「睡眠不足はお肌の大敵よ」と聞いたことがある方は多いのでは?
でも、実際に寝不足がお肌にどのような影響を与えるのか知っている方は少ないかもしれません。そこで今回は、睡眠不足が続いてお肌がボロボロになった銀座グラティアスタッフが、実体験をもとに睡眠不足とお肌の関係や、睡眠不足で状態が悪化したお肌の治し方、エステサロンでできることについて解説します。
さらに、お肌をキレイにする睡眠方法もご紹介!睡眠不足によるお肌の劣化でお悩みの方、睡眠不足による悪影響を避けたい方はぜひ参考にしてくださいね!
Contents
睡眠不足が続くとお肌はどうなる?実体験を交えて解説
まずは睡眠不足が、お肌に与える影響についてグラティアスタッフの経験をまじえながらチェックしていきましょう。
アラフォーが3日連続3時間睡眠!お肌はどうなった?
私は海外ドラマとゲームにはまってしまい、ついつい3日連続で夜更かしをしてしまいました。すると3日目の朝、お肌を触って愕然!丁寧にスキンケアをしていたおかげもあり、弾力があったお肌がゴワゴワ&ガサガサになっていたのです。しかもお肌のトーンは全体的にくすみがち。そしておでこにニキビが出現。アラフォーにさしかかり、ニキビとは無縁になっていた私が再びニキビに悩むようになるとは思ってもいませんでした。
お客さまに「睡眠不足は避けてくださいね。お肌に悪いですよ」とお話をしていた私ですが、ここまでのお肌の劣化は想定外すぎて呆然としてしまいました。
- 肌の質感がゴワゴワ&ガサガサになった
- 顔全体がくすんだ
- ニキビができた
睡眠不足でお肌がボロボロになる理由
ではなぜ、睡眠不足によってお肌の状態が悪くなってしまうのでしょうか。その理由をわかりやすく説明します!
睡眠不足によってお肌がボロボロになる理由は「成長ホルモンの分泌不足」にあります。昔は午後10時から午前2時がお肌の成長ホルモンが分泌される、ゴールデンタイムと言われていました。しかし最近では入眠後、3時間程度で脳下垂体から成長ホルモンが分泌されることがわかってきました。
つまり眠ってから3時間から4時間ほど熟睡しておかなければ、成長ホルモンが十分に分泌されないのです。成長ホルモンの分泌が低下すると、ターンオーバーが遅くなってしまいます。すると、不要な角質が蓄積してお肌がゴワゴワになってしまうのです。お肌のターンオーバーが遅くなるということは、メラニンが排出されずシミやくすみが生じてしまうということ。
そして、成長ホルモンの分泌が低下すると「皮膚線維芽細胞」の働きが弱まってしまいます。皮膚線維芽細胞はお肌の張りや潤い、もっちりとした質感を形成するエラスチンやヒアルロン酸、コラーゲンといった物質を作る組織。つまり皮膚繊維芽細胞の働きが弱くなることによって、お肌の潤いやハリ成分が減ってしまいゴワゴワ感やガサガサ感がでてしまうのです。
- 成長ホルモンの分泌不足によってターンオーバーが遅れて角質が蓄積する
- 成長ホルモンの分泌不足によってターンオーバーが乱れてメラニンが排出されない
- 成長ホルモンの分泌不足によって皮膚繊維芽細胞の働きが弱まり美肌成分の生成が減る
睡眠不足で荒れたお肌をキレイにする3つの方法
では、睡眠不足のせいでボロボロになったお肌をキレイにするためにはどうすればよいのでしょうか。ご自宅でできる対策からサロンケアまでをご紹介します。
まずはしっかり睡眠をとる
睡眠不足による肌荒れの原因は成長ホルモンの分泌不足です。成長ホルモンをしっかりと分泌させるためには、まずは眠ることが先決。睡眠不足の状態を解消するためにぐっすりと眠りましょう。ただし、人間は寝溜めができないといわれていますので、7時間から8時間程度の質のよい睡眠を取るだけでオッケーです。
いつもよりも丁寧にホームケアを行う
睡眠と同様に重要なのがスキンケアです。化粧水、乳液、クリーム、美容液などを使ってしっかりと保湿しましょう。睡眠不足でお肌が荒れているときは、乾燥していることが多いので、入念に保湿してください。美容液成分が配合されたパックがご自宅にある場合は、パックでお肌に水分を与えてあげましょう。パックがないときは、化粧水を使ったコットンパックがおすすめ。コットンに化粧水をたっぷりと染み込ませて顔全体にはりつけてみてください。化粧水だけでは潤いが逃げてしまうので、パック後の乳液やクリームも忘れずに!
