「乾燥って冬だけじゃないの?」
乾燥というと、冬になるイメージがありますよね。しかし最近では、夏でも乾燥して肌のかさつきが気になる方が増えています。そこで今回は、夏でも乾燥する原因や肌のかさつき対策におすすめの方法をご紹介!夏でも肌のかさつきが気になっている方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
Contents
肌が乾燥するメカニズム
そもそも肌は、どうして乾燥するのでしょうか。まずは、肌が乾燥するメカニズムについて知って起きましょう。
人の肌は、表面から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層構造になっていて、一番外側は「角質層(角層)」と言われています。角質層の厚さは、なんと約0.02mmという薄さ。肌がなんらかのダメージや刺激を受けると、肌を守るバリア機能が低下して水分と油分のバランスが崩れてしまいます。その結果、肌が乾燥してしまうのです。
肌が乾燥するとどうなる?
肌の水分と油分のバランスが崩れて乾燥すると肌はかさつき、肌トラブルを起こしやすくなります。さらに、乾燥は肌の生まれ変わりサイクルである「ターンオーバー」も乱れる可能性が。肌が乾燥してターンオーバーが乱れると、未熟な角質細胞が作られていきます。
皮膚のもととなる角質細胞が未熟だと、肌の保湿機能やバリア機能が不十分な肌になり、さらに肌が乾燥するので注意が必要です。
夏に乾燥する原因とは?
冬に肌が乾燥する方が多いですが、夏でも乾燥するのはどうしてなのでしょうか。ここでは、夏に肌が乾燥する原因についてご紹介します。あなたの肌のかさつきや乾燥の原因に思いあたるものがあるのか、ぜひチェックしながら読んでみてくださいね。
原因①エアコンによる空気の乾燥
夏の乾燥でまず考えられるのが、エアコンの冷房や除湿を使用することによる空気の乾燥です。ここ数年の夏の暑さは、エアコンなしでは過ごせないほどの猛暑ですよね。エアコンの冷房や除湿は、室内にある水分を外へ出すので室温とともに湿度が下がります。部屋の湿度が下がると、肌の水分も奪われやすくなって肌が乾燥する原因になってしまうのです。
原因②紫外線ダメージの影響
夏に乾燥する原因は、紫外線によるダメージの影響も大きいです。夏は1年のなかで、もっとも紫外線が強い季節。紫外線を浴びると、肌はダメージを受けて乾燥しやすくなってしまいます。さらに、紫外線は乾燥だけでなく「シミ・しわ・たるみ」などの原因にもなるので要注意です。
原因③間違ったスキンケア
間違ったスキンケアも、夏の乾燥やかさつきの原因の1つになっています。「夏に乾燥するわけない」「夏はベタつくから乳液は必要ない」など思っていませんか?そう思って夏は乳液をつけないで化粧水だけ、または化粧水を少量だけ使っていると、うるおいが不足して肌は乾燥してしまいます。
原因④汗をかきやすい
夏は汗をかきやすいことも、肌の乾燥やかさつきの原因として考えられます。日本の夏は湿度が高くて蒸し暑いので、汗もかきやすいですよね。汗で肌が湿っていると、肌がうるおっていると勘違いしてしまう場合があります。しかし、じつは汗が乾くときに肌の水分も一緒に蒸発している可能性が。さらに、汗に含まれる塩分が刺激になって肌が乾燥することもあります。
原因⑤加齢
夏に肌の乾燥やかさつきが気になる原因には、加齢も関係しています。年齢を重ねると、皮脂の分泌量が低下。肌内部の水分が逃げやすくなり、うるおいを保ちにくくなってしまいます。そのため、夏や冬など季節に関係なく乾燥してしまうのです。さらに女性は、加齢によってホルモンバランスが乱れることでも肌が乾燥しやすくなります。
【肌のかさつきに!】夏のおすすめ乾燥対策
