本記事では、年代別に毛穴を引き締めるケア方法を解説するので、ぜひ参考にしてみてください♩
Contents
年齢によって毛穴が開く原因は変わる!
年齢によって毛穴が開いてしまう原因が異なります。年代別の原因は以下のとおりです。
- 20代:皮脂の過剰分泌による「開き毛穴」
- 30代:加齢によりハリがなくなる「たるみ毛穴」
- 40代:加齢や乾燥による「帯状毛穴」
年代ごとに順番に解説します。
20代:皮脂の過剰分泌による「開き毛穴」
開き毛穴とは、毛穴が丸く広がり、ぽつぽつと目立つ状態のことです。20代はホルモンバランスの影響を受けやすく、皮脂の分泌が活発になりがちです。
その結果、毛穴から排出される皮脂の量が増え、毛穴の出口が押し広げられてしまいます。
30代:加齢によりハリがなくなる「たるみ毛穴」
たるみ毛穴とは、毛穴が縦長に広がり、楕円形や涙型のように見える状態のことで、肌のハリや弾力の低下によって目立ちやすくなるのが特徴です。
30代になると、肌内部のコラーゲンやエラスチンが減少し始め、ハリが失われやすくなります。その結果、肌全体が重力に引っ張られて、本来は丸かった毛穴が縦に広がりたるみ毛穴へと変化していくのです。
40代:加齢や乾燥による「帯状毛穴」
帯状毛穴とは、縦に伸びた毛穴が連なり、一本の線のように見える状態を指します。30代から目立ち始める「たるみ毛穴」が進行することで現れ、シワのように見えるため老けた印象を与えやすくなります。
加齢による肌のハリや弾力の低下が主な原因です。また、乾燥が加わることで、さらに悪化しやすくなります。
【20代】皮脂バランスを整えるスキンケアで毛穴を引き締める
皮脂の過剰分泌が起きやすい20代におすすめなケアは以下の3つです。
- クレンジング・洗顔前に皮脂を浮かせる
- 正しい方法でクレンジング・洗顔をする
- やさしく角質ケアできるスキンケアアイテムを使用する
クレンジング・洗顔前に皮脂を浮かせる
毛穴は温めると開くため、詰まった皮脂や汚れも浮きやすくなります。入浴時は湯船につかって体を温めるのが効果的です。
シャワーのみの場合は、蒸しタオルを顔に約3分あてると毛穴が開き、クレンジングや洗顔の効果が高まります。なお、タオルは40〜42℃程度を目安にし、熱すぎないよう注意しましょう。
正しい方法でクレンジング・洗顔をする
毛穴を引き締めるには、毛穴の汚れをしっかり落とすことが大切です。そのためには、肌に負担をかけない正しいクレンジングと洗顔が欠かせません。
クレンジングは、皮脂や毛穴汚れの吸着力に優れたクレイタイプがおすすめ。また、クレンジングと洗顔それぞれのポイントは下記のとおりです。
【クレンジングのポイント】
- 少量のぬるま湯で乳化させてから使用する
- 指の腹でやさしくなじませる
- こすらず摩擦を最小限に抑える
【洗顔のポイント】
- 泡立てネットでしっかり泡立てる
- 泡で包み込むようにやさしく洗う
- ぬるま湯で丁寧にすすぎ、洗い残しに注意する
なお、洗顔やクレンジングを1日に何度も行うと、必要な皮脂まで奪われてしまいます。乾燥を招き、毛穴がかえって開きやすくなることもあるため洗顔は朝晩、クレンジングは夜のみにしておきましょう。
やさしく角質ケアできるスキンケアアイテムを使用する
毛穴を目立たせないためには、不要な角質や汚れを落とす角質ケアが効果的です。なかでも、酵素やクレイ配合の洗顔料は、毛穴の奥の皮脂やメイク汚れをやさしく落としやすく、日常使いに向いています。
反対に、角栓パックや粒子の粗いスクラブは刺激が強く、肌を傷めるおそれがあるため、あまりおすすめできません。毛穴の開きを悪化させないためにも、低刺激で肌に負担の少ないアイテムを選びましょう。
【30代】ハリを与える保湿ケアで毛穴を引き締める
30代の具体的な毛穴を引き締めるケア方法は以下の3つです。
- 紫外線対策をする
- セラミドやコラーゲン配合の化粧品で保湿ケアをする
- 食生活を見直す
紫外線対策をする
紫外線は肌の奥にある真皮層にもダメージを与えるため、当たるハリや弾力が失われ、たるみが発生しやすくなります。紫外線は1年を通して降り注いでいて、毛穴の開きも悪化させる可能性もあるため、1年を通じて紫外線対策が必須です!