エステサロンのスペシャルケアで一気に回復させる
ホームケアよりもさらに効果的なのが、エステサロンでのフェイシャルケアです。まずは蓄積した角質を取り除くためにピーリングを行い、しっかりとお肌をキレイな状態にしてから光エステや美容液成分の導入を行います。
IPL等の光を顔に照射することで、ヒアルロン酸やコラーゲンの生成が活性化して、睡眠不足によって失われたハリや潤いが戻ってきますよ。
美肌を手にいれるスリープケアのすすめ
ここまでは、睡眠不足がお肌に与える影響やお肌へのダメージの治し方を説明してきました。ここからは、睡眠によって美肌を手にいれる方法をお届けします!
自分にとって最適な睡眠時間を見つける
睡眠時間の最適解は人それぞれ。12時間眠りたい人もいれば5時間眠ればすっきりする人もいます。だからまずはあなたにとって最適な睡眠時間をみつけましょう。
あなたにとってぴったりの睡眠時間を見つける方法はとってもカンタン。1週間ほど毎日同じ時間にベッドに入り、目覚まし時計をかけずに眠るだけです。するとあなたにとってぴったりな睡眠時間がわかってきます。
睡眠環境を整える
眠っているときの環境によって、睡眠の質は影響を受けます。熟睡してから3時間から4時間程度で成長ホルモンが分泌されますので、しっかりと熟睡できる環境にしておくことが大切。清潔な寝具、締め付け感がない下着とパジャマで不快感を取り除きましょう。さらに匂いや音、明かりも大切です。不快な匂いや音がしないように部屋を整えましょう。他の家族の出す生活音や屋外の音が気になる場合は、防音効果があるカーテンやカーペットなどを導入してみてもよいですね。
快適な温度や湿度にしておくことも忘れずに!睡眠に最適な温度は夏期は25度から26度、冬は20度から22度です。湿度は50%から60%がよいとされています。寝室に温湿度計を設置して、快適な温度、湿度を保つようにしましょう。
寝る前は脳が覚醒しやすい行動を避ける
就寝前は、スマートフォンやパソコンのブルーライトは避けましょう。ブルーライトを浴びることで睡眠ホルモンメラトニンの分泌が抑制されてしまいます。またコーヒーや紅茶、緑茶などのカフェインが含まれる飲み物も避けましょう。カフェインを摂取すると覚醒してしまい、なかなか眠れなくなってしまいます。睡眠の質も低下してしまいますので、眠る3時間から5時間前はカフェインを避けるようにしてくださいね。
睡眠不足でボロボロになったお肌のリカバリーは銀座グラティアへ
今回は、睡眠不足でお肌が乱れてしまった銀座グラティアのスタッフが、睡眠不足とお肌の関係や睡眠不足によってダメージを受けたお肌の治し方、お肌に最適な睡眠についてお届けしました。睡眠不足でボロボロになったお肌は、質の良い睡眠とスキンケアで解消する必要があります。銀座グラティアでは睡眠不足のお肌のリカバリーに特化したオーダーメイドのフェイシャルメニューを提供中。あなたのお肌の状態にあわせて、最適な施術を提案いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。