「どうしてシミはできるの?」
前はなかったのに、ふとした瞬間に鏡をみたら「顔にシミができてる!」という経験はありませんか?そして、どうして顔にシミができるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、顔にシミができる原因や対策について詳しく解説します。
Contents
そもそもシミってなに?
そもそもシミとは肌の中でメラニンが蓄積され、ほかの肌の色より黒く濃く見える部分のことです。そして「シミ」と一言でいっても、さまざまな種類が存在します。シミの種類のなかで多いのが、以下の3つのタイプのシミです。
シミの名前 | 特徴 |
---|---|
老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん) | 20〜30代以降にできやすい一般的なシミ。境界線がハッキリしていて大きさや形はさまざま。 |
肝斑(かんぱん) | 頬や目の下などに左右対称でできる薄茶色のシミ。女性ホルモンが影響しているため、妊娠や出産前後にもできやすい。 |
雀卵斑(そばかす) | 幼少期以降にできやすく、数ミリの小さいシミが点在してできる。遺伝的要素が強いが、日焼けや妊娠によって濃くなる場合がある。 |
シミができる原因にはどんなものがある?
シミの種類には、主に「老人性色素斑・肝斑・雀卵斑」があるとお伝えしました。では、そのシミはどんな原因でできるのでしょうか。以下でシミの原因について詳しく解説しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
シミの原因①紫外線
シミができる原因でいちばん多いのが「紫外線」の影響です。
紫外線を浴びると、肌の中にあるメラノサイトが活性化。メラノサイトが活性化すると、メラニンが大量に作られます。そして紫外線を浴び続けると、メラニンの排出が滞ってしまってシミの原因に。さらに、紫外線はすでにあるシミも濃くしてしまうので注意が必要です。
シミの原因②ストレス
シミができる原因には、実は「ストレス」も関係しています。
ストレスを感じると活性酸素が発生し、メラノサイトが刺激を受けてメラニンを生成。さらに、ストレスはホルモンバランスも乱してしまいます。ホルモンバランスが乱れることでもメラニンが生成されるため、ストレスもシミの原因のひとつなのです。
シミの原因③ターンオーバーの乱れ
肌の生まれ変わりのサイクルである「ターンオーバーの乱れ」も、シミができる原因のひとつです。
ターンオーバーが正常だと、メラニンの排出がスムーズに行われます。しかし、ターンオーバーが乱れていると、メラニンが排出されにくくなってシミになってしまうのです。睡眠不足やストレス、そして加齢の影響などでターンオーバーは乱れやすくなります。
シミの原因④色素沈着
色素沈着が原因でシミができる場合もあります。
ニキビができて肌に炎症が起きると、メラニンが生成されます。炎症が強くてメラニンがたくさん生成されると、炎症が落ち着いたあとで肌に色素沈着してシミに。夏場に腕や足を虫に刺された際も、同じような状態になってシミができる場合があります。
顔や腕にはシミができやすい
シミができる大きな原因は紫外線。そのため、洋服で隠れていない顔や腕は紫外線を浴びやすいです。その結果、顔や腕はほかの部位よりもシミができやすくなってしまいます。とくに頬は顔の中でも高い位置にあるため、シミができやすいでしょう。
顔はともかく腕は「夏以外は長袖を着ているから大丈夫では?」と思うかもしれませんよね。しかし、車の運転をよくする方は要注意。車の運転中は、ハンドルを握る手が窓の位置にあって紫外線を浴びやすいです。そのため、車をよく運転する方は右腕にシミができやすい傾向があります。
顔のシミをほおっておくと後悔する!?
