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シワに効く9つの成分とその働き

シワに効くとされている成分には以下のようなものがあります。
- レチノール
- ニールワン
- ナイアシンアミド
- ライスパワー®No.11+
- VEP-M
- ヒアルロン酸
- ビタミンC誘導体
- バクチオール
- アルジルリン
それぞれがシワに対してどのように働きかけるのか、詳しく紹介しますね。
レチノール
「シワに効果的な成分」として一番初めに挙げられるのが「レチノール」です。レチノールはビタミンAの一種で、皮膚のターンオーバーを促進し、老化によるシワやたるみの改善に効果があります。
| 効果 | 説明 |
| ターンオーバーの促進 | 不要な角質を除去し、新しい細胞を生み出す力を高める |
| シワ改善 | 加齢とともに減少するヒアルロン酸産生を促し、ハリ感を取り戻す |
| コラーゲン生成促進 | 皮膚の弾力を保つための重要なタンパク質、コラーゲンの生成を促進する |
レチノールにはいくつか種類があり、種類ごとに少しずつ効能が異なりますが、コラーゲンやヒアルロン酸を「自分の力で作り出すよう促してくれる」のが特徴の成分です。
ただし、レチノールを使用する際は注意点があります。レチノールは光に弱く、日中に使うと皮膚が赤くなることがあるため、主に夜間のスキンケアに利用するのがおすすめです。
ニールワン
ニールワンは、シワに効く成分として最近特に注目を浴びています。これは、最新のペプチドの一種で、肌の表層に浸透しやすい特性をもつことから、角質層までしっかりと浸透します。
| ニールワンの効能 | 説明 |
| 抗シワ作用 | 好中球エラスターゼ活性阻害による抗シワ作用 |
ニールワンの特徴は、コラーゲンやエラスチンを壊す成分を、取り除く働きがあることです。
紫外線を浴びたり表情を動かしたりすると、コラーゲンやエラスチンなどを壊す「好中球エラスターゼ」という成分が作られます。ニールワンはこれを作らせないようにして、シワができるのを防いでくれます。
ナイアシンアミド
ナイアシンアミドは、ビタミンB3の一種で、肌のターンオーバーを正常化し、シワを改善する作用があります。また、皮膚のバリア機能を高める働きもあり、肌を外部刺激から守り、水分を保つ役割を果たします。さらに、メラニン色素の生成を抑制し、シミやそばかすを防ぐ効果もあります。
| ナイアシンアミドの効能 | 説明 |
| シワ改善 | コラーゲン産生促進、コラーゲンを正常に保つ |
| バリア機能強化 | セラミド合成を促進してバリア機能を修復 |
注意したいのは、使用後、日光に当たると肌が敏感になることがある点です。ナイアシンアミドが配合された化粧品を使用する場合は、日焼け止めを併用するようにしましょう。高濃度で使用すると肌が赤くなったり、かゆみを感じたりすることがあるため、初回使用時は低濃度から始めるのがおすすめです。
ライスパワー®No.11+
ライスパワー®No.11+は、お米から作られた美容成分です。シワ改善効果と水分保持能改善効果の両方を認められている成分で、表皮の潤いを改善し、真皮ではコラーゲンの生成を促してくれます。
| ライスパワー®No.11+の効能 | 説明 |
| シワ改善 | コラーゲン産生を促し、コラーゲンが分解されないように働きかける |
| 水分保持能改善 | セラミド、NMF、表皮ヒアルロン酸の産生を促す |
表皮の水分保持能、つまりバリア機能を改善してくれるため、肌荒れが気になる方のシワ改善に役立つ成分といえるでしょう。
VEP-M
VEP-MはビタミンE誘導体のことで、肌水分量減少によるシワの発生に着目し、潤いを満たすことでシワの改善を目指す成分です。もともとビタミンEは抗酸化作用がある、体の老化を防ぐビタミン。肌から取り入れることで、肌荒れ防止や、美白効果も期待できます。
| VEP-Mの効能 | 説明 |
| シワ改善 | セラミドとヒアルロン酸の産生を促し、水分量を高める |
肌の表皮にある潤い成分、セラミドやヒアルロン酸は、手で触れたときのぷるぷるとしたハリをもたらしてくれる成分。表皮を潤で満たすことで外的刺激も受けにくくなるため、肌内部を守ることにもつながる成分です。
ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体は、ビタミンCをより肌に浸透しやすいように加工した成分です。化粧品としての効能はとても幅広く、抗シワ作用から美白作用、アクネ菌の増殖抑制、などさまざまにあります。
| ビタミンC誘導体の効能 | 説明 |
| 抗シワ作用 | コラーゲンの生成を促し、ハリ感を与える |
コラーゲンの生成にはビタミンCの存在が欠かせないといいます。それはコラーゲンが生成される過程で、ビタミンCを必要とする酵素があるためです。そのためビタミンCは化粧品だけでなく、食品からも取り込みたい成分です。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は、シワに効果的な成分として知られています。その理由は、ヒアルロン酸が皮膚細胞間のスペースを満たすことで、肌のハリや弾力を保つ役割を果たしているからです。また、ヒアルロン酸は水分をたっぷりと保持する性質があり保湿力にも優れています。
| ヒアルロン酸の効能 | 説明 |
| 保湿 | 肌表面に潤いを与え、皮膚の水分蒸散を防止する |
乾燥による小ジワ対策には、効果的に働きかける成分といえるでしょう。
バクチオール
バクチオールは、オランダビユというマメ科の植物から作られた成分です。レチノールに似た成分といわれ、コラーゲンの産生を促す働きがあります。ほかにも抗酸化作用があり、肌の老化を予防するほか、美白作用やアクネ菌の増殖抑制も期待できる成分です。
| バクチオールの効能 | 説明 |
| 抗シワ作用 | 線維芽細胞を活性化させ、コラーゲンの生成を促す |
レチノールより肌に優しいといわれており、光に対しても安定性があるため、次世代のシワ改善成分として期待されています。
アルジルリン
アルジルリンは「塗るボトックス」などと比喩される、表情ジワに効果が期待できる成分です。表情ジワは、同じ表情を繰り返すことで筋肉や皮膚が凝り固まるのが原因とされています。アルジルリンには、この凝り固まった筋肉や皮膚を和らげる働きがあります。
| アルジルリンの効能 | 説明 |
| 表情筋の緊張緩和 | 神経伝達物質「アセチルコリン」の放出を抑え、表情筋が凝り固まるのを防ぐ |
表情ジワに悩む方には魅力的な成分です。表情ジワができてしまう前に使うことがより有効です。作用はとても緩やかなため、継続的な使用が必要とされています。
シワに効く適切な化粧品の選び方

