今回は若い人でもおでこにシワができる原因を詳しく解説するとともに、効果的な解消法や予防策を紹介します。またおでこのシワに有効とされる化粧品成分も紹介するので、毎日のスキンケアの参考にしてくださいね。本記事を読んで、シワのない美しいおでこを目指しましょう。
Contents
おでこのシワの種類とシワができる原因
おでこのシワには大きく分けて、「表情ジワ」「乾燥ジワ」「加齢ジワ」の3つがあります。特に「表情ジワ」と「乾燥ジワ」は、若い人でもシワを作ってしまう原因。それぞれ詳しく解説しますね。
表情ジワ
表情ジワは表情の動きによって、繰り返し使われる筋肉の収縮が原因でできるシワです。何度も同じ場所に折り目のようにシワができることで、そのまま癖付いて深いシワになることがあります。
目線だけで見上げたときアイメイクをしているときなど、無意識な表情の動きで額にシワができることがあります。そのまま癖付くと日常的にシワがある状態に。
乾燥ジワ
乾燥ジワは肌の乾燥が主な原因です。肌の潤いが不足すると風船がしぼむようにハリを失い。いわゆるちりめんジワといわれる細かいシワを作ります。特に冬や乾燥した環境で悪化しやすい傾向にありますが、紫外線の影響でバリア機能が損われ乾燥が進む場合もあります。
おでこの乾燥ジワは、細かな横筋状のシワや額全体的にちりめん状のシワになって現れます。
加齢ジワ(大ジワ)
加齢ジワ(大ジワ)は肌の弾力線維であるコラーゲンやエラスチンの減少、筋肉や脂肪の減少など、加齢に伴う肌の皮膚組織の衰えが主な原因です。しかしそれだけでなく、以下のような原因も考えられます。
- ストレス、睡眠不足などによる活性酸素の増加
- 紫外線によるコラーゲンやエラスチンへのダメージ
- 遺伝的要因
活性酸素が過剰になると肌の老化が加速します。また紫外線の影響でコラーゲンやエラスチンが破壊され、深いシワにつながることもあります。深いシワが若い頃からある場合は、遺伝的な要因が関係しているかもしれません。
おでこのシワを解消するために取り入れたいこと
おでこのシワに気づいたら、以下のケアに取り組んで見てください。特に表情ジワと乾燥ジワは、こうしたケアにより改善できる可能性の高いシワ。加齢ジワは手強いものの、早めの対処で薄くできる可能性は十分ありますよ。
保湿
乾燥ジワの根本原因は乾燥のため、保湿はとても有効な対策です。化粧水、乳液で保湿してもまだ足りないと感じるなら、保湿力の高いタイプに切り替えてみるのも方法です。それでもまだ乾燥するなら、保湿美容液やクリームをプラスしましょう。週に1回程度のスペシャルケアとして、マスクなどを取り入れるのもおすすめですよ。
丁寧な洗顔
シワ改善には洗顔も重要です。メイクや皮脂が残ったままだと、酸化して肌の老化を加速させる原因になります。メイクにはクレンジング、それ以外の汚れには洗顔と用途を分けて使うことで、肌を清潔な状態にリセットできるでしょう。寝ている間にも皮脂は分泌されるため、朝の洗顔も大切ですよ。
紫外線対策
紫外線は乾燥ジワと加齢ジワの原因になるため、早急に対策しましょう。「日焼け止めを塗る」「つばの大きい帽子を被る」「日傘を差す」「サングラスを使う」などが有効な方法です。シワの原因になるといわれているUVAという紫外線は雲やガラスも通り抜けやすいため、曇りの日や室内で過ごす日も忘れず一年中ケアすることが大切ですよ。
栄養バランスの良い食事をとる
食事は体を作る根幹となるもの。栄養バランスの良い食事をとると、シワに対して以下のようなことが期待できます。
- 活性酸素が過剰になるのを抑制
- 活性酸素や紫外線によるダメージの修復・再生をサポート
- コラーゲンの産生を促す