ここでは、夏におすすめの乾燥対策をご紹介します。夏でも肌の乾燥やかさつきにお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
皮脂を落としすぎない洗顔
夏の乾燥対策では、まずは皮脂を落としすぎない洗顔を心がけましょう。夏は汗や皮脂のベタつきが気になって、サッパリとした洗い上がりの洗顔料が好まれます。しかし洗顔料の洗浄力が強いと、肌のうるおいを守るのに必要な皮脂まで落としてしまう可能性が。皮脂を落としすぎてしまうと、肌内部のうるおいが逃げて乾燥してしまいます。そのため、洗浄力の優しい洗顔料を使って、皮脂を落としすぎないように洗うことが大切です。
季節にあったスキンケア
夏の乾燥対策は、季節にあったスキンケアを行うことも大切。夏は汗で肌がベタつくので「化粧水しか使わない」「汗で流れるからスキンケアをしない」という方もいるのではないでしょうか。夏でも化粧水や乳液を使ってスキンケアを行わないと、どんどん肌のうるおいが失われて乾燥してしまいます。化粧水や乳液のベタつきが気になる場合は、サッパリとした使用感の化粧品を使うのがおすすめ。季節にあったスキンケアを使って、夏でも保湿ケアをしっかり行いましょう。
毎日の紫外線対策
夏の乾燥には、なんといっても毎日の紫外線対策が重要。夏の紫外線はとても強いため、毎日日焼け止めを塗ったり日傘をさしたりして紫外線を浴びないように対策をしましょう。日焼け止めも、できればこまめに塗り直すのがおすすめ。メイクが崩れたところは紫外線を浴びやすいため、化粧直しも紫外線対策として有効です。
部屋の湿度を60%程度にする
加湿器を使って部屋の湿度を60%程度にすることも、夏の乾燥対策としておすすめです。暑い日が続いて長時間エアコンを使うと、室内は乾燥しやすくなります。「夏に加湿器?」と思うかもしれませんが、エアコンを使っている室内は思った以上に湿度が低くなっている場合が。加湿器じゃなくても、洗濯物や濡らしたタオルを干して加湿するのもおすすめです。
バランスの良い食事をとる
「夏は暑すぎて食欲がなくなる」「サッパリしたものしか食べない」という方も多いですよね。しかし、偏った食生活は肌にも影響を与えて乾燥につながることがあります。そのため、バランスの良い食事をとって体のなかからケアをすることが大切です。
入浴で体を温める
入浴して体を温めることも、夏の乾燥対策には必要です。夏は暑いので湯船に入らず、シャワーで済ませる方も多いでしょう。夏のエアコンで冷えた体は、代謝が落ちている場合があります。代謝が落ちて肌のターンオーバーが乱れると、肌は乾燥しやすくなる可能性が高いです。そのため、長時間の入浴じゃなくても良いので、湯船につかって体を温めるようにしましょう。
セルフケアで効果を実感できないならエステがおすすめ!
皮脂を落としすぎない洗顔や、季節にあったスキンケアでお手入れをしても、なかなか効果を実感できないこともあるでしょう。
そんなときには、エステサロンがおすすめ!
エステサロンでは、セルフケアでは行えない機械を使ったお手入れや、エステティシャンによる施術が受けられます。美容のプロによるお手入れで、セルフケアではあじわえない高い美容効果を実感することができるでしょう。
夏の乾燥で肌のかさつきが気になるなら銀座グラティアにご相談を♪
夏はエアコンの影響や、紫外線のダメージなどさまざまな原因で乾燥します。スキンケアや紫外線対策など、夏でも乾燥しないように対策が必要です。セルフケアを頑張っているけれど「まだまだ肌のかさつきが気になる」という方は、銀座グラティアにご相談を!
銀座グラティアではお客さまのお悩みをお伺いし、お一人お一人の肌状態に合わせた最適なお手入れプランをご提案いたします。夏の乾燥でお悩みの方は、まずはお気軽に無料カウンセリングにお越しくださいませ。