顔にシミがあると見た目の印象を左右し、実際の年齢より老けて見えてしまう場合があります。
さらに、顔のシミをほおっておくと後悔するかもしれません。顔のシミをそのまま放っておくと「脂漏性角化症」になってしまう可能性が。脂漏性角化症とはシミがイボのように盛り上がった、いわゆる「老人性のイボ」のことです。
顔のシミをほおっておいてイボのようになってしまうと、もとに戻すのも大変になってしまいます。そのため、顔にシミができてしまったら早めにケアを始めることがとても大切です。
顔にシミができないようにするための予防対策
顔にできたシミを消すことも大切ですが、まずはシミができないように予防することが重要。以下でシミの予防対策をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
シミの予防対策①紫外線対策の徹底
シミの予防対策でいちばん重要なのが、紫外線対策の徹底です。
シミができたり濃くなったりするのは、紫外線の影響によるもの。そのため、まずは紫外線対策をしっかり行いましょう。
紫外線の量は5〜9月の夏場が多いです。しかし紫外線は1年中降り注いているため、日焼け止めは夏だけでなく1年中毎日使うのがおすすめ。
シミの予防対策②美白有効成分が入った化粧品を使う
シミの予防対策では、美白有効成分が入った化粧品を使うことも有効。化粧品に配合される美白有効成分は、以下のようなものが挙げられます。
- ビタミンC誘導体
- アルブチン
- カモミラET
- トラネキサム酸
- プラセンタエキス
- コウジ酸
現在市販されている美白化粧品の多くは、主にメラニンの生成を抑制するためのものです。そのため、毎日使うことでシミができるのを予防する効果が期待できます。
シミの予防対策③正しいスキンケア
正しいスキンケアを行うことも、シミの予防対策になります。肌に合わなかったり刺激が強かったりする化粧品は、その刺激でメラニンができやすくなる可能性が。また、洗顔時に肌をゴシゴシこするのも、肌に刺激を与えてシミの原因になってしまいます。
そのため、肌にあったスキンケアを使い、洗顔もしっかり泡立てて肌をゴシゴシこすらないように洗うようにしましょう。そして、化粧水と乳液やクリームを使って乾燥しないようにすることが大切です。
シミの予防対策④規則正しい生活と食事
規則正しい生活と食事も、シミの予防対策として忘れてはいけません。シミができないように予防するには、身体の内側からのケアも重要。以下の食べ物にはシミ対策に役立つ成分が含まれています。
シミ対策に役立つ成分 | 食べ物の種類 |
---|---|
ビタミンA | うなぎ・鶏レバー・にんじん・ほうれん草・小松菜など |
ビタミンE | うなぎ・鮭・アーモンド・アボカドなど |
ビタミンC | レモン・キウイ・いちご・パプリカ・ミニトマトなど |
タンパク質 | 赤身肉・魚・豆腐など |
亜鉛 | アーモンド・牡蠣・牛肩ロース・卵など |
上記の食べ物を積極的に取り入れ、規則正しい生活を送るのがシミの予防対策としておすすめです。
できてしまった顔のシミを消す方法
シミができないように予防をしていても、顔にシミができてしまうことはありますよね。そんなできてしまった顔のシミを消すには、以下の方法がおすすめです。
化粧品を使ってシミのケアをする
できてしまった顔のシミを消すには、美白有効成分が入った化粧品を使うのがおすすめ。美白化粧品はシミの予防対策でもご紹介したとおり、基本的にはメラニンの生成を抑えるためのものです。しかし、美白化粧品を使ってメラニンの排出もスムーズになれば、シミも薄くなる効果が期待できます。
エステの機械でシミのケアをする
セルフケアだけではなかなかシミが消えない場合は、エステで機械を使ったお手入れをするのがおすすめ!エステなら美容のプロであるエステティシャンが、機械を使ってシミが消えるように施術を行ってくれます。自分のシミに合ったお手入れをしてくれるので、高い効果を実感できるでしょう。
銀座グラティアのシミ対策メニューは豊富です。乱れたターンオーバーを整えるためのアクアピーリングやエレクトロポレーション、特別な光の力でお肌をトーンアップさせていくBBLなどお客さまのお肌の状態に応じた施術をご用意しております。
顔のシミを消したいなら銀座グラティアにご相談を!
顔は紫外線を浴びやすい部位のため、シミができてしまう方が多い場所です。シミができないように毎日紫外線対策をして、美白効果のある化粧品を使うことでシミは予防できます。しかし、できてしまった顔のシミをセルフケアで消すのは大変です。
セルフケアで消すのが大変な顔のシミは、銀座グラティアにお任せください!銀座グラティアでは、おひとりおひとりのシミに応じたメニューをオーダーメイドでご提案いたします。お肌に優しいピーリング剤を用いたアクアピーリングに、美容液をお肌に届けるエレクトロポレーションなどぜひ、お気軽にご相談ください♪