肌を老化させる活性酸素に対して抗酸化作用のあるビタミンC、ビタミンE、カロテンなどが多く含まれている食品を取り入れましょう。さらにコラーゲンの材料となる良質なタンパク質を摂取することも忘れず、バランス良く食事をとることが大切です。
目元の筋肉を鍛える
おでこの筋肉を使って目を開けると表情ジワにつながるため、目元の筋肉を鍛えておでこの筋肉で目を開かなくて済むように対策しましょう。
【まぶたの筋肉「眼瞼挙筋(がんけんきょきん)」を鍛えるエクササイズ】
- 目を閉じて両手のひらでおでこを押さえる
- おでこの筋肉を動かさないようにして目を開ける
10回程度を目安にやってみてくださいね。はじめはいつもの癖でおでこの筋肉が動きそうになるかもしれませんが、継続して行っているうちにまぶたの筋肉だけで目を開けられるようになるはずです。
シワに効果的な化粧品を使う
シワ対策としてシワに効果的にアプローチしてくれる成分が配合された、化粧品を使用するのもいい方法ですよ。代表的な成分には、以下のようなものがあります。化粧品を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
レチノール(医薬部外品登録あり) | 表皮のヒアルロン酸産生促進による抗シワ作用
表皮の正常な細胞の増殖を促進する(細胞賦活)作用 |
ナイアシンアミド(医薬部外品登録あり) | コラーゲンの合成促進による抗シワ効果 |
ニールワン(医薬部外品登録あり) | 紫外線を受けた後に放出されるタンパク質分解酵素「好中球エラスターゼ」の活性阻害による抗シワ作用 |
ヒト幹細胞培養液 | 細胞の生まれ変わりや産生を促進
コラーゲンやエラスチンの増産 |
セラミド | バリア機能修復作用(主に乾燥ジワ対策) |
ヒアルロン酸 | 表皮の水分を保持する(主に乾燥ジワ対策) |
おでこのシワは予防が大切!忘れず取り入れたい毎日ケア
おでこのシワは一度できてしまうと、なかなか改善できないのも事実。深いシワにならないうちに、毎日のケアに以下のポイントを取り入れてみてください。
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紫外線対策は日差しの強い夏場だけでなく、冬場も忘れずに行ってくださいね。保湿は暑い夏場も欠かさないようにしましょう。表情の癖でおでこのシワを作らないよう、普段から意識することも大切です。
ストレスは活性酸素の増産につながります。また睡眠不足になると、寝ている間に行われるはずの細胞の修復が進みません。結果として老化を加速させ、おでこの加齢ジワにつながることも考えられます。生活習慣や食生活を見直し、ストレスをためない生活を心掛けましょう。
スマートフォンの見過ぎで目や目の周りの筋肉を酷使すると、無意識におでこの筋肉を使ってまぶたを持ち上げてしまう傾向があります。表情ジワにつながるため「スマートフォンを見る時間を減らす」「明るく目が疲れにくい環境で使用する」といった工夫も有効です。
喫煙は活性酸素を増やし肌の老化を加速さえる原因になるため、できれば控える、吸う本数を減らすことにも取り組んでみましょう。
若い頃から気になるおでこのシワを解消したいならエステも選択肢
おでこのシワは加齢とともにできる場合もありますが、紫外線の影響や毎日の表情ぐせが原因で若い頃からできてしまうこともあります。早めのケアが大切ですが、「どうしても薄くならない」「早くなんとかしたい」と思うなら、プロのケアが受けられるエステもおすすめですよ。
銀座グラティアではコラーゲンの生成を促しハリのある肌に導く「BBL光フェイシャル」や、肌老化にアプローチしてシワをはじめとしたエイジングサインに効果を発揮する「ヒト幹細胞」などさまざまなエステメニューを用意しています。
おでこのシワが気になるなら、ぜひ銀座グラティアへご相談ください!