毛穴落ちを防ぐには、下地で肌を整えるのが近道。そのためには自分の毛穴落ちの原因を知ることが大切です。原因を知って適切な下地を選ぶことができれば、毛穴落ちしないきれいな仕上がりを目指せますよ。
そこで今回は毛穴落ちの原因を詳しく解説するとともに、原因別におすすめの下地のタイプを紹介します。夕方になってもつるんときれいな肌でいたいと考えているなら、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
毛穴落ちとは？原因を詳しく解説
毛穴落ちとはファンデーションと皮脂が混ざったものが毛穴につまり、毛穴が悪目立ちする状態を指します。主な原因は4つ。詳しく解説しますね。
乾燥
肌が乾燥すると毛穴周りのハリが失われ、ぽっかりと穴が開いたように毛穴が目立ちやすくなります。スキンケアの直後は潤いがあるためファンデーションもきれいにのりますが、徐々に潤いが失われて毛穴が開き、毛穴落ちしてしまうのです。
ただ乾燥がひどい場合は、そもそもファンデーションがうまくのらず、メイクしてすぐ毛穴落ちのような状態になることもあります。
たるみ
加齢や紫外線などの影響で肌のハリが失われると、肌のたるみによって引っ張られるようにしずく状の毛穴が目立つことがあります。頬によく見られる毛穴ですが、縦に大きく開いている形状からファンデーションが入り込みやすく、毛穴落ちも目立ちます。
また、たるみによる毛穴は縦長い特徴から影を作ってしまい、お顔全体がくすんだ印象や疲れた印象に見えたりすることもあります。
過剰な皮脂
もともと皮脂の分泌が活発な場合、毛穴が大きく開くため、ファンデーションが毛穴落ちする原因になります。また乾燥肌の場合も、自分の肌を守ろうとして皮脂を活発に分泌するため、同様に毛穴落ちすることがあります。
過剰な皮脂の分泌が原因の毛穴落ちは、小鼻や額などTゾーンでよく見られます。ファンデーション崩れも目立ちやすいため、「一からメイクをやり直したい」と思うこともあるかもしれません。
ファンデーションの厚塗り
毛穴が気になるからといって、ファンデーションを重ねすぎることも毛穴落ちの原因になります。
上述したようにファンデーションが毛穴落ちする原因は、毛穴の状態や肌の乾燥、たるみなどにあります。そのためファンデーションを厚塗りして隠そうとしても、物理的な原因が解消されていないため結局は毛穴落ちすることに。
メイクの崩れ方も汚くなってしまうため、ファンデーションだけでなんとかしようとするのはNGですよ。
毛穴落ちは下地選びが重要！毛穴落ちしないおすすめの下地のタイプ
毛穴落ちを防ぐためには、肌のベースをいかにきれいに整えるかが重要です。ここからは毛穴落ちの原因別に、おすすめの下地のタイプを紹介します。
乾燥が原因の毛穴落ちには「モイスチャータイプ」
乾燥が原因で毛穴落ちする肌には、モイスチャータイプの下地がおすすめです。モイスチャータイプはあまり色味がついていないものが多く、とにかく保湿効果がメインの下地。
美容液やクリームのような働きで肌を乾燥から守ってくれるため、夕方になると乾燥して毛穴が開いたり皮脂が浮いたりして毛穴落ちが目立つなら、モイスチャータイプの下地を選びましょう。
たるみが原因の毛穴落ちには「凹凸カバータイプ」
たるみが原因の毛穴には、凹凸をカバーしてくれるタイプの下地がおすすめ。たるみが原因の毛穴は簡単に改善できないため、下地で物理的に毛穴を埋めるように隠すのがポイントです。
色のある下地だと毛穴に入り込んで毛穴落ちのように見えてしまうこともあるため、あまり色味がなく、できるだけ無色透明に近いものが使いやすいですよ。保湿力の高いものなら、乾燥肌でも悩んでいる方にぴったり。
光で肌のアラを飛ばしてくれるパールタイプの下地もおすすめですが、パール感が強いものは毛穴を悪目立ちさせることもあるため、購入前に実際に肌で試してみることをおすすめします。
過剰な皮脂が原因の毛穴落ちには「凹凸カバー×皮脂コントロールタイプ」