シワに効く成分が入った、化粧品を選ぶ際のポイントを紹介します。
有効成分が配合されているか
化粧品を選ぶ際に最も重要なのは、その商品に「シワに効く成分」が含まれているかどうかを確認することです。先ほど紹介したシワに効く成分の中で、2025年9月現在、シワ改善効果が医薬部外品として認定されている成分は以下の5つです。
| 成分名 | もたらされる効果 |
| レチノール | ヒアルロン酸産生 |
| ニールワン | コラーゲンやエラスチンを壊す成分の生成を阻害 |
| ナイアシンアミド | コラーゲン産生を促し、コラーゲンを正常に保つ |
| ライスパワー®No.11+ | コラーゲン産生を促し、コラーゲン減少抑止 |
| VEP-M | セラミドとヒアルロン酸の産生促進 |
とにかくシワに働きかける化粧品を使いたいなら、これらを中心に、先ほど紹介したシワに効く成分が配合された化粧品を選ぶようにしましょう。また、成分が上位に記載されているほど、含有量が多いと考えられますので、注意深く確認しましょう。
保湿力が高いか
化粧品を選ぶ際に重視したいのが、その保湿力です。シワは乾燥によって表面が硬くなり、皮膚の柔軟性を失うことでもきるため、高保湿な製品を選ぶことで予防につながります。
- ヒアルロン酸、グリセリンなど、保湿成分が含まれている
- セラミド、コラーゲンなど、皮膚の水分を閉じ込める成分が配合されている
肌への負担が小さいか
化粧品選びでは、有効成分だけでなく、その製品が肌に与える負担も非常に重要です。なぜなら、肌への負担が大きいと炎症を起こし、逆にシワを深くする可能性があるからです。
主な肌への負担となる要素には以下の3つがあります。
- アルコール:肌の乾燥を引き起こし、シワの原因になる可能性がある
- 香料:アレルギー反応を引き起こし、肌トラブルを引き起こす可能性があります。
- 合成色素:肌への刺激となり、敏感肌の方は要注意。
そもそもなぜシワができるの?シワを作る4つの原因

