こんな症状で悩んでいるなら、それは肌の乾燥が原因かもしれません。今回は乾燥肌とはどんな状態を指すのか、くわしく解説します。乾燥肌になる原因や乾燥肌を改善するためのセルフケアも紹介するので、「早く肌の乾燥とさよならしたい!」と考えている方はぜひ参考にしてくださいね。
Contents
乾燥肌ってどんな状態のことをいうの?
乾燥肌とは肌の水分・油分ともに不足して潤いがなく、触るとカサカサするような状態を指します。
肌は表面から、角層、顆粒層、有棘層、基底層の4つからなる表皮と、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などで成り立つ真皮に分かれます。
肌の内部の潤いを守っているのは、表皮の一番表面にある角層。角層には天然保湿因子(NMF)とセラミドに代表される細胞間脂質が満たされており、その上を汗と皮脂がドレッシングのように混ざり合い天然のバリアとなって潤いが逃げないよう守っています。
しかしさまざまな原因によりバリア機能が壊れてしまうと、潤い物質が失われ、肌は乾燥してしまいます。
肌の乾燥はただカサカサする、みずみずしさがないといった見た目の問題を生じるだけではありません。有害な化学物質や微生物といった、外的刺激から肌内部を守れなくなるため放置はNGですよ。
乾燥肌になる8つの原因
乾燥肌を引き起こす8つの原因についてくわしく解説しますね。
ターンオーバーの乱れ
ターンオーバーとは肌の新陳代謝のことで、毎日1枚ずつはがれ落ちるように肌は生まれ変わっています。ところが睡眠不足、生活習慣の乱れ、ストレスなどの影響を受けるとターンオーバーが乱れ、潤いが逃げやすく外的刺激が肌の中まで入りやすい状態に。この状態が続くと乾燥肌になってしまいます。
紫外線
紫外線は肌にさまざまな悪影響を及ぼしますが、乾燥もその一つ。角層は肌の一番外にあるため、はじめに紫外線のダメージを受けてしまいます。紫外線は肌のバリア機能を低下させ、肌を乾燥させる原因になることもあります。
間違ったスキンケア
間違ったスキンケアも肌を乾燥させる原因です。中でも摩擦は肌の大敵で、洗顔、化粧水、乳液などをゴシゴシとこするように使っていると、肌のキメが乱れて乾燥する原因になります。
また、「ベタベタするのがきらいだから化粧水しか使わない」といったケアは、乾燥肌を加速させる原因になることも。化粧水だけでは保護する役割がなく、肌がもともと持っている水分と一緒に蒸発する特性によって乾燥を加速させてしまうかもしれません。
加齢にともなう皮脂分泌量の低下
肌の皮脂は加齢とともに減少します。皮脂は汗と混ざって肌のバリア機能を保っているため、皮脂の分泌量が減るとバリア機能はうまく働きません。若い頃は気にならなかった肌の乾燥が気になるようになったなら、皮脂分泌量の低下が原因かもしれませんよ。
空気の乾燥
夏の暑い時期は乾燥も気にならないのに、冬場になるとカサカサするという方は多いのでは?
空気が乾燥していると洗濯物が早く乾くように、乾燥した空気は肌からも水分を奪います。夏場と同じようなスキンケアでは対応できない場合もあるので、季節に応じたスキンケアが大切ですよ。
栄養の偏り
肌が乾燥する原因としては、栄養の偏りも挙げられます。野菜をあまり食べない、スナック菓子や揚げ物をよく食べる、タンパク質が不足しているなど栄養が偏った食事を続けていると、肌の潤いや健康を損ねる原因になります。
乾燥肌はどうすればなおる?押さえておくべきセルフケアのポイント
乾燥肌を改善するためには、とにかく保湿が大切です。しかしそれだけでなく、保湿効果をより高めるために押さえておきたいセルフケアのポイントがいくつかあります。くわしく解説しますね。
洗顔の見直し
乾燥対策としてまず取り組みたいのが洗顔の見直しです。メイク落としと洗顔を分けて行っていますか?もちろんダブル洗顔不要のものであれば問題ありませんが、メイクを落とす効果のない洗顔でメイクまで無理に洗っていると、結果として肌に負担をかけ、キメが乱れて肌が乾燥する原因になります。
また熱いお湯で洗うのもNG。お湯は皮脂膜を溶かしてしまい、肌の潤いが流出する原因になります。体温に近いぬるめのお湯又は水で洗顔するようにしてくださいね。
保湿をする
たっぷりとした保湿は、乾燥肌対策としてマスト。化粧水は水分を、乳液は油分を与え肌を柔らかく保つ役割があります。まずは基本のお手入れとして、化粧水と乳液は使うようにしましょう。それでも乾燥する方は美容液やクリームをプラスしてみてくださいね。
重い使用感が苦手ならさらっとしたテクスチャーのものを選ぶなどして、たっぷりと保湿しましょう。
肌に触れるときはやさしく負担のないように
洗顔も保湿も皮膚をこすらないよう、やさしく行うのがポイントです。潤いを蓄えている肌の表皮はわずか0.2mmしかありません。力を入れすぎると、キメが乱れ、バリア機能が低下して乾燥につながります。
ちょっとしたことですが、“やさしく丁寧に”を心掛けるだけでも肌は潤いを取り戻しやすくなりますよ。
保湿は洗顔や入浴後すぐに
洗顔や入浴後の何も肌についていない状態は、乾燥が加速する危険タイム。「肌がパリパリしてきた!」となる前に、できるだけ早くスキンケアをしましょう。
食生活の見直し
バランスの良い食事を心掛け、1日3食規則正しく食べることが乾燥肌対策にもつながります。ビタミンB6や亜鉛には肌のターンオーバーを正常に保つ役割があります。コラーゲンの生成に欠かせないビタミンC、良質な皮脂の生成に必要な必須脂肪酸の摂取も心掛けましょう。
運動を取り入れる
適度な運動を取り入れることも乾燥肌対策として欠かせません。代謝が悪いと汗や皮脂が分泌されにくくなるためバリア機能の低下につながります。
運動によって代謝が良くなれば汗や皮脂が分泌されて、バリア機能が向上し潤いを守る役割を担ってくれます。運動によって血行が促進されれば、肌へ必要な栄養も行き届きやすくなるため肌質そのものの改善にもつながりますよ。
十分な睡眠を取る
睡眠中に分泌されている成長ホルモンには、ダメージを受けた細胞を修復したりターンオーバーを促したりする働きがあります。夜更かしなどで睡眠不足になると成長ホルモンの働きが弱まり、肌の健康が損なわれてバリア機能の低下につながります。
十分に寝たと感じる時間は人によって異なりますが、日が変わるまでには就寝し、7時間前後は睡眠時間を確保するようにしましょう。
湿度を保つ
空気の乾燥は肌の乾燥に直結します。そのため室内の湿度を確保することはとても重要。特に乾燥しやすい冬場は加湿器などを利用し、適度な湿度を保つようにしましょう。
紫外線対策は一年中
夏場には日焼け止めや日傘などで紫外線対策している方も、冬場となるとサボってしまう方も多いのでは?
強弱はあるものの、紫外線は一年中天候を問わず降り注いでいます。少なくとも日焼け止めでのケアは一年中行いたいところ。面倒に感じる一手間ですが、紫外線は乾燥だけでなくさまざまな肌トラブルの原因になるため、忘れず行ってくださいね。
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