紫外線対策といえば顔を思い浮かべる方が多いですが、顔と同じようにボディにも紫外線が降り注いでいます。顔の紫外線対策と同じようにボディのUVケアは欠かせません。今回は顔以外の紫外線対策の重要性と、方法、そしてボディにできてしまったシミの解消方法をお伝えいたします。
Contents
ボディの紫外線対策を怠るとどうなる？
まずは体の紫外線対策をさぼってしまったらどうなってしまうのかを具体例をまじえながら確認していきましょう。
加齢とともに肌の色が戻らなくなってしまう
20代のうちは日焼けをして肌の色が赤みを帯びたり黒くなったりしても、時間が経てば元の色に戻りやすい傾向です。しかし、30代から40代にさしかかるとお肌のターンオーバー周期の乱れや遅れによって、なかなか元に戻りません。
「若いときは色白だったのに、最近黒い気がする」という方は要注意です。すでにターンオーバーが乱れて、お肌の色が元に戻りにくくなってきているかもしれません。
シミができる
体も、顔と同じように紫外線の影響でシミができます。紫外線によるダメージから皮膚を守るために、メラニン色素が生成され蓄積してしまうためです。通常は、生成されたメラニン色素はターンオーバーによって排出されますが、加齢によってターンオーバーが乱れると排出されないままシミになってしまいます。
皮膚がゴワゴワになる
お肌は紫外線のダメージを浴び続けると、皮膚の保護機能が働いて角質が厚くなってしまいます。「昔よりもお肌の触り心地が悪くなった」と感じる場合は、角質肥厚が発生しているかもしれません。
乾燥肌になる
紫外線を浴びると皮膚は乾燥してしまいます。ボディの乾燥が進むと、季節の変わり目でかゆみが出てしまったり、髪の毛や化学繊維の衣服で炎症が起きてしまったりと、不快な症状が生じることも。
シミができやすい部位ランキング
個人差はあるものの、35歳を超えるとボディにもシミができる方が増えてきます。ボディのシミはどこにできやすいのでしょうか。ランキング形式でご紹介します。
1位：年中紫外線にさらされがちな手の甲
手の甲は手袋をしない限り、常に日光にさらされるパーツです。手の甲はボディの中でもっとも早くシミができやすい部位といわれています。銀座グラティアにも「手の甲のシミをどうにかしたい」とおっしゃるお客さまが数多くいらっしゃいます。
2位：車や自転車を運転する人は要注意！腕&二の腕
腕や二の腕は、長袖を着る秋から春先までは紫外線のダメージはそれほど受けません。しかし、半袖やノースリーブを着用することが多い初夏から秋までの期間は大量の紫外線を浴びることに。日焼け止めを塗らなければ、30代を過ぎることから小さなシミや色素沈着が目立ってきます。
3位：顔の影になりやすいけれど紫外線を常に浴びている首・デコルテ
首やデコルテも1年中露出していることが多く、紫外線を浴びる量が多いパーツです。顔の影になっているため、直射日光を浴びる時間は顔よりも短いですが、UVケアを怠っていれば紫外線のダメージは蓄積してしまいます。
とくにデコルテが開いているしたいるが好きな方はデコルテにシミができやすいといわれています。
2023年決定版！最新ボディの紫外線対策
ボディの紫外線による肌トラブルを避けるためには、UVケアが大切。ここではボディに特化した紫外線対策の方法をお届けします。
1年中日焼け止めを塗り続ける
体の日焼け止めは1年中必要です。衣服から露出している部分は外出時は必ず日焼け止めを塗ってください。シミができやすい手の甲は、手洗いによって日焼け止めが落ちやすい部位です。手を洗うたびに塗り直す、もしくはウォータープルーフの日焼け止めを使うようにしましょう。
紫外線が多い時期はUVカットのアウターを着る
外に出る時間が長い方、車や自転車に乗る機会が多い方はUVカット効果があるアウターを着用しましょう。日傘をさしても、腕や手の甲には日光が降り注ぎます。日焼け止めを塗った上でアウターも着用しておくと安心です。
つねに保湿を心がける
紫外線や外部の刺激によってメラニンが生成されても、ターンオーバーが正常であればシミや色素沈着が起きることはありません。したがって、ターンオーバーを正常化するための保湿が重要。ボディの保湿のポイントは「化粧水」と「乳液・クリーム」を併用することです。化粧水だけでは余計に乾燥が進んでしまいますし、クリームだけでは潤いが足りません。
化粧水で潤いをインした上で、クリームや乳液で蓋をしてあげましょう。
それが面倒だなと感じるときはボディクリームでもオッケーです。大切なのは保湿を毎日継続すること。乾燥がひどい方は朝晩２回の保湿を行いましょう。
すでにできたシミは日々のケア&スペシャルケアで解決
これまでの不十分なケアが原因でシミができてしまった方は、プラスアルファのケアが必要です。
自宅でできるボディのシミ消しケア
シミを消す方法は、大きく分けると「ターンオーバーを促進してメラニンを排出させる方法」と「薬品やレーザーでシミにアプローチする」の2種類です。
このうちターンオーバーの促進によるメラニンの排出が、自宅ケアでのメインとなります。シミを薄くする作用がある家庭用の美顔器等もありますが、それだけではシミが薄くなる効果までは期待できません。
したがって自宅でのケアは、ターンオーバーの正常化を目指すことを目指しましょう。乱れたターンオーバーを正常の周期に戻すために必要なことは保湿と質のよい睡眠、そしてタンパク質とビタミンB群の摂取です。「スキンケアと睡眠と食事の3つに気を付ける！」と覚えてくださいね。とくに食事面はお肉やお魚、大豆製品などのタンパク質の摂取を心がけましょう。美肌のための食べ物といえばお野菜はフルーツをイメージする方が多いのですが、お肌を作る主な成分はタンパク質。タンパク質が不足するとお肌の健康を保てません。タンパク質とビタミン類の摂取はセットで考えておくとよいですよ。
サロンでのシミ消しケア
サロンでは自宅よりもできることが広がります。基本的なケアは以下の通りです。
- ピーリング
- IPLやBBLなどの照射
- エレクトロポレーションによる美容液の導入
このなかでとくに効果が期待できるのがIPLやBBLといった光の照射です。クリニックのレーザー治療でも一度でシミが消えることはありません。何度か通うことでキレイになっていきます。サロンでのケアも同じように、複数回の施術が必要です。
ボディのシミで悩んだら銀座グラティアにご相談を！
銀座グラティアでは、お客さまのお肌の状況に応じて最適な施術メニューの組み合わせや回数をご案内いたします。マシンでの施術のご提案だけでなく、お客さまの生活習慣や日頃のスキンケアを伺った上で、ご自宅でのケアもアドバイスしております。
お客さまとお客さまのお悩みに寄り添い、解決するために全力でとりくみますのでぜひお気軽にお問い合わせください。
