原因
まずは目元がくすむ代表的な原因について解説します。
目元の乾燥
乾燥はくすみの大きな原因です。目元をはじめ肌の内側には本来潤いが保たれていて、外からの光がその潤いに反射することで透明感のあるみずみずしい肌に見えます。しかし肌が乾燥していると、その透明感が損なわれてくすんだ印象に。特に目元は皮膚が薄く乾燥しやすいため、くすみが現れやすい傾向です。乾燥のくすみは褐色やグレーがかって見えるのが特徴です。
目元の血行不良
「デスクワークでパソコンをよく見る」「スマートフォンを長時間見る」「お風呂はシャワーだけ」「睡眠不足」
この中で、当てはまることはありませんか?
どれも目元の血行不良を招く原因。血行不良になると還元ヘモグロビンと呼ばれる、暗く青みがかった血液が増えます。この暗赤色の血液が透けて見えることで、目元が青黒くくすんで見えたり、青グマができたりします。
紫外線や摩擦による色素沈着
ヒトの皮膚は平均で2mm程度の厚さといわれていますが、その中で最も薄いのが目元の皮膚です。目元の皮膚はおおよそ0.5~0.6mmで、卵の薄皮くらいの厚さしかありません。
少し力を入れただけでも大きなダメージとなり、蓄積されたダメージはメラニン色素を過剰に生成させ、色素沈着につながります。洗顔時、メイクをするとき、過剰に力を入れていませんか?紫外線を浴びても同様のことが起こりますが、目元ヘの摩擦は、茶色く日焼けしたようなくすみの原因になります。
自分でできるくすみ(クマ)のタイプ別解消法
目元のくすみを放っておくと、ますますひどくなるかもしれません。くすみはとにかく早く対処するのが吉。今日からさっそく取り組める、くすみの解消法を紹介します。
目の周りの乾燥にはローションパックやアイクリームなどで保湿
乾燥が原因のくすみにはとにかく保湿が大切です。「目元がつっぱるような気がする」「カサカサしてアイメイクがのらない」といった場合は、乾燥によるくすみの可能性があるため、ローションパックや目元用美容液、クリームなどを使ってケアしましょう。
まずは水分を十分に補うことが大事。いつものお手入れでは保湿が足りていない可能性があるため、化粧水を染み込ませたコットンなどで、ローションパックをして水分を補いましょう。まずは毎日トライしてみてください。5分程度が目安ですよ。あまり長くパックすると皮膚がふやけて、かえって乾燥につながるため注意してくださいね。
いつものお手入れにプラスして、目元専用の美容液やクリームなどを使うのもおすすめですよ。特にアイクリームには目元にうれしい成分が高配合されているうえ、目元から水分が逃げるのを防いでくれるため、乾燥だけでなく目元にハリが欲しい場合にも重宝するアイテムです。
目元の血行不良にはホットマスク
血行不良で目元が青黒くくすんでいたり、青グマができていたりする場合は、ホットマスクであたためるのがおすすめです。血行が良くなれば徐々に目元が明るくなるはず。寝る前やメイク前など時間を取りやすいタイミングでOKなので、毎日トライしてみましょう。
ただし血行不良は目元だけをあたためても根本的な改善にはなりません。「湯船に漬かってじっくり温たまる時間を持つ」「首、手首、足首などを冷やさないようにする」「職場でエアコンがきいていて寒いならひざ掛けや羽織るものを用意する」など、体全体の血行を促す工夫も大切です。
目元の色素沈着にはお手入れの見直し
色素沈着が原因で目元がくすんでいるなら、お手入れの方法を見直してみましょう。洗顔やメイクの際思わず力を入れていませんか?目元のお手入れは、触れるか触れないかぐらいのやさしいタッチがポイントです。
洗顔の際は洗顔料を指で転がすイメージで、スキンケアやメイクの際は指の腹を使ってやさしく行いましょう。力の入りにくい薬指を使うと、余計な負担をかけずにお手入れできますよ。
目元のくすみを今すぐ隠したい!簡単メイク術を紹介
目元のくすみを解消するには時間がかかるため、今すぐ何とかしたいと考えているなら、メイクで工夫するのもおすすめですよ。目元のくすみには、コンシーラーとコントロールカラーの取り入れ方がポイント。詳しく解説しますね。
コンシーラーでカバー
目元のくすみは肌の他の部分より暗く見えている状態のため、ワントーン明るいコンシーラーを使ってカバー&肌色補正をしましょう。
使用するのはアイホールと目尻。クマがある場合はクマにもポイント的に使用します。下地の後、ファンデーションをつけてからコンシーラーが基本的な使用順序ですが、「下地+コンシーラー」だけでもOK。仕上げに少しパウダーをのせて仕上げれば、厚ぼったくならずナチュラルにくすみをカバーできますよ。
コントロールカラーでカバー
コントロールカラーは「色」で悩みを隠すアイテム。エイジングサインのある目元の場合、コンシーラーだとよれたり厚ぼったく見えたりすることがあります。コントロールカラーなら「色」でくすみを飛ばせるため、薄くつけてもきれいにカバーできますよ。
ただ、コントロールカラーはくすみ、クマの色だけでなくもともとの肌の色によっても選ぶ色が変わるため、「何色を使えば良いの?」と困りがち。ぜひ以下を参考にしてみてくださいね。
くすみのタイプ | コントロールカラーの色 |
肌色が濃くなったようなくすみ(茶ぐすみ、茶グマ) | イエロー系 |
血行が悪く青みがかったくすみ(青ぐすみ、青グマ) | オレンジ系、ピンク系 |
迷ったときはまずイエロー系を試してみてください。もしグレー味が出るなど、かえってくすんで見えた場合はオレンジ系やピンク系にシフトしましょう。赤みが強いくすみの場合は、グリーン系が相性良く使えることもあります。
目元のくすみがなかなか改善しないならエステも検討してみよう
目元のくすみを解消するために、自分でもできる方法はありますが、基本的に即効性があるとはいえません。毎日コツコツ続けることで徐々に効果が表れるというもの。もし「もっと早く何とかしたい!」と思うなら、エステも選択肢ですよ。
ラココに併設しているエステサロン銀座グラティアでは、目元のくすみ解消にぴったりなエステメニューをご用意しています。なかでもおすすめなのが「アクアピュア」。アクアピュアは角質ケアや潤い補給、あたためて代謝アップといったケアの全てを受けられる施術。乾燥、血行不良、色素沈着のいずれが原因のくすみにも対応している、目元のくすみにうれしいメニューが満載のコースです。
頑固なくすみに悩んでいるなら、ぜひ銀座グラティアでプロの施術を受けてみてくださいね。ご予約お待ちしています!