シワができる理由としては、主に以下の4つが挙げられます。それぞれ詳しく解説しますね。
乾燥
肌が乾燥したとき、表面に細かいシワ(ちりめんジワ)を見つけたことはありませんか?肌は潤いが満ちていることでふっくらとしたハリを保っています。潤いが失われた肌は、急にしぼんでしまった風船と同じで、しわしわになりやすいのです。
「かさつく部分に細かいシワがある」「笑うと目尻やほうれい線に細かいシワができる」などの場合は、乾燥が原因かもしれません。
紫外線
紫外線は肌にさまざまなトラブルをもたらします。シワもそのひとつ。紫外線は肌の表面だけでなく、肌の奥まで届き、コラーゲンやエラスチンといった、お肌のハリを保つ成分を壊してしまいます。コラーゲンやエラスチンを失うと、まるで土台が崩れるように深いシワができることに。
「表情を動かさなくてもシワが目立つ」「日焼けした後、シワが深くなった気がする」といった場合は紫外線が影響しているかもしれません。
表情ぐせ
普段からよく笑ったり目を細めたり、眉間にシワを寄せるといったことはありませんか?いつも同じ表情を繰り返していると、そのままくせになり、ずっと消えない深いシワに発展することがあります。
「眉間や目尻、ほうれい線のシワが濃くなった」「シワの周りが凝り固まっている気がする」といった場合は、表情のくせが原因と考えられます。
加齢
加齢とともにコラーゲンやエラスチンも減少します。こうした肌の弾力に関わる線維が減ってしまうと、やはり肌は土台を失ったようにたるみ、シワを作ります。ある程度は仕方がないものの、体内の酸化や糖化が老化を加速させている場合もあります。
紫外線はもちろんのこと、ストレス、睡眠不足、揚げ物やスナック菓子をよく食べるといったことを繰り返していると、深いシワが若いうちから刻まれることもあります。甘いものを過剰に取っている人は、コラーゲンを壊す糖化にも注意しましょう。
「肌全体がたるんできた」「目元口元にシワができてきた」といった場合は、加齢が原因かもしれません。
▶肌の糖化についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェック♪
シワの種類は大きく分けて2つ、それぞれに効く成分は?

シワができる4つ原因が引き起こすシワは、大きく「小ジワ」と「大ジワ」に分けられます。それぞれの特徴と、どんな成分が効くのか、解説しますね。
乾燥が主な原因の小ジワ(表皮ジワ)
小ジワは表皮と呼ばれる、肌の浅い層にできているシワです。指で挟んで皮膚を伸ばすと簡単に消えるシワなら、小ジワの可能性が高いでしょう。小ジワは潤いを十分に与えることで、改善が期待できるシワです。
紹介した成分では、レチノール、ナイアシンアミド、ライスパワー®No.11+、ヒアルロン酸がおすすめです。
紫外線、表情ぐせ、加齢が原因の大ジワ(真皮ジワ)
大ジワは、肌の奥の真皮層にまで深く刻まれたシワのことです。指で挟んで皮膚を伸ばしてもシワが残るのが特徴で、早めの対策が欠かせません。紹介した中で、こうした深いシワに効くとされている成分は、レチノール、ナイアシンアミド、ニールワン、ライスパワー®No.11+、VEP-M、バクチオールです。
シワができやすい箇所と対策方法

おでこ
おでこは表情が豊かに現れる場所なので、シワができやすい箇所のひとつです。特に皮膚が薄く、紫外線や乾燥によってダメージを受けやすい傾向があります。
シワ改善のためには「保湿」と「紫外線対策」が重要となります。日焼け止め効果のあるアイテムを日々の生活に取り入れ、保湿力の高い化粧水や乳液で潤いを与えるようにしましょう。化粧品を選ぶ際は、レチノールやビタミンC誘導体、ナイアシンアミド、ヒアルロン酸など、シワに効く成分が含まれる化粧品を選ぶと良いでしょう。
目元
目元はシワが出やすい箇所としてよく知られています。特に笑ったときに現れる笑いジワは、年齢を感じさせる一因ともなります。そのため、シワ予防の対策は欠かせません。
化粧品を選ぶときは、目元専用のものを選びましょう。レチノールやヒアルロン酸など、シワに効果的な成分が含まれたアイクリームやアイマスクを使用しましょう。医療施術では、ヒアルロン酸注射やボツリヌス・トキシン注入があります。
首元
首元のシワは放置すると深くなり、老けた印象を与えがちです。首元のシワ対策には、保湿と紫外線対策が重要です。
まずは日頃のケアからやってみましょう。首元も顔と同様に化粧水や乳液でしっかりと保湿し、乾燥を防ぎます。また、首元専用の美容液、ヒアルロン酸やレチノール配合のものを使用することで、より効果を実感できるでしょう。
また、首元には日焼け止めも忘れずに塗布し、紫外線対策もおこなってください。日焼けによる肌のダメージは、シワを深くする一因となります。
そして医療施術もあります。シワが深い場合や改善が難しい場合は、ヒアルロン酸注射やハイフなどの施術も考慮してみてください。これらの施術は肌の内部からシワを改善し、より若々しい首元を目指すことができます。
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専門家によるシワの改善

ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸注射は、シワ改善の医療施術としてよく用いられます。ヒアルロン酸は自然に体内に存在する成分で、保湿力が非常に高く、肌のハリや潤いを保つ働きがあります。年齢とともに体内のヒアルロン酸量は減少し、それがシワの原因となります。
この施術では、シワの部分に直接ヒアルロン酸を注入し、シワを内側から引き上げることで「満たし」、「ふっくら」させます。結果、シワが薄くなり、肌の表面が滑らかになります。
注射部位と注入量によって費用は異なりますが、平均的な価格帯は1箇所あたり10,000円から30,000円程度です。効果持続期間は個人差がありますが、約半年から1年程とされています。
ダウンタイム中には激しい運動や入浴などは避ける必要があります。また、個々の体質やアレルギーにより、注入後に腫れたり、赤みが出たりする場合があるため、注意が必要です。
ボツリヌス・トキシン注入
ボツリヌス・トキシン注入は、俗にいう「ボトックス注射」とも呼ばれ、シワ改善のための医療施術のひとつです。この施術は、筋肉に働きかけて動きを制御し、シワを目立たなくする効果があります。
特に、顔の表情筋が動くことでできる、「表情ジワ」に対して有効とされています。例えば、眉間や目尻などに見られるシワがこれに該当します。
この施術の流れは以下の通りです。
- 医師が注射する部位を診断し、適切な量のボツリヌス・トキシンを調整します。
- 痛みを軽減するために局所麻酔クリームを塗布します。
- 注射部位に直接ボツリヌス・トキシンを注入します。
一般的に、施術後はすぐに日常生活に戻ることが可能です。しかし、注入後数日間は筋肉の動きが抑制され、その間にシワが改善されていきます。シワの深さや状態によっては複数回の施術が必要な場合もあります。またこちらもアレルギーにより、注入後に腫れたり、赤みが出たりする可能性がある点には注意が必要です。
古い角質を取り除いてターンオーバーを正常化!アクアピーリング
アクアピーリングとは水の力を使ったピーリングのこと。専用のマシンとお肌に優しいピーリング剤を用いてお肌の汚れや古い角質を取り除きます。古い角質が除去されることで、お肌のターンオーバーが促進されます。ターンオーバーが正常化すればお肌の乾燥状態が解消されやすくなります。すると、お肌の乾燥によって引き起こされる小ジワがじょじょにキレイになっていくのです。
真皮層に働きかけてふっくら成分の生成を促進!BBL
シワを引き起こす原因のひとつが、ヒアルロン酸やエラスチン、コラーゲン等の減少です。これらの成分は真皮層でベッドのスプリングのような役割を果たしているのですが、彼によってじょじょに減ってしまいます。すると、長く使ったベッドがへたってしまうように、お肌もシワができてしまうのです。BBLは真皮層に働きかけて、これらの成分の生成を促します。BBLを何度か照射することで、シワが目立たなくなりふっくらとした状態に近づきます。
表情筋にアプローチするマイクロカレント
マイクロカレントとは、お肌に微弱な電流を流すことで筋肉にアプローチする施術です。表情筋等の衰えによってシワができている場合は、マイクロカレントの施術が有効。自分で鍛えにくい筋肉をマシンがトレーニングしてくれます。
シワ改善には、効果的な成分と施術の組み合わせが大切

シワに効果的な成分として、レチノール、ペプチド、ナイアシンアミド、ヒアルロン酸が主要なものとして挙げられます。これらは化粧品に配合され、正しく使えばシワの改善に効果的です。
さらに、化粧品だけでなく、エステサロンでの施術も有効なシワ改善の手段となります。プロによる施術と化粧品の使用と組み合わせることで、より高い効果を得ることが可能です。
ただし、全ての対策が全ての人に効果的とは限りません。銀座グラティアでは、肌の状態や生活習慣なども踏まえたうえで、個々に最適な対策をご提案いたします。






