炎症が酷いニキビの場合、ニキビ跡になるケースが多く一度跡になるとセルフケアで元に戻すのは難しいといわれています。
今回は、ニキビ跡の症状別におすすめな治療方法を徹底解説します。ニキビ跡ができて気になる人は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
まずは確認！ニキビ跡の症状
ニキビ跡は、ニキビができた際の炎症や化膿が原因でできるケースが多いです。ニキビ跡の種類として、以下の5つがあげられます。
- 色素沈着が目立つ
- 赤みが目立つ
- しこりのようになっている
- クレーターのように凸凹が目立つ
- ミミズ腫れのようなケロイドが目立つ
それぞれ特徴や治療方法が異なるので、ご自身のニキビ跡に当てはまる症状はあるか確認してみましょう。
色素沈着が目立つ
ニキビによって炎症が起きると肌を守るためにメラニンが作られ、治った後もメラニンが残ると色素沈着として跡になってしまいます。
色素沈着の場合は症状が軽ければ半年程度で治るケースが多いですが、真皮部分までメラニン色素が浸透していると自然治癒が難しいのが特徴です。
赤みが目立つ
皮膚がニキビによりダメージを受けると、治すために新たな毛細血管が作られます。過剰に毛細血管が作られると、血液の色によって赤みが目立つニキビ跡になります。
赤みがあるためニキビとも間違えられやすいですが、傷つけるとさらにダメージが大きくなるため注意が必要です。また、赤みによるニキビ跡は自然治癒しないため、気になる場合はクリニックの治療やエステサロンの施術を受けましょう。
しこりのようになっている
皮膚の深いところまでニキビの炎症が届くと、皮膚が過度に再生されて肌表面が膨れたしこりのような状態になります。
しこりのようなニキビ跡はできものと見間違えることも多く、自然治癒が難しいのが特徴です。ニキビ跡かできものか判別がつかない場合はクリニックに相談しましょう。
クレーターのように凸凹が目立つ
ニキビの炎症が深いところまで達すると、凹凸が目立つクレーターのようなニキビ跡になってしまうこともあります。
アイスピック型やボックス型など、凸凹の形状によって種類があるのが特徴です。一度クレーターになると皮膚が硬くなるため、元の肌に戻すのは困難になります。
そのため、クレーターになった場合はクリニックやエステサロンに相談するのがおすすめです。
ミミズ腫れのようなケロイドが目立つ
同じ場所に何度もニキビの炎症が起きると、ミミズ腫れのようなケロイドになるケースもあります。
フェイスラインやあごの下にできやすく、自然治癒が難しいのが特徴です。ケロイドの症状によっては、治癒までに4年以上かかる場合もあるためなるべく早めにクリニックへ相談しましょう。
ニキビ跡の症状別におすすめな治療方法
ここでは、ニキビ跡の症状別におすすめな治療方法を解説します。おすすめの治療方法は次の通りです。
- 色素沈着なら光フェイシャル
- 赤みならエレクトロポレーション
- しこりならフラクショナルレーザー
- クレーターならダーマペン
- ケロイドならステロイド軟膏
色素沈着なら光フェイシャル
光フェイシャルは肌に特別な光を当てることでシミやくすみ、肌の赤みなどさまざまな肌トラブルの改善を見込める施術です。
光や色の波長を変えることで、肌トラブルの原因となっている部分まで働きかけられます。色素沈着の場合、原因となるメラニン色素に反応して排出をサポートする効果が期待できます。
また、光フェイシャルはクリニック・エステサロンともに扱われており、ダウンタイムも比較的少なめに済みやすいです。初めてのニキビ治療や敏感肌の人でも始めやすい点もメリットでしょう。
赤みならエレクトロポレーション
エレクトロポレーションは、電気パルスで皮膚の細胞を開き美容成分を深くまで浸透させる施術です。
セルフケアでは化粧水や美容液を付けても肌の表面部分までしか浸透しませんが、エレクトロポレーションなら肌の奥深い真皮層まで届けられます。
肌トラブルに合わせて適切な美容成分を導入できるので、赤みが目立つニキビ跡にもおすすめです。
痛みやダウンタイムは比較的少なめで、クリニックとエステサロンどちらでも受けられる施術です。
