「コンシーラーを塗ったのに逆にシミが浮いて見える…」
このように時間がたつとシミが目立つ、浮いて見えるなどのシミが浮き出る現象に悩んでいませんか?
シミが目立つと老けた印象になりやすいため、しっかりカバーしたいですよね。
そこで今回はコンシーラーでうまくシミを隠せない原因と、しっかりカバーするための正しい使い方をご紹介します。メイクの仕上がりにモヤモヤしている方は、ぜひチェックしてみてくださいね!
Contents
そもそもなぜ「シミが浮き出る」の?|コンシーラーを塗ってもシミが目立つ理由

「しっかりコンシーラーで隠したつもりなのに、時間がたつとシミが浮いて目立ってしまう…」
そんなお悩み、意外と多いんです。じつはその原因、コンシーラーだけではなく色選びやベースメイク全体のバランスにもあるかもしれません。
ここでは「なぜシミが浮き出るのか?」その理由をわかりやすく解説していきます。
コンシーラーの色が肌の色とあっていない
コンシーラーでよくあるのが、肌のトーンに合っていない色を選んでしまっているパターン。
シミをしっかり隠したい一心で濃い色を使ってしまうと、逆に「そこだけ浮いて見える」原因になります。とくに明るすぎる色は、シミの茶色と混ざってグレーっぽくなってしまうことが多いです。
コンシーラーのテクスチャーがあっていない
乾燥肌なのにマットタイプの固いコンシーラーを使ってしまったり、逆にオイリー肌なのにリキッドタイプでヨレやすかったり…。
自分の肌質とテクスチャーが合っていないと、時間がたったときにシミが浮きやすくなります。
ファンデや下地との相性や重ね方に問題がある
コンシーラーを使う前に塗る下地やファンデーションの相性も実はとても大事。
下地が油分多めなのに水分系のコンシーラーを重ねるとヨレやすくなったり、ファンデのあとに厚塗りするとムラになったりします。シミが浮き出ないためにはベースメイク全体のバランスがカギです。
乾燥や皮脂崩れによる色ムラ
シミが浮いて見える原因のひとつが「時間がたってからの崩れ」です。
肌が乾燥してコンシーラーがひび割れてしまったり、皮脂が浮いてシミ部分だけ色ムラになったりすることで目立ってしまいます。
▶︎シミを消したい方におすすめの方法を紹介!消せるシミと消せないシミについても解説します
やりがちNG!シミが浮き出るコンシーラーの使い方

「隠したい!」という気持ちが強すぎて、じつは逆効果になっている使い方をしていませんか?
コンシーラーの使い方には、ついやってしまいがちなNG行動がいくつかあります。ここでは、シミが浮きやすくなる典型的なNG使い方をチェックして、正しいメイクへの第一歩を踏み出しましょう。
広範囲にベタ塗りしてしまう
「しっかり隠したい!」と、つい顔全体にコンシーラーを塗っていませんか?
でも実はこれ、厚塗り感が出るうえに時間がたつとヨレやすくなるNGパターンなんです。
シミ隠しはあくまで「ピンポイント」でOK。気になる部分だけを少量ずつ、トントンと塗るのが自然に仕上げるコツです。
濃い色のコンシーラー使ってしまう
シミをしっかりカバーしたいからと、つい濃いめの色を選んでしまいがちです。
しかし濃すぎる色は肌やファンデとのトーンが合わず、かえって「そこだけ浮いて」しまうことになります。カバー力だけでなく、自分の肌色とのなじみも意識して色選びをしましょう。
パウダーやファンデの上から何度も重ねる
メイク直しのたびに何度もコンシーラーを重ねていると、ムラになって逆にシミが目立つ原因になります。
お直しは「少量」を「やさしく重ねる」のがポイント。ティッシュで軽く押さえてから、気になる部分にだけ薄くのせるのが理想的です。
指でゴシゴシとこするように塗る
指でコンシーラーを塗るときに指でゴシゴシすると、コンシーラーがヨレたり色がムラになったりしてしまうことも。その結果、シミが浮き出てしまいます。塗るときは、指の腹やブラシで優しくトントンと叩き込むようになじませるのが美しい仕上がりのコツです。
シミが浮き出る人はコンシーラーを「2種類」使うのがおすすめ!

