と、疑問に思ったことはありませんか？ニキビのはじまりを知り、痛くなる前にケアできればうれしいですよね。そこで今回は、ニキビがどうやってできるのかを解説！ニキビの解消法や予防法もあわせて紹介します。繰り返すニキビに悩んでいるなら、ぜひチェックしてくださいね。
Contents
ニキビのはじまりはまだ見た目にも手触りでもわからない毛穴の詰まり
ニキビの主な原因は、過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まることです。そこに角質などが混ざり込んだり、アクネ菌が増殖したりすることで目立つニキビになります。
ニキビのはじまりは、毛穴にたまり始めた「マイクロコメド」といわれる状態です。多少毛穴の広がりを確認できますが目立つことはなく、手で触ってもざらつきなどを感じることはほとんどありません。
ニキビの原因あれこれ
ニキビができる原因をさらに深く見ていきましょう。
皮脂はどうして過剰に分泌されるの？
ニキビの主な原因は過剰に分泌された皮脂ですが、そもそもなぜ皮脂が過剰に分泌されるのでしょうか。理由としては以下の2つが挙げられます。
- もともと皮脂分泌が過剰
- 乾燥により肌が肌自身を守ろうとしている
もともとオイリー肌、思春期にともなうホルモンバランスの変化は、皮脂分泌が過剰になる原因です。また、肌の乾燥も皮脂分泌を盛んにします。肌が乾燥すると肌のバリア機能が衰えるため、肌にとっては危機的状態です。乾燥した肌が自分を守るためには油分を分泌するしかありません。このため乾燥肌も皮脂が過剰に分泌される原因になります。
ターンオーバーの乱れもニキビの原因になるの？
紫外線、肌の乾燥、ホルモンバランスの乱れなど、さまざまなことが原因で肌のターンオーバーは乱れます。ターンオーバーとは、肌の中で生まれた角質細胞が徐々に押し上げられてはがれ落ちるまでの過程のこと。つまり肌の生まれ変わりのサイクルのことです。
ターンオーバーが乱れて古い角質が蓄積されると、毛穴に入って皮脂とともに詰まり、ニキビの原因になります。
メイクの落とし残しもニキビになるって本当？
メイクの落とし残しも、ニキビの原因になります。メイクには油分が多く含まれているため、皮脂と同様に毛穴に詰まると落としにくく、刺激にもなります。メイクの落とし残しはニキビができる原因になりますが、ニキビを悪化させる原因にもなります。
ニキビの種類｜ニキビは段階を追って悪化する
マイクロコメドの状態を過ぎると、ニキビはいくつかの段階を経てさまざまな種類のニキビヘと変化します。くわしく見ていきましょう。
白ニキビ
白ニキビとは皮脂が毛穴に詰まり、白くポッコリとした盛り上がりができた状態のニキビを指します。毛穴はふさがっているので医学的には閉塞面皰と呼ばれます。炎症はないので痛みを感じることはありません。ただし白ニキビの中ではアクネ菌が増殖し始めています。
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黒ニキビ
白ニキビの状態から毛穴が開き、古い角質と皮脂が混ざって詰まり、酸化すると黒ニキビになります。毛穴が開いていることから、医学的には閉塞面皰といいます。ぽつぽつと硬い肌触りで、毛穴に黒ずみが生じ目立ちます。黒ずんでいるうえ、物理的にこんもりとしているため、メイクでも隠しにくいニキビです。
赤ニキビ
白ニキビや黒ニキビの状態からさらにアクネ菌が増殖し、悪化して炎症を起こしたものが赤ニキビです。刺激によって赤ニキビはできやすく、髪が触れるフェイスラインや額などに好発します。思春期には頬をはじめお顔全体に広がることもあり、放置しているとさらに悪化してあとが残るニキビにまで発展することもあります。
黄ニキビ
赤ニキビがさらに悪化すると黄ニキビになります。黄ニキビの内側には炎症によって化膿し、膿がたまっています。痛みも強く、炎症が周囲まで広がることもあります。長期化するとあとになって残ることもある、ニキビの最終形態といえるニキビです。
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毛穴を詰まらせないためにはどうすればいい？いやなニキビを作らないための予防法
ニキビは普段からのケアで発生を防ぐことができます。思春期のニキビも正しいケアをすれば症状を落ち着かせることができるため、ぜひ普段から以下のケアに取り組んでみてくださいね。
蒸しタオルで毛穴を開く
蒸しタオルで毛穴に詰まった皮脂を柔らかくしてからクレンジングや洗顔を行うと、すっきり落としやすいのでおすすめです。タオルに水を含ませ、600Wの電子レンジで1分程度温めましょう。タオルが熱すぎないことを確認してから、お顔に乗せます。お顔に乗せる時間は1～2分程度が目安。タオルが冷める前にやめてくださいね。そのあとクレンジングや洗顔を行いましょう。
丁寧なクレンジングと洗顔
ニキビを予防するためには、とにかく清潔な肌を維持することが重要です。
メイクの落とし残しがあってはいけないため、まずは丁寧なクレンジングを心がけましょう。肌状態にあったクレンジングを使って、やさしくメイクを浮き上がらせます。小鼻、髪の生え際などは落とし残しが起きやすい部分のため、より丁寧になじませてください。
クレンジングを拭き取る、または洗い流したら洗顔を行います。洗顔料は十分に泡立て、泡をクッションにして、直接手が肌に触れないように洗いましょう。
洗顔のあとはぬるま湯で丁寧に洗い流します。洗顔の洗い残しもニキビの原因になります。髪の生え際も確認し十分に洗い流しましょう。洗顔のあとは、清潔なタオルで押さえるようにやさしく拭き取るようにしてください。
酸化した皮脂を肌に長く残さないために、洗顔は朝・夕2回行うのがおすすめです。
肌状態に合わせた保湿
ニキビ予防には保湿も欠かせません。乾燥している場合はもちろんのこと、思春期など皮脂分泌が常に過剰な場合でも、肌状態に合った保湿をすることが重要です。
化粧水は清潔な手で押さえるようにつけるか、コットンにとって使用しましょう。皮脂が多い肌の場合、乳液をコットンでつけると余計な油分が軽減されてさらっと使えます。
ニキビの原因は皮脂が毛穴に詰まること！早めにケアしてニキビのない肌を維持しよう
ニキビは毛穴に皮脂が詰まることが原因で発生します。つまり毛穴に皮脂が詰まらないようなケアを続けていれば、ニキビ知らずのキレイな肌を維持できるということ。毎日の丁寧な洗浄と保湿はマストですが、どうしてもニキビを繰り返すなら、エステで毛穴の根本洗浄をしてみるのもおすすめですよ。
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