もしそうなら早めに対策したほうがいいかもしれません。自分が思っている以上に首のたるみやシワは目立ちやすく、老けた印象を与えます。
毎日のケアでピンとハリのある首元を取り戻しましょう。
今回は首の皮がたるんでシワができる原因を解説するとともに、シワの原因になる首のたるみに効果的な筋トレやストレッチ、マッサージなどを紹介します。
本記事を参考にぜひ今日からトライしてみてください。
Contents
首の皮がたるむ原因
首の皮がたるむ原因としては「首の筋肉の問題」と「皮膚の問題」が考えられます。これらを細かく分けると以下の理由が挙げられます。
- 筋力の衰え
- 普段からの姿勢
- 皮膚組織の衰え
- 乾燥
それぞれ詳しく見ていきましょう。
【筋肉の問題】加齢などによる筋力の衰え
皮膚の組織は筋肉によって支えられているため、筋肉が衰えればたるみが生じます。首の前側にある代表的な筋肉には、正面全体を覆うように付いている「広頸筋」と、耳の後ろから鎖骨の中心部に向けて付いている「胸鎖乳突筋」があります。
このうち広頸筋は皮膚にくっついている皮筋(ひきん)で、一般的な筋肉のように厚みや強度があまりありません。いずれも加齢や使わないことで衰えるため、それに合わせて首の皮もたるみ、シワを作る原因になります。
【筋肉・皮膚の問題】猫背、下を向きがちなど普段からの姿勢
デスクワークやスマートフォンをよく見るなど、下を向くことが多いと首に折り目が付くように横ジワができやすくなります。また首の筋肉が衰える原因にもなるため、ますますシワを作ることに。首の皮がたるむとそれに引っ張られるようにフェイスラインがたるみ、「首とお顔の境界が分かりにくい」といったことも起こりやすくなります。
【皮膚の問題】コラーゲンの減少など皮膚組織の衰え
肌は表皮、真皮、皮下組織、筋肉の層に分かれていて、真皮層にあるコラーゲンやエラスチンといった弾力線維が肌を支える役割を果たしています。皮下組織には脂肪がありますが、ネット状のコラーゲンで包まれているため太っても大きくたるまないようになっています。
しかし加齢や紫外線などの影響を受けると、コラーゲンが減少して皮膚や脂肪を支えられなくなり、たるみやシワを招きます。なお、お顔には皮膚を支える靱帯がありますが首にはないため、お顔より首のほうがたるみやすい傾向にあります。
【皮膚の問題】首までケアしていないことによる乾燥
肌は潤いが満ちていることで、みずみずしいハリを保っています。しかし乾燥すると風船がしぼむようにハリを失い、肌表面にちりめんジワが現れやすくなります。さらに乾燥は肌のバリア機能を低下させるため外的刺激がダイレクトに真皮に届き、コラーゲンなどの弾力線維にダメージを与える原因になります。つまり乾燥は細かいシワの原因になるだけでなく、さらに深いシワや首の皮のたるみを作る原因にもなるのです。
首の皮のたるみ解消におすすめな筋トレ
首の皮がたるむ原因には首の筋肉の衰えも関与しているため、首の筋トレはたるみやシワ解消をサポートするのに効果的です。ここでは首回りの筋肉を鍛えるのにおすすめな筋トレを紹介します。以下の二つのポイントにも注意しながら、毎日の習慣にしてみてくださいね。
【筋トレ前には準備運動をしよう!】
軽く肩を回す、腕を後ろに伸ばしてストレッチするなどして、首から肩にかけてほぐしておくようにしましょう。 |
【無理は禁物!】
筋トレを行う際に首周辺に痛みや違和感がある場合は、無理に行わないようにしてくださいね。首には大切な神経や血管が多く通っているため、無理をして筋トレすると首を痛めることにつながります。 |
ひっひっひートレーニング
簡単に広頸筋を鍛えることができる筋トレです。
【やり方】
- 背筋を伸ばしてきれいな姿勢をとる
- 口角を思いっきり横に開くように「ひっひっひー」と発音する
- 首の力を抜きリラックスする
ひっひっひーと発音しているとき、筋張るくらい首に力が入るよう意識しましょう。5回程度を目安に行ってください。
舌のばし筋トレ
舌を伸ばすことで、耳の後ろから鎖骨にかけてつながる胸鎖乳突筋を刺激していく筋トレです。
