シワがあると一気に老けた印象に見えてしまうため、何とか取れないかと考える方も多いのではないでしょうか。シワの原因はさまざまにあり、またシワの種類もいくつかあります。シワを取りたいならシワの種類にあわせてケアすることが大切。
今回はシワの種類を詳しく解説するとともに、シワに応じたセルフケアを紹介します。シワを取りたい、これ以上ひどくしたくないと思っている方は参考にしてくださいね。
Contents
シワ取りを考えるなら、まずはシワのタイプを確認しよう!
シワのタイプは大きく分けて2種類あり、表皮性のシワと真皮性のシワに分けられます。それぞれの特徴を詳しく解説していきますね。
表皮性のシワ
表皮性のシワは皮膚の浅い部分にできるシワ。皮膚は表面から表皮・真皮・皮下組織の順で階層構造になっていて、表皮のみで発現しているシワが表皮ジワです。適切なシワ取りケアをすれば改善が期待できる、シワの初期症状といえるでしょう。
真皮性のシワ
真皮性のシワとは肌の奥深く、真皮層まで刻み込まれているシワのこと。表皮から真皮までV字状に陥没しているシワで、なかなか改善の難しいシワでもあります。肌の真皮にはコラーゲンやエラスチンといった弾力線維があり、その周りをヒアルロン酸が覆っています。これらのバランスが崩れると表皮を支えられなくなり、深く刻まれる真皮性のシワができてしまうのです。
【シワの種類別】シワの原因とどこにできやすいか詳しく紹介!
シワの種類はいくつかあり、それぞれ原因が異なります。自分の悩みのシワがどれに当てはまるか、確認してみましょう。
乾燥ジワ(表皮性)
シワの初期段階として、年齢に関係なく表れやすいのが乾燥ジワです。乾燥ジワの主な原因とできやすい場所は以下のとおり。
■原因
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できやすい場所
※乾燥がひどいときは顔全体にできることも |
肌表面は潤いによってハリ感を保っています。しかし肌が乾燥してしまうとそのハリ感は失われ、風船がしぼむようにシワができてしまいます。皮膚が特に薄い目の周りや口元は乾燥ジワができやすい部分。乾燥が進めば頬や額など顔全体に、ちりめん状のシワができてしまうこともあります。
表情ジワ(表皮性/真皮性)
表情ジワは表情筋の動きに影響されてできるシワです。表情が豊かである証ともいえますが、深く刻まれることもあるため気になる方も多いはず。主な原因やできやすい場所は以下のとおりです。
■原因
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■できやすい場所
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スマートフォンやパソコンを凝視していると、知らないうちに眉間にシワができている方も多いのでは?普段からよく笑う方は目尻のシワやほうれい線ができやすく、上目遣いをよくする方は額にシワができやすくなります。
眉間や額のシワのように、表情クセでできているシワは普段から注意することでシワが深くなるのを防げるかもしれません。しかし笑いジワを作りたくないからといって、笑わないわけにはいかないですよね。
表情ジワにはセルフケアだけでなく、エステでシワ取りの施術を受けてみるのも方法ですよ。
紫外線ジワ(表皮性/真皮性)
紫外線を浴びると肌のバリア機能が低下し、乾燥しやすく小ジワを作る原因になります。また紫外線の中でUV-Aと呼ばれる波長は肌の真皮にまで届き、コラーゲンやエラスチンなどの弾力線維を変成させます。すると弾力が失われ、たるみや深く刻まれるシワを作ることに。
■原因
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■できやすい場所
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紫外線ジワは紫外線に当たりやすい額や皮膚の薄い目元、口元にできやすいシワです。しかし紫外線は肌全体に降り注いでいるため、どこにできても不思議ではないのが、紫外線ジワの怖いところ。