過剰な皮脂が原因で毛穴落ちが気になるなら、凹凸カバーと皮脂コントロール成分が配合されたタイプがおすすめです。
皮脂分泌が活発になるとどうしても毛穴が開いてしまうため、毛穴落ちを防ぐにはまず物理的に毛穴をフラットにすることが必要です。さらに皮脂分泌を抑えてくれる成分が配合されていれば、皮脂浮きを抑えて毛穴落ちしにくい状態を維持してくれます。
乾燥が原因で皮脂分泌が盛んになっているなら、潤い＋皮脂ケアが一つになっている下地を選びましょう。保湿しながら適度に皮脂コントロールする効果で、しっとりサラサラの肌に整えてくれますよ。
毛穴落ちを防ぐ効果的な下地のつけ方
自分の毛穴落ちの原因にあった下地を選んでも、使い方によっては効果が半減する可能性があります。毛穴落ちを防ぐためには、以下のポイントを押さえて下地を使いましょう。
スキンケアがなじんでから下地をつける
下地を密着させるためにはメイク前のスキンケアを十分に行い、肌になじむまで時間をおいてから塗布することが大切です。
化粧水や乳液の水分油分がなじまないまま下地をつけると、上滑りするような状態になって肌に密着せず本来の効果を発揮できません。下地が密着していなければ、当然ファンデーションもきれいにつかず、もちも悪くなります。
結果として毛穴落ちの原因になるため、スキンケアの後は少し時間をおいて肌に十分なじんだことを確認してから下地をつけるようにしましょう。
毛穴の向きに逆らうように塗り込む
下地は毛穴の中までフィットさせるように塗り込むのが、毛穴落ちを防ぐポイントです。特に毛穴の凹凸をカバーするタイプの下地は、毛穴にしっかり入れ込まないと本来の効果を発揮できません。
そのためには毛穴の向きに逆らうように塗り込むのがコツです。例えば頬の毛穴は下向きのため、下から上に塗り込むようにするといいですよ。
またブラシを使ってくるくる回しながら密着させるのもおすすめ。さまざまな方向から毛穴に塗り込めるため、むらなくきれいにつけることができます。お顔の内側から外側に向けてなじませていくと、自然な陰影ができて小顔見せ効果も期待できますよ。
お顔全体に同じ下地を使わない
毛穴落ち対策のために用意した下地が、お顔全体に効果的とは限りません。例えば乾燥で皮脂が出やすくなっている方が、皮脂コントロール効果のある下地を頬にまで使用した場合、乾燥が気になってしまうでしょう。
保湿するべき部分にはモイスチャータイプ、皮脂浮きする部分には皮脂コントロールタイプなど、必要に応じて下地を使い分けるといいですよ。お顔のどの部分も毛穴落ちの心配がない、きれいな肌に仕上げられます。
毛穴落ちを根本的に解消したいならエステでケアするのも選択肢
毛穴落ちを予防するためには下地での土台作りが大切です。しかしメイクアイテムでカバーするのは一時しのぎに過ぎず、根本的な解決にはなりません。
毛穴落ちトラブルを解決するためには、肌に潤いを与え、たるみを引き上げ、毛穴につまった皮脂を取り除くといった、肌そのもののケアが必要になります。ただ自分でスキンケアを頑張ってもなかなか効果を感じられないということもあるでしょう。そんなときは、エステでケアするのが有効ですよ。
エステは美肌を目指すためのスペシャルケアが受けられる場所。自宅では難しい、専用のマシンなどを使ったケアで、いち早く毛穴落ちの悩みからレスキューしてくれます。
毛穴落ちしてメイクがきれいにのらない、夕方の化粧崩れがひどくて気になる方は、ぜひ一度エステでトリートメントを受けてみてください。
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肌のたるみが原因なら、光の効果でコラーゲンの生成を促す「BBL光フェイシャル」、毛穴の開きが気になるなら、ピーリングと保湿ケアを同時に行う「ハイドロアクアピュア」、乾燥肌を改善してうるうるの肌を目指したいなら「ヒト幹細胞」など、肌悩みに応じてぴったりの施術をご提案します。
帰宅するまで毛穴落ちの心配がない美肌を目指したいなら、ぜひ銀座グラティアへご相談ください。
