年齢を重ねることに深くなっていくおでこのシワ。そんな頑固なおでこのシワに悩んでいる方も多いでしょう。
おでこにシワがあると老けた印象になったり、不機嫌に見えたりなど、さまざまなデメリットがあります。おでこにシワがあるだけで見た目の印象が大きく変わってくるので、何とか解消したいものです。
本記事ではおでこのシワの原因や対策方法について詳しく解説します。正しいスキンケア方法もご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
おでこにシワができる4つの原因
老けた印象や不機嫌な表情に見えるなど、マイナスな印象を与えてしまうおでこのシワは、なぜできてしまうのでしょうか。おでこにシワができる原因には多くの理由が考えられますが、その中でも以下の4つが大きな原因とされています。
- 表情の癖
- 乾燥
- 紫外線
- ハリ不足
それぞれの原因を詳しく見ていきましょう。
①表情の癖
人には「表情じわ」があります。表情じわとは、表情を動かす際に癖付いてしまうシワのことです。例えば「笑いジワ」と呼ばれるものは、目尻につくことが多いです。
同じく、おでこをあげたり下げたりする癖がある方は、おでこにシワができやすい傾向にあります。弾力やハリがある肌であれば、表情の変化でシワが入ってもすぐに元に戻ります。
しかし、加齢とともに肌のハリや弾力が低下している場合は、おでこを動かしたときにできたシワが長時間残ってしまうのです。
②乾燥
湿度が低い場所にいたり、洗顔やクレンジングなどで必要以上に皮脂を洗い落としたりする場合は、肌が乾燥してしまいます。肌が乾燥すると内部の水分が失われ、顔に細かいシワが入りやすくなります。
また、おでこは皮脂の分泌が活発な場所です。表面はテカッているのに、内部は乾燥しているというインナードライ肌になることも。シワとテカリのダブルパンチで、見た目の印象が大きく下がってしまうかもしれません。
③紫外線
紫外線はお肌の大敵です。紫外線を浴び続けると、肌の奥にあるコラーゲンやエラスチンを破壊し、肌の弾力を低下させてしまいます。
肌の弾力が低下すると、重力で皮膚を持ち上げられなくなるため、深いシワができてしまうのです。
紫外線は夏だけではなく、1年中降り注いでいます。曇りや雨の日でも紫外線は発生しているため、しっかり紫外線対策を行わなければいけません。
④ハリ不足
加齢とともに徐々に肌のハリは失われていきます。肌のハリに重要なのは、真皮にあるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などです。
しかし、年齢を重ねるとコラーゲンやエラスチンの生成が少なくなり、ハリ不足を招いてしまいます。ハリ不足になるとおでこのシワだけではなく、シミやたるみなど多くの肌トラブルの原因となるため、注意が必要です。
おでこのシワを予防するための4つの対策方法
何とかおでこのシワを予防できないかと、悩んでいる方も少なくないでしょう。おでこのシワを予防する効果的な方法は、以下の4つがあります。
- 紫外線対策を徹底する
- 保湿ケアを丁寧に行う
- お肌に負担をかけない
- うつぶせ寝・横向き寝は避ける
それぞれの対策方法のポイントと注意点を詳しく解説していきます。
紫外線対策を徹底する
上記でもお伝えしましたが、紫外線は1年中降り注いでいます。曇りや雨の日、冬の時期でも紫外線はあるため、1年中紫外線対策を徹底することが重要です。
日焼け止めクリームや日傘、サングラスなどで外出時の紫外線から肌を守りましょう。
また、室内にいる時でも紫外線はガラスを通して入ってきます。おでこのシワを予防するためにも、室内であっても日焼け止めクリームを塗って対策しましょう。
ただし、長時間強い日焼け止めクリームを塗ると、肌に負担がかかる可能性があります。ですので、外出する際はPA値が高いものを、室内にいるときは肌に優しいクリームを塗って対策するようにしましょう。
保湿ケアを丁寧に行う
肌を乾燥から守るためには、保湿ケアが欠かせません。乾燥でシワが深く刻まれないためにも、保湿ケアを丁寧に行いましょう。
ヒアルロン酸やコラーゲンなどの保湿成分が配合されたクリームを使って、ケアするのがおすすめです。化粧水→美容液→乳液→保湿クリームの順番で、肌の水分を逃さないようにしっかり蓋をしてあげてください。
可能であれば、保湿成分が配合されたフェイスパックも併用すると良いです。週に3〜4回を目安に、フェイスパックを使ってスペシャル保湿ケアを行いましょう。
