朝食を抜くと空腹時間が17時間にもなります。
脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖の脳内での保持時間は約15時間なので、
朝食抜きでは昼食前の2時間は頭が働きにくくなり、
全身のコントロールもうまくいかなくなるので
代謝が下がってダイエットにも悪影響となります。
このことを理解して、朝食を食べるようになってくれればよいのですが、
朝食抜きがいけないなら夕食を抜こうと考える人も出てきます。
しかし、夕食を抜くともっと空腹時聞が長くなって、もっと悪影響が出てしまいます。
夕食抜きでエネルギー不足
夕食を抜いて、早めに眠ったら空腹に悩まされることがない、という人もいますが、
夕食を抜くと昼食と朝食の間の空腹時間は19時間にもなります。
これでは脳がブドウ糖不足になっている時間が4時間となります。
朝食を抜いたときの2倍にもなります。
寝ている間は脳があまり使われていないイメージもありますが、
寝ているときにも70%ほどのエネルギー消費があります。
夕食抜きは体脂肪が落ちやすいのは確かですが、
全身のエネルギー不足にもなるので夕食は絶対に抜いてはいけないのです。