私たち人間はカロリーを摂取しすぎると脂肪細胞が大きくなってしまいます。ぶよぶよとした脂肪はすべて脂肪細胞で構成されているんですよ。
ただし、脂肪細胞には白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の2つの種類があり、このうち私たちが太る原因になり得るのは白色脂肪細胞です。
本記事では脂肪細胞の働きや種類、太る仕組みや脂肪細胞にアプローチして痩せる仕組みをご紹介します。
Contents
脂肪細胞の働きと種類
まずは脂肪細胞の基本からおさらいしておきましょう。
脂肪細胞とは? 脂肪細胞の役割
脂肪細胞は、人間の体のエネルギーの貯蔵庫です。人間をはじめとした動物は食料不足に備えて、過剰なエネルギーを溜め込む性質があります。必要以上のエネルギーを摂取すると、太ってしまうのはこのためです。脂肪細胞の中に過剰に摂取した分を貯蔵して、エネルギーが足りなくなったときに消費します。
脂肪細胞には2つの種類がある
脂肪細胞の種類は「白色脂肪細胞」と「褐色脂肪細胞」の2種類です。白色脂肪細胞は、全身のありとあらゆる部位に存在し、余分なエネルギーを溜め込みます。褐色脂肪細胞は、溜め込んだカロリーを熱に変換して放出させる細胞です。褐色脂肪細胞が多い方は太りにくいといわれています。ただし褐色脂肪細胞は、白色脂肪細胞よりも少なく脇の下や首の回り、肩甲骨や心臓、腎臓の周辺にのみ存在しています。褐色脂肪細胞の働きが活発ではない方は、エネルギーの消費量が少なく太りやすい傾向です。
白色脂肪細胞のせいで太るメカニズムをもっと詳しく!
白色脂肪細胞は細胞内に「中性脂肪」としてエネルギーを溜め込みます。白色脂肪細胞が中性脂肪をためこむと、細胞自体が巨大化します。
ちなみに白色脂肪細胞は元のサイズの最大1.3倍(直径)までしか肥大しません。しかし白色脂肪細胞の肥大化だけでは到達できないほど太る方もいらっしゃいます。そういった方は、白色脂肪細胞が肥大した上でさらに増殖しているのです。BMIで計算すると27を超える方は白色脂肪細胞が肥大している上に増加していると考えられています。
身長別にBMI27の体重をチェックしておきましょう。
身長 | 体重 |
150 | 60.75 |
151 | 61.56 |
152 | 62.38 |
153 | 63.2 |
154 | 64.03 |
155 | 64.87 |
156 | 65.71 |
157 | 66.55 |
158 | 67.4 |
159 | 68.26 |
160 | 69.12 |
161 | 69.99 |
162 | 70.86 |
163 | 71.74 |
164 | 72.62 |
165 | 73.51 |
166 | 74.4 |
167 | 75.3 |
168 | 76.2 |
169 | 77.11 |
170 | 78.03 |
171 | 78.95 |
172 | 79.88 |
173 | 80.81 |
174 | 81.75 |
175 | 82.69 |
上記の体重を超えている方は、白色脂肪細胞自体の数が増えている可能性がありますので、脂肪細胞を減らすダイエット方法を検討したほうがよいでしょう。ただし筋肉が多く、体重が増えている方もいらっしゃいます。あくまでも目安として考えてくださいね。
脂肪細胞に着目したダイエット方法3選
脂肪細胞への理解を深めたところで、脂肪細胞を小さくしたり減らしたりして痩せる方法についてご紹介します。痩せたい方はぜひ参考にしてくださいね。
食事制限や運動等で摂取・消費カロリーをコントロールして脂肪細胞を縮小させる
すぐに取り組めるダイエット方法といえば食事制限と運動です。人間の体は、消費カロリーが摂取カロリーを上回ると白色脂肪細胞内の中性脂肪を使用して活動を始めます。食べる量を減らして摂取カロリーを減少させれば、白色脂肪細胞は少しずつ小さくなるのです。さらに運動をプラスすれば消費カロリーが増えますので、痩せるペースは早くなります。
ただし胃運動だけで痩せようとするのはNG。人間が1kg痩せるためには約7200キロカロリーです。これはフルマラソンで計算すると約3回分です。1ヶ月1kg程度のペースであれば不可能ではありませんが、結果がわかりづらく継続できません。
銀座グラティアでは「食事制限と運動を組み合わせて無理なく痩せましょう」とお話をしています。
老廃物やリンパの滞りを解消して痩せやすい体にする
人間の体は、不要な老廃物等は自然に排出できる仕組みを備えています。しかし筋肉量や運動量が少ない方は、排出の仕組みが十分に機能せず、リンパ節を中心に老廃物が溜まってしまうことが珍しくありません。
一度老廃物がたまってしまうと、身体中のリンパの流れが滞るようになり老廃物と水分が溜まりやすくなりむくんでしまいます。さらにリンパの流れが滞ることで通常の細胞に栄養が届きにくくなり基礎代謝も低下してしまいます。
リンパが詰まっている方は、まずはつまりを解消させることがダイエットの近道。リンパ節を中心に詰まった老廃物を流して、本来のリンパの流れを取り戻しましょう。リンパマッサージはさまざまなダイエット方法を組み合わせることで、痩身効果を高めてくれます。
最新技術を用いて白色脂肪細胞自体を消滅させる
理論的には、白色脂肪細胞自体が消滅すれば痩せることができます。そこで脂肪細胞を破壊するさまざまな技術が発見され、痩身マシンが開発されてきました。代表的なものは以下の通りです。
BMI27を超えている肥満体型の方は脂肪細胞を小さくするだけでなく、数自体を減らせる以下の施術も検討してみましょう。
痩身マシン名 | 仕組み | 効果 |
脂肪冷却 | 脂肪細胞が4度で凍結してアポトーシスすることを利用した痩身マシン | 施術から2ヶ月から3ヶ月ほどで効果が現れる。 部分痩せに向いている |
キャビテーション | 細胞に超音波を照射して気泡を生じさせることで脂肪細胞を破壊する | 施術後すぐに効果を実感できる人が多い。短期間で何度も施術を受けられる |
脂肪冷却ダイエットとは
脂肪冷却マシンはクリニックを中心に人気を集めている痩身メニューです。ダウンタイムがないため、脂肪吸引よりも気軽に施術を受けられます。銀座グラティアではクリニッククラスの脂肪冷却マシンを導入しており、クリニックよりもリーズナブルな価格で施術を提供しています。
キャビテーションとは
キャビテーションは超音波によって細胞内に泡を発生させ、泡が爆発することで脂肪細胞を破壊する痩身技術です。独特の音がするものの、施術に痛みや熱さ等は伴いません。ダウンタイムはゼロで、1週間に何度も施術を受けることができます。短期間で効果を実感できる方が多く、銀座グラティアでも根強い人気を誇るダイエットメニューのひとつです。
白色脂肪細胞を縮小&消滅させて痩せたい方は銀座グラティアにご相談を!
銀座グラティアではお客さまの体質や食習慣、生活習慣に応じたダイエットメニューを提案しています。さきほどご紹介した脂肪冷却やキャビテーションのように、運動や食事制限をせずに白色脂肪細胞を減らせる方法やリンパマッサージ等を交えた方法をご案内いたします。食事制限や運動をご希望のお客さまには、お客さまの生活にあった方法も提案可能です。銀座グラティアは痩せたいお客さまに寄り添い、お客さまが痩せるまで寄り添って走り続けます。まずはお気軽にお問い合わせください。