ニキビ肌に悩んでいる方にとっては、化粧水選びも悩ましい問題ではないでしょうか。べたつくニキビで悩んでいるときは、「そもそも化粧水って必要なの?」と思ってしまうかもしれません。
今回は「思春期ニキビ」と「大人ニキビ」それぞれができる理由にふれながら、ニキビケア化粧水の選び方からニキビケアのポイントまで解説しますね。
Contents
ニキビ肌にはどんな化粧水がいい?まずはニキビができる理由を解説
ニキビには思春期の頃に急速に増える「思春期ニキビ」と、大人になってからできる「大人ニキビ」の二種類があります。この二つは原因が異なるので、化粧水を選ぶ際もそれぞれに応じたものを選ぶことが大切ですよ。
思春期ニキビができる理由は「皮脂分泌量の増加」
思春期にできるニキビは、成長期にともなって皮脂の分泌量が過剰になり、汚れなどと一緒に毛穴に詰まってアクネ菌が増殖することでできるニキビです。
そのため額や小鼻、こめかみ、顎などの皮脂腺の多い部分にできやすく、炎症性の強いニキビが多いのが特徴です。
大人ニキビができる理由は「ストレスやホルモンバランスの乱れ」
一方で大人のニキビは頬や口元、フェイスラインに多く見られます。睡眠不足や食生活の乱れ、ストレスなどで肌の生まれ変わりであるターンオーバーが乱れると、角質が肥厚して毛穴をふさぎます。
また乾燥や間違ったスキンケア、紫外線の影響などで肌のバリア機能が低下すると、肌自身を守ろうとして角質肥厚が起き、やはり毛穴をふさいでアクネ菌が増殖しニキビになります。
さらに生理前2週間は肌の状態が不安定になりやすく、皮脂分泌量も増える時期。この頃に大人ニキビができやすくなることもありますよ。
ニキビを改善するスキンケアのポイント
ニキビはケアを間違えると悪化する恐れも。正しくケアして繰り返すニキビを防ぎましょう。
クレンジング・洗顔は刺激にならないようやさしく丁寧に
ニキビケアでおろそかになりがちなのがクレンジングや洗顔。メイク汚れが残っているとニキビの原因になります。力を入れないように注意しながら丁寧に落とすようにしましょう。メイクを落とさないで寝ちゃった……ということがないようにしたいですね。
洗顔はしっかり泡立てて泡を転がすようにやさしく洗うのがポイント。皮脂や毛穴の汚れを落とそうと力を入れて洗ってしまうと、肌への負担となりかえってニキビを悪化させる原因になりますよ。
スキンケアは保湿重視!
ニキビは皮脂などが毛穴に詰まった状態。ベタベタすることもあり、「保湿は必要ないのでは?」と考える方もいるかもしれません。確かに思春期のように皮脂が多い場合、保湿力が高すぎるお手入れは不快に感じるでしょう。
しかし肌は油分と水分がバランスよく保たれることで、バリア機能を保っています。そのため保湿をおろそかにするとバリア機能が低下し、ニキビを悪化させる原因になってしまうかも。
化粧水で水分を補給し、乳液で油分を補って肌のバリア機能を守ることがニキビ改善につながりますよ。
思春期ニキビで皮脂分泌が多い場合は、さっぱりしたテクスチャーのものを選びましょう。大人ニキビは保湿力がしっかりしたものを。乳液は肌を柔らかくする効果も期待できるため、角質肥厚して硬くなった肌をほぐすのにも役立ちますよ。
繰り返すニキビには美容液も
繰り返すニキビにはビタミンCなどが配合された、ニキビ専用の美容液を使うのがおすすめ。また角質ケアも大切です。たまった古い角質や毛穴の汚れを取り除いてくれるため、新たなニキビ予防にもつながります。
自分のニキビと向き合い、その時々に合わせたケアができるといいですね。
自分で判断が難しい場合は、相談できる場所を持っていると安心。ニキビ対策はエステでもできるため、本格的にケアしたいなら相談してみるのもいい方法ですよ。
ニキビ肌で化粧水を選ぶときに覚えて起きたい3つのポイント