しこりならフラクショナルレーザー
フラクショナルレーザーとは、炭酸ガスのレーザーで肌に小さな穴をあけ、美容成分を導入しながら肌を再生させる治療方法です。
痛みを感じるケースが多く、ダウンタイムも1週間程度あります。そのため、施術を受ける前は前後の予定を確認するのがおすすめです。
なお、フラクショナルレーザーはクリニックでのみ行われている治療です。
クレーターならダーマペン
ダーマペンは微細な針で皮膚に穴を開け、自然治癒力を高めることでクレーターの改善を目指す治療方法です。
痛みを感じやすいため、施術中は麻酔を用意しているクリニックも多く、ダウンタイムも1週間程度かかる場合が多いです。
また、炎症を起こしているニキビに施術をすると悪化する可能性もあるため、完全に跡になっているか医師と確認して施術を受けましょう。なお、ダーマペンはクリニックでのみ受けられる施術です。
ケロイドならステロイド軟膏
ケロイドによるニキビ跡の場合は、ステロイド軟膏の塗布による治療から始めます。ステロイド軟膏はクリニックで処方してもらいます。体質や肌の状態によっては副作用が出るケースもあるため注意が必要です。
ケミカルピーリングとの併用もおすすめ！
ケミカルピーリングとは、専用の薬剤を肌に塗り古い角質や表皮を取り除く施術です。ターンオーバーを整えるためニキビ跡の改善に期待できるだけでなく、ほかの施術との併用で相乗効果も見込めます。そのため、組み合わせて受けるのがおすすめです。
ケミカルピーリングは、エステサロンとクリニックどちらでも受けられます。痛みやダウンタイムも少なめなので、ニキビ跡治療や施術を受ける際は組み合わせてみるのがおすすめです。
ニキビ跡治療をするならエステサロンでの施術がおすすめ！
エステサロンは、クリニックと違い施術の種類も多くありません。しかし、光治療のように痛みや刺激が比較的少ないものが多く、ダウンタイムも短く済みやすいメリットがあります。
また色素沈着や赤み、軽度のクレーターであれば、エステサロンでも効果を期待できるでしょう。比較的気軽に始めやすいため、初めてニキビ跡の施術を受ける人にもおすすめです。
グラティアのニキビ跡治療におすすめメニュー
ここでは、グラティアのニキビ跡のおすすめメニューを解説します。グラティアのニキビ跡治療におすすめのメニューは、次の通りです。
- BBL光フェイシャル
- ヒト幹細胞
- エレクトロポレーション
BBL光フェイシャル
BBL光フェイシャルは、肌に「BBL」という光を照射する施術です。
BBL光フェイシャルは、従来の光フェイシャルが抱えていたやけどのリスクが改善されているほか、あらゆる肌トラブルの改善を期待できるのが大きな特徴です。
特にコラーゲンの生成やメラニンの排出を促す作用があるため、クレーターや色素沈着によるニキビ跡も改善が見込めます。
ヒト幹細胞
ヒト幹細胞とは、身体の再生などに重要な役割を果たす細胞のことで、傷を修復したり新しい細胞を生成したりします。
そのため、ニキビの炎症によるダメージを負った肌を改善する効果が期待できます。グラティアでは、医師監修のヒト幹細胞培養エキスを使用した独自のメニューを開発しました。
「ヒト幹細胞コース」で受けられるので、ぜひ一度お試しください。
エレクトロポレーション
グラティアのエレクトロポレーションは、さまざまなコースの中に含まれています。エレクトロポレーションができる施術メニューは、次の通りです。
- 肌改善コース
- ハイドロアクアピュアコース
- BBL光フェイシャル
エレクトロポレーションも、ほかの施術と組み合わせることで相乗効果を発揮できます。そのため、コースで受けるのがおすすめです。
ニキビ跡でお悩みならグラティアまでご相談を
今回は、ニキビ跡の症状別におすすめの治療方法を解説しました。ニキビ跡は、種類によってはエステサロンでも改善が見込めます。
グラティアでは、さまざまなニキビ跡におすすめな施術をご用意しており、カウンセリング時にお肌の状態やお悩みに合わせて適切な施術方法を提案しております。
ニキビ跡でお悩みの人は、改善が難しくなる前に一度グラティアまでご相談ください。
