有酸素運動は脂肪を燃焼させる効果は高いものの、
15分ほど続けないと主に燃えるのはブドウ糖で、肝心な脂肪の燃焼は始まりません。
運動前のコーヒーなどで燃焼までの時間を5分ほどに短縮させることはできますが、
それよりも短い時間では脂肪燃焼は不可能だとされてきました。
しかし、今アメリカで人気が高まっているのは、3分間でも脂肪を燃焼させる運動です。
それは筋肉を強く刺激する無酸素運動を30秒間、歩くなどの無酸素運動を30秒間、
これを3回繰り返すトータルで3分間の運動法です。
3分間で脂肪が燃やせる
屈伸や腹筋運動などの筋肉運動を30秒間行う無酸素運動のあとに、
歩いたり自転車こぎなどの有酸素運動を30秒間行うと、これだけで脂肪が燃焼します。
無酸素運動では脂肪は燃焼しないものの、
筋肉が強く刺激されて脂肪細胞の中から血液中に脂肪酸が放出されます。
そのあとの有酸素運動で、この脂肪が燃えます。
これを3回繰り返しますが、30秒間以上続けると筋肉の中に疲労物質の乳酸がたまるので、
無酸素運動は30秒間で切り上げます。
合計で3分間なら、いつでもできるはず。1日に5回は行いましょう。