シミも併発することがあるため、日頃から紫外線対策には注意しておきたいですね。
たるみジワ(真皮性)
年齢ジワともいえるのがたるみジワ。肌のたるみの影響を受けて深く刻まれる、真皮ジワです。原因やできやすい場所は以下のとおりです。
■原因
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■できやすい場所
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加齢とともに起こる皮下脂肪の減少、表情筋の衰え、骨量の低下により、皮膚が支えられなくなるとたるみが生じ、シワを作ります。目頭から頬にかけてできるゴルゴラインやほうれい線、口角から顎にかけてできるマリオネットラインなどが代表的なたるみジワです。
シワ取りはどうすればいい?シワの種類ごとの必要なケアを紹介
シワを取りたいと思うなら、シワの種類にあわせたケアに取り組んでみましょう。
乾燥ジワには「保湿」
表皮性のシワである乾燥ジワ対策には、「保湿」がもっとも大切なケア。原因となっている乾燥肌を改善することで、乾燥ジワも目立たなくなる可能性があります。化粧水、乳液といった基本的なケアに加え、美容液やクリームなど高い保湿効果が期待できるアイテムをプラスしてみるのもおすすめですよ。
顔を洗う段階で乾燥を加速させていることもあるため、クレンジングや洗顔も保湿効果の高いものを選び、やさしくケアすることが乾燥ジワ対策になります。
表情ジワには「マッサージ」
表情ジワは真皮にまで影響が及ばないうちにケアしたいところ。保湿はもちろんのこと、やさしくマッサージするのが有効です。
スキンケアを付ける際などに行うと、滑りもよく肌に負担をかけずにマッサージできます。もちろんマッサージクリームやオイルを使うのもおすすめですよ。
眉間のシワには指の腹を使って、くるくる回すようにマッサージしましょう。額のシワには手のひらを使い、眉から髪の生え際まで引き上げるようにマッサージするのがおすすめ。目の周りは外回りにやさしくぐるりと。
口周りは、顎から口角の外を通りながら鼻の下まで指先を滑らせてマッサージします。口の中から、舌でほうれい線部分を押し上げてあげるのもおすすめですよ。
いずれもやさしく行うのがポイント。強くこすると、かえってシワが増える原因にもなるため注意してくださいね。
紫外線ジワには「紫外線対策」
紫外線を浴びる時間が長いほどダメージは深刻になります。まず徹底した紫外線対策を心掛けましょう。しっかりとした保湿、マッサージ、筋トレなど、全てのケアが有効です。
また紫外線ダメージで、肌の生まれ変わりであるターンオーバーが乱れることも考えられます。肌の生まれ変わりが鈍化すれば、シワもなかなか改善しません。角質ケアで古い角質を取り除き、ターンオーバーを正常に導くことも紫外線ジワの改善に役立ちますよ。
たるみジワには「筋トレ」
たるみジワは衰えた表情筋を鍛えることで、改善を目指せるかもしれません。おすすめなのは「あ・い・う・え・お」体操。大げさなくらい大きく口を開けて、一音ずつ発音してみましょう。
また顔をすぼめる体操もおすすめですよ。やり方は以下のとおりです。
- 顔のパーツが左右片方に全て集まるようイメージして顔をすぼめる
- 元に戻し、今度は口、目を大きく開く
- 反対側も同様に行う
5回程度を目安に行ってみてくださいね。
シワ取りでハリのある美肌を取り戻したいなら銀座グラティアがおすすめ
「セルフケアでは思うようにシワ取りできない」と感じたら、エステでのケアがおすすめです。
銀座グラティアは肌悩みに応じたオプションメニューも豊富。例えば「BBL光フェイシャル」は光の力で真皮にアプローチし、コラーゲンやエラスチンの生成を促してくれます。シワ、たるみ、さらにシミや乾燥などあらゆる肌悩みにアプローチしてくれるため、若々しい肌になりたい方におすすめの施術。
ピーリングケアである「アクアピール」は、古い角質を取り去りってターンオーバーの正常化を促し、美容成分の浸透を助けます。潤いも補給してくれるので、乾燥小ジワ対策にも効果的ですよ。
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