【やり方】
- 頭を少し右に向ける
- 顎を引き、目線を下にして舌を真下に出す
- 息を吐きながら5秒程度キープ
- 反対も同様に行う
姿勢を正して行いましょう。片方につき3回程度ずつ行うのがおすすめです。初めは1セットでも十分ですが、慣れたら3セット程度行ってみましょう。下を向くとき胸鎖乳突筋を意識するとより効果的です。
ネックフレクション
胸鎖乳突筋を鍛える筋トレです。
【やり方】
- 仰向けに寝る
- 手は体の横に軽く置き、頭だけ持ち上げる
10回程度、無理のない範囲で行いましょう。胸鎖乳突筋を意識して行うことが大切です。
首の皮のたるみ解消におすすめのストレッチ
ストレッチは首の筋肉の問題、皮膚の問題両方にアプローチしてくれます。簡単なので毎日ぜひ取り入れてみましょう。
もちろん痛みや違和感がある場合に無理をして行うのはNGです。
【やり方】
- 背筋を伸ばしきれいな姿勢をとる
- 胸の真ん中、鎖骨のすぐ下辺りに手を軽く置く
- ゆっくりと顔を上に向けて首をストレッチする
このとき手を置いている部分の皮膚が引っ張られるような感覚があれば、うまくストレッチできています。5秒程度キープし、5回を目安に行いましょう。
首の皮のたるみ解消におすすめのマッサージ
マッサージをすると血行が促され、健康的な皮膚の維持に必要な栄養が行き届きやすくなるため首の皮のたるみやシワの予防につながります。マッサージクリームやオイルなどを使用し、摩擦で皮膚にダメージを与えないようやさしいタッチで行いましょう。
【やり方】
- 右手の4指を使って左の鎖骨の上下を体の内側から外側に向かってさする
- 左の鎖骨に右手のひらを当て、顎に向かってさすり上げる
- 左耳の下に手を滑らせ、4指をそろえて首筋に沿って肩まで老廃物を流すイメージでさする
- 反対側も同様に行う
鼓動に合わせるようなイメージでゆっくりとマッサージしましょう。力を入れず、手の重みだけでマッサージするのがポイントです。3~5回程度を目安に行いましょう。
エクササイズ以外で首の皮のたるみ解消に役立つこと
首の皮のたるみ、シワをなんとかしたいなら、以下の点も押さえておきましょう。
生活習慣や食生活を改める
首の皮のたるみやシワ対策には、毎日の生活習慣や食生活を改めることも大切です。
睡眠不足が続くと、寝ている間に行われるはずの皮膚の修復がうまくいきません。スナック菓子などをよく食べる、揚げ物が好き、喫煙をする、ストレスが続いていると肌や健康に悪影響を及ぼす活性酸素を増やしてしまいます。いずれも老化を加速させる原因で、結果として首の皮のたるみやシワにつながる可能性があります。
十分に睡眠時間を確保する、ビタミンを多く含む野菜類、コラーゲンや筋肉などのもとになるタンパク質を積極的に食べるなど食生活を見直すことも、首のシワ予防には欠かせません。
枕を変えてみる
枕が高すぎると首のシワが癖付き、そのまま横ジワになってしまうことがあります。枕が合わないと頭痛の原因になることもあるため、首にシワがあまり付かず、リラックスした状態で眠れる高さの枕を選ぶようにしましょう。
エステで施術を受ける
首の皮のたるみやシワは皮膚の衰えも原因です。毎日首までスキンケアすることも大切ですが、より効果的なケアを受けたいならエステもおすすめですよ。エステでは専用のマシンや特別なスキンケア、そしてプロの手技によって自分ではできないトリートメントを受けることができます。
1回の施術で潤いとハリに満ちた首元を実感できることもあるため、首のシワのケアに本気で取り組みたいならエステはおすすめです。
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首の皮のたるみやシワの原因で大きく占めるのは、皮膚や筋肉に関する問題。エクササイズやマッサージなどを取り入れ、たるみやシワがひどくなるのを防ぎ、少しでも改善できるよう毎日のケアを頑張っていきましょう。
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