気温や湿度も大きく変化し、秋は夏の疲れがどっと出る季節。季節にあったスキンケアで、化粧ノリのいい肌を取り戻しましょう。今回は秋に化粧ノリが悪くなる原因を解説するとともに、効果的な解消法をくわしく解説します。早く化粧ノリの良い肌を取り戻したいならエステもおすすめですよ。くわしく見ていきましょう。
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そもそも化粧ノリが悪いってどんな状態?
そもそも化粧ノリとはメイクの肌なじみ具合を表す言葉。「化粧ノリが悪い」とは、ファンデーションがきれいにつかないさまざま状態を指します。例えば以下のような状態です。
- ファンデーションがムラになる、
- ファンデーションが浮く、なじまない
- ファンデーションがヨレてうまくつけられない
- 塗ってます感が出る(厚塗りに見える)
- 粉っぽく仕上がる
- くすんで見える
同じファンデーションでも肌コンディションが悪いと化粧ノリが悪くなり、ムラになったり浮いたりしてうまくなじみません。人によってはファンデーションを塗ることでくすんで見える場合もあります。こうした状態を総じて「化粧ノリが悪い」と呼んでいるのです。
秋に化粧ノリが悪くなる原因
秋に化粧ノリが悪くなる主な原因は、夏のダメージと秋の乾燥。くわしく解説しますね。
夏の紫外線による肌ダメージ
夏場大量に降り注ぐ紫外線を浴びると、肌にダメージが蓄積され以下のような症状が現われやすくなります。
- ターンオーバーの乱れ
- 角質肥厚
- バリア機能の低下
紫外線が肌に届くとさまざまな肌トラブルを引き起こします。紫外線による肌ダメージを受けた皮膚を早く排出させようとしてターンオーバーが早まると、十分に潤いを持たない角質が肌表面に押し上げられ、乾燥や角質肥厚を起こしやすくなります。ターンオーバーが遅くなかなか古い角質が生まれ変わらない場合も、乾燥や肌のくすみにつながります。
すると肌はごわついた状態に。肌表面のバリア機能も損なわれ、ますます肌のコンディションは悪くなります。この状態でファンデーションを塗っても肌になじまず、ヨレたり厚ぼったさを感じたりしやすくなるでしょう。
急激に始まった乾燥
秋になるとからっとした気候になり、過ごしやすいと感じることも多いですよね。その理由は湿度の低下。近年は9月になってもまだ残暑が厳しく湿度も高めですが、10月にもなれば空気はからっとして、それにともない肌も乾燥しやすくなります。
実は暑さで汗をかきやすいことやエアコンの影響で、夏の肌は隠れ乾燥状態になっていることが多くあります。その状態で秋の乾いた空気に触れると一気に乾燥が進むことに。急激な乾燥により肌が粉を吹いたり、くすんだりしてファンデーションがうまくのらなくなってしまうのです。
皮脂分泌の増加
秋になって急激に乾燥が進むと、肌が自分自身を守ろうとして皮脂を過剰に分泌します。いつもなんとなくべたつく、額や小鼻がテカるといった状態になり、化粧ノリが悪く崩れやすい状態になります。ヨレてなじまない、ファンデーションが浮いたように感じるのも、皮脂分泌が多いときに起こりがち。また時間とともに皮脂が酸化することで、メイクがくすみやすくなるのも特徴です。
「秋バテ」によるホルモンバランスの乱れ
秋になって気温が下がり過ごしやすくなったと思ったら、体に不調を感じること、ありませんか?
これは秋バテといわれる症状で、疲れやすくなったりホルモンバランスが乱れやすくなったりすることがあります。ホルモンバランスの乱れは肌に影響しやすく、肌がごわごわしたり肌荒れや吹き出物に悩まされたりしやすくなります。
ごわつきや肌荒れがある状態では当然化粧ノリは悪くなりますよね。秋枯れ肌なんていわれることもあるほど、夏の疲れが出る秋の肌は化粧ノリも悪くなりやすいのです。
秋に化粧ノリが悪くなった肌を元に戻すにはどうすればいい?