お肌に負担をかけない
肌を乾燥させないためにも、刺激を与えないように心がけてください。洗顔やクレンジングでゴシゴシこすったり、強い力で肌をタッピングするのはNGです。
肌に負担をかけるとダメージが蓄積され、バリア機能の低下につながります。しっかりお手入れしているつもりなのに、肌にとっては逆効果になることも。
特に洗顔の際は、しっかり泡立ててから、泡で洗うように意識してください。洗顔後は非常に肌が乾燥しているので、すぐに化粧水やクリームなどで肌の水分を補ってあげましょう。化粧水やクリームを塗るときも、肌に浸透させるようなイメージでやさしく押し込むのがポイントです。
うつぶせ寝・横向き寝は避ける
うつぶせや横向きで寝ると、自然におでこにシワが寄ってしまう可能性があります。特にうつぶせの場合は枕におでこが押し付けられるため、圧迫されてシワができることも。
寝付きやすい姿勢は人によって異なりますが、できれば仰向けで寝るのがベターです。最初から体制を変えるのは難しいかもしれないので、徐々に仰向きの時間を伸ばすように意識してみてください。
おでこにシワができた時にやってほしい3つのセルフケア
シワができないように対策していても、いつの間にかおでこにシワができてしまうときもあります。おでこにシワができたときでも、あせらず正しいセルフケアを行うことで、シワを薄くできるかもしれません。
次に、おでこにシワができたときにやってほしい3つのセルフケアをご紹介します。
- マッサージ
- 保湿のスペシャルケア
- シワに有効的な化粧品を使う
それぞれのセルフケアを以下で詳しく見ていきましょう。
マッサージ
おでこにシワができた時は、マッサージが効果的です。筋肉が凝り固まっているとシワができやすくなるため、おでこ周辺の筋肉を緩めることでシワを薄くする効果が期待できます。
おでこのシワ改善マッサージのやり方
- 顔全体にオイルやクリームを塗る
- 人差し指から小指までの指を使って、生え際を覆う
- 頭皮が動いているのを感じながら、ゆっくり円を描くようにマッサージする
- 少し下に下がっておでこを円を描くようにゆっくりマッサージする
- 眉毛の上部を円を描くようにゆっくりマッサージする
- 両手のひらを使って、眉毛の上から生え際まで引き上げるようにスライドさせる
マッサージを行う際に注意すべきなのが、皮膚をこすらないことです。皮膚をこすると摩擦が生じて、よりおでこのシワを悪化させてしまうかもしれません。
オイルやクリームで滑りを良くしてから行うようにしましょう。
保湿のスペシャルケア
おでこにシワができた際は、保湿のスペシャルケアを行うのも効果的です。例えば、毎日はもったいなくて使えない高い美容液やフェイスパックなどがおすすめです。
高い化粧品を購入しても、少しずつ使っていればあまり意味がありません。毎日使うとなればもったいなくて、ケチってしまうこともあるでしょう。
しかし、週に1〜2回のスペシャルケアとしてのアイテムにすれば、たっぷり使いやすいです。
コラーゲンやエラスチン、レチノール、ナイアシンアミドなどの保湿成分が配合されている化粧品を使ってみてください。
シワに有効的な化粧品を使う
化粧品の中には、医薬部外品もあります。医薬部外品とは厚生労働省が効果を承認している化粧品のことです。
現在販売されている化粧品の中でも医薬部外品のシワ対策クリームがあり、シワケアにおすすめです。通常の化粧品と比べると高額ではありますが、使い続けることで高い効果が期待できるでしょう。
頑固なおでこのシワにはBBLがおすすめ
頑固なおでこのシワに悩んでいる方は、美容施術の力を借りるのも1つの手です。中でも、おでこのシワにはBBLがおすすめ。
BBLとは、ブロードバンドライトという医療用の光を肌に照射して、肌トラブルを改善する治療方法のことです。なんと、フォトフェイシャルの5倍の威力を持っています。
またBBLは、痛みやダウンタイムが少ないのもメリットの1つです。忙しくて長期間の休みが取れない方や周りに気づかれたくない方でも、安心して施術を受けられるでしょう。
さらに、肌そのものの若返りも促してくれるため、おでこのシワだけではなくシミやたるみなどあらゆる肌悩みにアプローチしてくれます。すぐに効果が表れる施術ではありませんが、続けることで徐々にシワが薄くなっていくでしょう。
銀座グラティアでは医療機関以外では唯一BBLの照射が認められたマシンを使ったBBLの施術が人気です。ぜひお気軽にお試しください。