セラミドやコラーゲン配合の化粧品で保湿ケアをする
きちんと肌を保湿することで、肌が生まれ変わるサイクルであるターンオーバーやバリア機能が正常に働きだし、毛穴トラブルは改善されやすくなります。
入浴後はすぐに化粧水で水分を補充してから、クリームや乳液などでしっかりと蓋をし、水分の蒸発を防ぎましょう。保湿ケアにはセラミドやコラーゲン配合の化粧品が有効です。
食生活を見直す
たるみ毛穴改善には、食生活も大切です。コラーゲン生成を促す栄養素や肌の保湿力を上げてくれる栄養素などを取り入れるといいでしょう。
おすすめな栄養素 | たるみ毛穴への効果 | 栄養素補含む食べ物 |
大豆イソフラボン | コラーゲンやヒアルロン酸の生成を助ける | 豆腐、納豆等の豆類 |
ポリフェノール | 酸化による老化防止 | ブドウ、ココア |
タンパク質 | コラーゲンの生成 | 肉、魚、卵、乳製品 |
ビタミンC | コラーゲンの生成 | 緑黄色野菜、果物 |
一方で、脂質や糖分が多い食事はコラーゲンの生成を妨げるため、毛穴を引き締めるなら避けるのがベターです。たるみ毛穴を目立たせない肌づくりのためにも、バランスの取れた食生活を継続しましょう。
【40代】成分にこだわったスキンケアで毛穴を引き締める
40代におすすめの毛穴ケアは以下の3つです。
- ビタミンC誘導体が配合された化粧品を使用する
- レチノールでが配合された化粧品でターンオーバーを促す
- 表情筋トレーニングをする
ビタミンC誘導体が配合された化粧品を使用する
ビタミンC誘導体は、肌のハリと弾力を維持する効果のあるコラーゲンをつくる働きを活発にします。また、紫外線からのダメージをやわらげたり、毛穴を引き締めたりと、毛穴の悩み全般に有効な成分なので、積極的に取り入れましょう。
レチノールでが配合された化粧品でターンオーバーを促す
40代に多く見られる「帯状毛穴」には、肌の再生をサポートする成分で内側からのハリを取り戻すケアが重要になります。レチノールは、ターンオーバーを促進し、コラーゲンの生成を助けて肌にふっくらとしたハリを与える成分です。
定期的に取り入れることで、たるみによる毛穴の広がりを抑え、肌の引き締まりが期待できます。ただし、刺激を感じやすいため、少量から使用を始めて肌の様子を見ながら慎重に取り入れましょう。
表情筋トレーニングをする
表情筋を鍛えることで、肌を内側から引き上げる力が高まり、たるみ毛穴や帯状毛穴の対策にもつながります。下記の方法で表情筋トレーニングも取り入れてみるとよいでしょう。
- 食事では左右バランスよくしっかり噛む
- 「あ・い・う・え・お」と大きく口を開けて発声する
- 水を入れたペットボトルを唇でくわえて持ち上げる
日常の中で少しずつ取り入れるだけでも、表情筋の衰えを防ぎ、毛穴の目立ちにくい引き締まった印象の肌をキープできる可能性が高まるでしょう。
年代に合わせた毛穴ケアならグラティアまでご相談を
毛穴を引き締めるには、年代ごとに異なる原因に合わせたケアが欠かせません。ただし、一度開いてしまった毛穴はセルフケアだけで改善するのが難しい場合もあります。
そんなときは、プロのサポートを活用するのもひとつの手です。グラティアでは、年齢や肌状態に合わせたフェイシャルメニューを多数ご用意しています。
毛穴の開きに特化した施術も揃っており、長年悩んでいた毛穴トラブルにも効果が期待できます。「セルフケアでは限界かも…」と感じたら、ぜひ一度グラティアへご相談ください。