そこで今回は毛穴の悩みにはどんなものがあるか詳しく解説するとともに、今日から始めたい毛穴ケアを詳しく解説します。知らない間にやっているかもしれない、毛穴のNGケアについても詳しく紹介するので、毛穴の悩みを早く何とかしたいと考えている方はぜひ参考にしてくださいね。
Contents
毛穴ケアすべきトラブルにはどんなものがある?
気になる毛穴のトラブルを、原因やできやすい部位とともに詳しく解説しますね。
毛穴の開き
毛穴の開きはキメが粗く見えるだけでなく、ファンデーションの毛穴落ちや化粧崩れにつながる毛穴トラブルです。もともと皮脂の分泌が多い方だけでなく、肌の乾燥により皮膚が自分を守ろうとして皮脂分泌を過剰にすることでも毛穴が開くことがあります。
- 原因
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- よく見られる部位
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毛穴のつまり
過剰に分泌された皮脂が、古い角質や汚れなどと混ざり合って毛穴を塞いでいる状態です。コメドとも呼ばれ、放置してアクネ菌が増殖すればニキビになることもあります。
- 原因
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- よく見られる部位
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毛穴の黒ずみ
毛穴のつまりを放置していると、酸化して硬くなり黒い塊のようになって毛穴を塞ぎ「角栓」を作ります。鼻の頭や小鼻にできることが多く、その見た目から「いちご鼻」と呼ばれることもあります。いちご鼻を放置していると色素沈着を起こし、毛穴そのものが黒ずんでしまうこともあります。
- 原因
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- よく見られる部位
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たるみ毛穴
たるみ毛穴は毛穴の周りの組織が衰えることでできます。加齢や紫外線などの影響で肌から弾力が失われてたるむと、毛穴が下に引っ張られるように広がりたるみ毛穴を作ります。また乾燥して肌がハリを失うことでも、たるみ毛穴ができることがあります。
たるみ毛穴はしずく状の縦長の形状から影を作りやすく、お顔全体をくすんだ印象に見せてしまうこともあります。
- 原因
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- よく見られる部位
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毛穴の役割と毛穴ケアの重要性
毛穴のトラブルは見た目の問題に直結するため、すぐにでもケアしたいと考える方は多いでしょう。しかし見た目の問題だけでなく、毛穴には肌を守るための大切な役割もあるためきちんとケアすることは重要なのです。
毛穴からは皮脂が分泌され、汗腺から分泌される汗と混ざって皮脂膜という天然のバリアを作ります。皮脂膜がうまく形成されなければ、肌の中の水分が保てないだけでなく外からの刺激が肌に直接届くため、乾燥をはじめさまざまなトラブルにつながります。また皮脂が過剰になれば、ニキビの原因になることもあるでしょう。
毛穴ケアで毛穴を清浄に保ち、適切に皮脂が分泌されるよう守ることは美肌作りに欠かせません。
毛穴ケアにおすすめの方法
毛穴のトラブルを解決し、毛穴の目立たないつるんとした肌を目指すためのおすすめの毛穴ケアを解説します。毛穴の悩み別に紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
【開いた毛穴・つまり・黒ずみのケアにおすすめ】クレンジング
毛穴ケアには正しいクレンジングが欠かせません。ファンデーションをはじめとしたメイクは多くの油分を含んでおり、1日中崩れにくいようさまざまな工夫がされています。
そのため基本的にはクレンジングを使わなければ、きれいに落とすことはできません。メイク汚れが残れば、毛穴のつまりや黒ずみの原因になるでしょう。
また毛穴のつまりや黒ずみは皮脂も原因のため、油分を落とす力のあるクレンジングでのケアは有効です。
- クレンジングのやり方
クレンジングをするときはどんなに角栓が気になっても、ゴシゴシこするのはやめましょう。肌への負担になり、乾燥や肌荒れなど別の肌トラブルの原因になるかもしれません。
そもそもクレンジングはこするという物理的作用で汚れが取れるのではなく、なじませることで油性の汚れが浮き上がるようになっています。クレンジングを肌の上で滑らせるようにして、メイクや皮脂汚れとなじませましょう。
一度のクレンジングで角栓が取れなくても、無理に取るのはNG。毎日のケアで「少しずつきれい」を目指してくださいね。
- クレンジングの種類
