「シミにビタミンCが効くって効いたけど本当?」
「ビタミンCは化粧品で取り入れるべき?それとも食品から?」
シミに悩んでいる方の中には、ビタミンCがシミに効果的だと効いたことがある方もいるでしょう。確かにビタミンCはシミに対して効果があるとされています。しかも化粧品で取り入れてもサプリメントや食品から取り入れても、シミを薄くする効果が期待できるというから見逃せません。
今回はビタミンCがシミに効くメカニズムを詳しく解説するとともに、ビタミンCの効果的な取り入れ方をお伝えしていきます。早くシミをなんとかしたい!と思っているなら、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
ビタミンCがシミに効くメカニズム
ビタミンCはアセロラやキウイ、パプリカなどに多く含まれている代表的なビタミンです。ビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせない栄養素なうえ、「筋肉や骨の維持」「傷を早く治すサポート作用」など、健康的な体を維持するための多くの働きを持っています。
そんなビタミンCがシミを薄くするためにどのように働くのか、シミのメカニズムとともに解説します。
そもそもシミはどうやってできるの?
人の肌は表面にある表皮と、その下で肌の弾力を支えている真皮に分かれます。表皮はさらに4層に分かれていて、その一番下の層を「基底層」といいます。シミは基底層にある「メラノサイト」と呼ばれる、まるでてのひらのような形のメラニン工場で作られます。
紫外線などの刺激を受けると、表皮では活性酸素が発生。活性酸素の刺激でメラノサイトではチロシナーゼというメラニン生成酵素が作られます。
チロシナーゼがメラノサイトにあるチロシンというアミノ酸と反応し、ドーパ、ドーパキノンと徐々に色調の濃い物質に変化させます。ドーパキノンは自動的に酸化されてドーパクロムとなり、最終的に黒色メラニンを作ります。これが肌に蓄積されることで、シミとして見えてしまうのです。
ビタミンCにはメラニンの生成を抑制する働きが期待できる
ビタミンCにはチロシナーゼの活性を阻害する働きがあるとされています。つまりチロシンとの反応が阻害されるため、黒色メラニンが生成されにくくなります。黒色メラニンの生成が減れば「今あるシミが濃くならない」「新たなシミが増えない」といったことが期待できるでしょう。
メラニン色素への還元作用
ビタミンCには合成されてしまった黒色メラニンを還元し、脱色する効果があるとされています。うがい薬のイソジンを水に溶かしたものにレモンを入れると色が薄くなりますが、これもビタミンCによる還元作用の一種。ビタミンCをとればこうした働きが肌の中でも起こり、将来的なシミと今あるシミの両方に効果が期待できます。
シミを薄くしたいならビタミンCはこう取り入れるのがベスト!
ビタミンCは身近な食べ物に含まれている、比較的メジャーな成分。となると「普段から摂取しているのに全然シミが薄くならない!」と感じる方もいるでしょう。
ビタミンCは水溶性のため、摂取しても数時間程度で排出されてしまいます。ビタミンCのシミに対する効果を期待したいなら、これから紹介するポイントを押さえて取り入れてみましょう。
ビタミンCの取り入れ方「化粧品編」
ビタミンCは肌から浸透させるのが難しく、そもそもそのまま肌へ塗布するのは刺激になります。さらに酸化しやすく熱や光によって破壊されるため、化粧品配合される際はこれらをカバーして作られた「ビタミンC誘導体」が使用されます。
ビタミンC誘導体にはさまざまな種類があります。「リン酸アスコルビルMg」「アスコルビルリン酸Na」「アスコルビルグルコシド」などは、美白に有効として医薬部外品の認証を受けているビタミンC誘導体です。
化粧品でシミにアプローチしたいならこうした成分をはじめ、ビタミンC以外にも美白効果が期待できる成分が多く配合されたものを選びましょう。
参考:化粧品成分オンライン「ビタミンC誘導体の解説と成分一覧」
ビタミンCの取り入れ方「食事編」
ビタミンCは食品から摂取することでもシミへの効果が期待できるため、毎日の食事に取り入れるのもいい方法です。ビタミンCが豊富に含まれている代表的な食品は以下のとおりです。
アセロラ | 1,700mg |
赤ピーマン | 170 mg |
ゆず | 160 mg |
キウイ(黄肉種) | 140 mg |
ブロッコリー(電子レンジ調理) | 140mg |
パセリ | 120 mg |
レモン | 100 mg |
ケール | 81 mg |
いちご | 62 mg |
※可食部100g当たりのビタミンC含有量
アセロラはビタミンC含有量がずば抜けて多く、果汁10%のアセロラジュース100gでも170mgものビタミンCがとれる計算になります。ビタミンCの1日の摂取目安は100mgのため、アセロラジュースなら簡単に摂取できそうですね。
ただし先ほどもお伝えしたようにビタミンCは短時間で排出されてしまうので、シミへの効果を期待するならこまめに摂取するのがポイント。食事や間食などで、少しずつ定期的にとるよう心掛けましょう。
参考:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」ビタミン C
ビタミンCの取り入れ方「サプリ編」
シミ対策としてビタミンCを摂取したいなら、サプリメントも有効ですよ。サプリメントならいつでも手軽に摂取できるため、「今日は食事からあまりビタミンCをとれていない」というときの強い味方になってくれます。
ビタミンCの摂取上限はとくに定められていませんが、サプリメントなど通常の食事以外からの摂取は1日1,000mg程度までが推奨されています。とればとるほど効果が出るものとはいえないため、毎日の継続的な摂取がポイントです。
参考:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」ビタミン C
シミを対策したいならターンオーバーを整えることも大切
ビタミンCを肌と体の内側からしっかりと補うことで、シミを薄くする効果は期待できます。ただ、シミは黒色メラニンが肌に蓄積した状態のため、排出を促すことも必要。そのためにはターンオーバーを整えることが欠かせません。
肌の生まれ変わりであるターンオーバーは、乾燥や紫外線、加齢、ホルモンバランスなど、さまざまな影響で乱れやすくなります。ビタミンCを取り入れつつターンオーバーを整えて肌に蓄積されたメラニンをスムーズに排出できれば、シミに対して以下の3つのアプローチが可能になります。
- 黒色メラニンを作らせない
- 黒色メラニンを還元する
- 蓄積した黒色メラニンを排出する
ビタミンCを取り入れることに加えて、シミのもとである黒色メラニンを排出させるケアにも重点をおいてみましょう。
ターンオーバーの乱れを整えるBBL光フェイシャルって?
ターンオーバーを整えたいなら、本格的なケアを取り入れてみるのもおすすめですよ。銀座グラティアで提供しているBBL光フェイシャルは、光の力で肌を活性化しターンオーバーを整える効果が期待できるエステメニューです。
肌を活性化させるため、ハリや弾力アップ効果も期待できる優れもの。肌の生まれ変わりが促されるため、シミだけでなくニキビ跡にも効果が期待できますよ。スキンケアと食事やサプリメントからビタミンCを補いつつプロの手による施術を受ければ、シミを薄くする効果も加速するでしょう。
ビタミンCはシミに期待大!毎日のケアと銀座グラティアのスペシャルケアで明るい肌を目指そう
ビタミンCはシミへの効果が期待できる栄養素です。「ビタミンC誘導体が配合された化粧品を使う」「ビタミンCが多く含まれている食品を定期的に摂取する」ことは、ビタミンCのシミへの効果を高めることにつながります。
さらにBBL光フェイシャルでメラニンの排出を促せば、効果的なシミ対策ができますよ。気になるシミをなんとかしたいと考えている方は、ぜひ銀座グラティアもチェックしてみてくださいね!