ダイエットしながらも必要な栄養素は確保しないと、
やせたのはいいけれど体を傷めてしまった、ということになりかねません。
健康的にやせるための1日のエネルギー摂取量の目安は、
体重1kgあたり25~30kcalとされています。
体重が50kgなら1250~1500kcalとなります。
20代の女性の摂取量の平均は1700kcalなので、
それよりも12~26%少ないのが目標の摂取量となります。
今まで食べすぎていた人には、ちょっと厳しい食事の最になるかもしれません。
脂肪を減らして腹八分目
健康のためには「腹八分目」がいいと言われます。
食事の量を今よりも20%減らすのが、健康を維持するためにも、
健康的なダイエットのためにもよいということです。
1日に摂る目標のエネルギー量がわかったら、
それをどのように割り振れば栄養バランスが取れるのかを計算します。
三大エネルギー源のバランスは糖質が50~55%、たんぱく質が25~30%、
脂質が20~25%が適量とされています。
この割合にするには、脂質(脂肪)が多い肉類を減らして、魚介類、豆類、野菜を増やすことです。