「コンシーラーって1本でいいんじゃないの?」と思っている方も多いはず。でも実は、仕込みと仕上げで使い分ける「ダブル使い」が、自然にシミをカバーするカギなんです。
- 仕込み用コンシーラー:シミの濃さに合わせて色を選び、ファンデの前に仕込む
- 仕上げ用コンシーラー:ファンデと肌になじむ色で、足りない部分を調整
2種類も使うのは面倒かもしれませんが、コンシーラーの「ダブル使い」でシミが浮きにくくナチュラルな仕上がりに。しっかり隠しつつ厚塗り感も抑えられますよ。
▶︎シミの種類とは?症状に合わせた対処法とスキンケア
シミを浮かせないためのコンシーラー選びのポイント

コンシーラーは「なんとなく肌色っぽい色を選べばOK」と思っている方もいるでしょう。
しかし色味だけでなく、テクスチャーの硬さや目的別の使い分けが仕上がりに大きく影響するんです。ここでは、シミをしっかりカバーするために意識したい選び方のポイントをご紹介します。
【仕込み用】シミの色にあわせて選ぶ
シミの色に合ったコンシーラーを選ぶのがきれいに隠すコツ。
- 濃い茶色いシミ:オレンジ系
- 薄いシミ:ベージュ系
仕込み用のコンシーラーは、隠したいシミの色味に応じて使い分けましょう。部分的に色を変えて仕込むと、浮きにくく自然に仕上がります。
【仕上げ用】ファンデーションの色に合わせて選ぶ
仕上げ用のコンシーラーは、肌やファンデの色になじむものを選ぶのが鉄則。
同じブランドでそろえると色浮きを防げて安心です。仕上げに自然なトーンでなじませれば、シミカバーもぐっとナチュラルになります。
シミをカバーするには硬めのテクスチャーが◎
シミをしっかり隠したいなら、ヨレにくく密着感の高い「硬めのテクスチャー」が◎
指や筆でトントンと置くようになじませると、厚塗りにならず自然なカバー力を発揮してくれますよ。
シミが浮き出るのを防ぐコンシーラーの正しい使い方
せっかくコンシーラーを選んでも、塗り方が間違っていたら意味がありません。正しい使い方をマスターすれば、厚塗り感のない自然な仕上がりに。
メイク初心者の方でもすぐに実践できるコンシーラーの使い方は以下の通りです。
【シミが浮き出るのを防ぐコンシーラーの正しい使い方】
- 下地をしっかり整える(乾燥していると密着しにくい)
- シミ部分に仕込み用コンシーラーをトントンと置く
- 指やブラシで優しくぼかす
- 上からファンデーションでなじませる
- 最後に必要なところにだけ仕上げ用コンシーラーで調整
このステップで仕上げると、自然なのにちゃんと隠れている理想の仕上がりに!
メイクだけに頼らない!悩みを解消するシミ対策

シミを隠すだけでなく「できにくくする」「薄くする」ことができたら理想的ですよね。そのためには、日々のケアで「予防・改善」することが大切。
以下がメイク以外にもできる日々のケアや生活習慣です。
【シミの予防・改善対策】
- 紫外線対策を毎日徹底(日焼け止め・帽子・日傘)
- 美白有効成分入りスキンケアで外側からケア
- ビタミンC・E豊富な食事で内側からサポート
未来のシミを増やさないためにも、今できることから始めてみましょう!
▶︎シミができやすい人の特徴とは?正しいお手入れで美白肌を目指そう
シミが浮き出るのを防ぐには自分にあったコンシーラーを選んでしっかりカバーしよう!

コンシーラーでシミが浮いてしまうのは、使い方や色・テクスチャーが自分に合っていないからかもしれません。コンシーラーは2種類を上手に使い分けることで、シミをもっと自然にカバーできます。
メイクテクを見直しつつ、日ごろのスキンケアや紫外線対策も意識していけば、鏡を見るのが楽しくなる毎日に近づけるはず。
気になるシミはメイクで無理に隠すより「うまく付き合っていく」感覚でケアしていきましょう♩