秋に化粧ノリが悪いと感じたら、きれいになるチャンスととらえてお手入れを見直してみましょう。化粧ノリをよくする5つのポイントを紹介します。
ごわついた古い角質を取り除く「角質ケア」
ターンオーバーの乱れなどで角質肥厚が起こりがちな秋は、角質のお手入れがとても大切。角質ケアのアイテムには、肌に乗せてマッサージすることでぽろぽろと古い角質が取れるものや、コットンに取って拭き取るように使用するものなどがあります。
いずれも使用した後は、まさに一皮剥いたような肌になれますよ。特に化粧ノリが悪いと感じたときに使用すると、つるつる感を得やすく次の日から化粧ノリが一気に良くなることもあります。角質ケアは毎日する必要はありませんが、秋のごわごわした化粧ノリの悪い肌にはぜひ取り入れたいアイテムです。
季節に応じた「保湿」
夏の疲れ、秋の乾いた空気による乾燥、いずれを回復するのにも保湿は欠かせません。夏場さっぱりしたテクスチャーのスキンケアを使っていた方も、涼しくなる秋になればしっとりとしたテクスチャーのものに変えていきたいですね。
まずは化粧水、乳液など基本のケアアイテムを使って、油水分を補いましょう。しっかりと保湿することで肌のバリア機能を高めることができます。肌も潤いでふっくらして化粧ノリが良くなりますよ。それでも潤いが足らない場合は、肌状態に合わせて美容液やクリームなどを追加してみてくださいね。
秋になっても忘れてはいけない「紫外線対策」
紫外線は1年中降り注いでいるので、秋になっても忘れず対策しましょう。日焼け止めはもちろんのこと、日傘や帽子などを活用するのもいいですね。
紫外線のダメージを受けた肌を回復するのに効果的な、抗酸化作用のある食品を摂取するのもおすすめですよ。美容には欠かせないビタミンCをはじめ、ビタミンA、Eなどが含まれている食品がおすすめです。秋の味覚では柿、栗、ぎんなん、鮭、サンマなど。ぜひ旬の味覚で紫外線対策をしましょう。
秋バテ解消の「生活習慣の見直し」
体のだるさや食欲不振、ホルモンバランスの乱れ、肌のくすみなどが出やすい秋バテの解消には、生活習慣の見直しが効果的。化粧ノリをよくするために秋バテ解消を目指すなら、以下の習慣を取り入れてみましょう。
- 早く寝る、十分な睡眠時間を確保する
- 冷たいものは控え、体が温まるものを食べる
- 適度な運動を取り入れる
- 湯船にしっかり漬かる
- 首、手首、足首を温める
体の中から改善することでホルモンバランスの乱れも落ち着き、肌に現われていた不調も落ち着いていくはずですよ。
秋冬用に見直したい「ファンデーション」
秋から冬にかけては乾燥が進みやすくなる時期。化粧ノリをよくするためには、ファンデーションも保湿力の高いタイプのものに切り替えるのがおすすめです。肌状態や仕上がりの好みによって自分に合うファンデーションは異なるため、店頭で美容スタッフさんなどに相談して、ぴったりのものを選んでくださいね。
化粧ノリの悪い秋の肌を緊急レスキューするならエステが近道
化粧ノリの悪さはたまった角質を取り除き、しっかりと保湿することが先ず大切。さらに生活習慣を見直して、体の内側からもケアすることで次第に化粧ノリの良い肌を取り戻すことができるでしょう。ただ、セルフケアでは回復するのに時間がかかることもありますし、思ったように改善しないこともあります。
早く化粧ノリのいい、みずみずしくやわらかい肌を取り戻したいなら、エステでケアするのがおすすめですよ。エステでは自宅では難しいスペシャルケアが受けられるので、肌の回復も早まります。ワンランク上のきれいな肌を目指せるのもエステのメリットですよ。
秋は肌も疲れが出る季節、スペシャルケアで化粧のりのいい肌を取り戻そう!
秋の化粧ノリの悪さは夏のダメージが原因。じっくりケアをしてみずみずしい肌を取り戻しましょう。
銀座グラティアでは、角質や毛穴の汚れをすっきり取り除くピーリングと保湿までしてくれる「ハイドラアクアピュア」や、肌を活性化させコラーゲンの生成やターンオーバーを促す「BBL光フェイシャル」など、秋になって化粧ノリが悪くなった肌から美しく健康的な肌を取り戻すメニューを豊富に用意しています。
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