ニキビ肌で化粧水選びに迷っているなら、以下のポイントを押さえて選ぶのがおすすめです。もちろんどんなに有効といわれても肌に合わない場合もありますし、テクスチャーの好みもあるでしょう。
できれば購入前にサンプルなどで試してみる、または腕の内側でパッチテストをしてみるのもいい方法ですよ。
ニキビに有効な成分が配合されている化粧水
ニキビ肌で化粧水を選ぶなら、まずニキビに有効な成分が配合されているかどうかを確認しましょう。代表的な成分には以下のようなものがあります。
効果 | 成分 |
---|---|
殺菌 | ・サリチル酸 ・イソプロピルメチルフェノール |
抗炎症 | ・グリチルリチン酸2K ・グリチルレチン酸ステアリル |
抗酸化作用やニキビ跡の美白効果 | ・ビタミンC ・ビタミンC誘導体 |
皮脂分泌の抑制 | ・ビタミンB2 ・ビタミンB6 |
皮脂の酸化を防ぐ | ・ビタミンE ・ビタミンC |
ターンオーバーの正常化 | ・ビタミンA |
保湿 | ・ヒアルロン酸 ・セラミド |
もちろん全てが配合されている必要はありません。赤く痛みをともなうニキビなら、抗炎症成分が配合されたもの、繰り返すニキビならビタミンCやビタミンBが配合されたものと、ニキビの状態に合わせて優先順位を決めて選んでみてくださいね。
ノンコメドジェニックテスト済みの化粧水
ニキビ用化粧水には、「ノンコメドジェニックテスト済み」を選ぶのもおすすめ。
ノンコメドジェニックテストとは、コメド(毛穴の詰まり=ニキビのもと)ができにくいかどうかをチェックするテストのこと。組織学的な検査において、塗布部分でコメドの形成されにくさが確認された化粧品に対してこの記載がされます。
もちろんノンコメドジェニックテスト済みという記載があるからといって、全ての人にコメドが形成されないわけではありません。しかしテストを行っていないものと比べて、毛穴が詰まりにくいと考えられるため、ニキビが気になる方にとっては安心して使いやすいでしょう。
医薬部外品
医薬部外品の化粧水を選ぶのも一つの方法です。
医薬部外品とは治療目的ではないものの、厚生労働省が認可した有効成分が一定の濃度配合されており、「防止」や「衛生」に重点をおいて作られた製品のこと。過去に安全性の確認が取れた実績のある配合処方になっているため、デリケートな肌にも安心して使いやすいでしょう。
なお、一般的な化粧品は美しさや清潔を保つ目的で作られているため、基本的に医薬部外品より効果・効能が緩やかです。
添加物が少ない
ニキビを繰り返す肌は、とてもデリケートな状態になっていると考えられます。そのためできれば添加物が少ないものを選ぶのもポイント。
刺激が強めといわれている添加物には「エタノール」「パラペン」「合成香料」などがあります。これらが配合されていないものには「アルコールフリー」「パラペンフリー」「無香料」と表記されているため、確認してから購入するといいでしょう。
ニキビに効果的な化粧水を試したいなら銀座グラティアへご相談ください
ニキビ肌に保湿は欠かせません。丁寧なクレンジングと洗顔で肌を清浄にし、化粧水・乳液、そして美容液などでしっかりと保湿して肌を整えましょう。
銀座グラティアではニキビ肌に悩む方のために、ニキビ肌専用のスキンケアアイテムをご用意。丁寧なカウンセリングのもと、ニキビの状態にあわせて必要なアイテムをご提案いたします。
またニキビ肌向けのエステメニューも充実。古い角質を取り除くのに効果的な「アクアピール」や、皮脂分泌とターンオーバーを整えてニキビケアをしてくれる「BBL光フェイシャル」で、凸凹ニキビを落ち着かせてつるんとした潤いのある肌へと導きます。
繰り返すニキビに悩んでいるなら、ぜひ銀座グラティアへ。お気軽にご予約ください!