クレンジングにはさまざまな種類があるため、肌状態やメイクによって相性の良いものを選びましょう。
しっかりメイクには洗浄力の高いオイルタイプがおすすめ。乾燥が原因で毛穴が開いている、たるみ毛穴ができているなら、保湿力の高いクリームタイプやミルクタイプで潤いを補給しながら落とすといいですよ。
脂性肌の方はジェルタイプやリキッドタイプなどが、さっぱり落とせるためおすすめです。
- クレンジングの応用
クレンジングの前にホットタオルで肌を温めるのも毛穴ケアに効果的です。
メイクを落とす前に温めたタオルをお顔にのせて、肌を温めましょう。毛穴が開き、角栓もやわらかくなって取り除きやすくなるため、おすすめの方法ですよ。
ホットタオルは、ぬらしたタオルを電子レンジ(500~600w)で30秒~1分程度温めれば簡単に作れます。
【開いた毛穴・つまり・黒ずみのケアにおすすめ】洗顔
毛穴ケアには洗顔も大切です。メイクを落とした後も肌の上にはクレンジングの油分が残っています。このままでは毛穴がつまる原因になるため、洗顔フォームを使って丁寧に落としましょう。なお、ダブル洗顔不要タイプのクレンジングなどを使用している場合は、この限りではありません。
朝は寝ている間に分泌された皮脂やホコリなどの汚れが皮膚に付着しているため、やはり洗顔をして取り除くことが毛穴のケアにもつながります。
- 洗顔のポイント
たっぷり泡立て、お顔全体を泡で包み込むようにして洗いましょう。洗顔も物理的にこすることで汚れを落とすものではありません。洗顔の泡には汚れを浮かせて取り除く効果があるため、過剰にこすらなくても大丈夫。肌の上で泡を転がすようにするのがポイントですよ。
- 洗顔の手順
洗う順番はTゾーン(額や小鼻)→Uゾーン(頬やフェイスライン)→目の周りです。
毛穴の気になりやすいTゾーンから洗いましょう。毛穴の汚れを浮き上がらせるイメージで、くるくるとやさしくなじませるのがポイントです。頬や目元は乾燥しやすいため、時間をかけずに洗うのがポイント。
- 洗い流し方
洗顔料を丁寧に洗い流すことは毛穴ケアのためにも大切です。洗顔料が残れば泡に含まれた汚れも、そのまま肌に残ってしまいます。せっかく落とした汚れがまた毛穴につまってしまったり、思わぬ肌トラブルにつながったりする可能性があるため、丁寧に洗い流すようにしましょう。
洗い流す際はぬるま湯か水で行ってくださいね。あまり熱いお湯は余計な皮脂まで取り除き、乾燥を招く原因になりますよ。髪の生え際やフェイスラインは泡が残りやすい部分なので、丁寧に流しましょう。
【開いた毛穴・つまり・黒ずみのケアにおすすめ】ピーリング
毛穴のつまりや黒ずみが気になるなら、ピーリングで毛穴ケアをするのも方法です。
ピーリングは古い角質を取り除くスキンケアで、美容液やローションで拭き取るタイプのものやなじませるだけのもの、スクラブ、美顔器によるピーリングなどさまざまにあります。比較的簡単に毛穴をすっきりさせられるため、おすすめの方法ですよ。
ただし大前提として、肌への刺激はほかの肌トラブルにつながるためNG。拭き取りタイプでゴシゴシこすることや、スクラブタイプなどで過度にケアするのは控えましょう。
また、ピーリングをした後はしっかりと保湿してくださいね。
【毛穴の悩み全般のケアにおすすめ】十分な保湿
乾燥した肌は、たとえていうなら風船がしぼんだような状態。毛穴の周りの皮膚が乾燥してしぼんでいると毛穴が目立ちやすくなるのは、なんとなく想像できるのではないでしょうか。
一方で皮膚が十分に保湿され、潤った状態になればキメがふっくらとするため、毛穴の周りの皮膚も膨らんだ風船のようにハリに満ち、毛穴も引き締まりやすくなります。
そのためしっかり保湿することは毛穴ケアとしてとても有効。化粧水・乳液などを使って十分に油水分を補いましょう。
【毛穴の悩み全般のケアにおすすめ】毛穴引き締め効果のある成分が配合されたスキンケアを使用する
スキンケアに、毛穴の引き締め効果のある成分が配合されたものを選ぶのも方法です。
毛穴のタイプ | おすすめの成分 |
皮脂分泌が過剰な毛穴の開きケア | ビタミンC誘導体など |
毛穴のつまり・黒ずみケア | フルーツ酸、AHAなど |
たるみ毛穴ケア | コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸、レチノールなど |
朝のメイク前などには、収れん効果のある化粧水を使うのもおすすめですよ。収れん化粧水は毛穴引き締め効果のある処方になっていて、ひんやりとした使用感が特長。潤いを与えるだけでなく、過剰な皮脂分泌などを抑え、毛穴の開きも引き締めてくれます。
【毛穴の悩み全般のケアにおすすめ】食生活の見直し
毛穴の悩みには体の中からのケアも有効ですよ。
「朝ごはんを食べない」「夜遅くに食事をとる」「揚げ物など油物をよく食べる」「スナック菓子やチョコレートといった間食を多く食べている」など、食生活が乱れていませんか?
食事は体のさまざまな部分に影響をおよぼすため、食生活が乱れ偏った食事をとっていると、皮脂分泌量が過剰になったり肌荒れや肌老化の原因にもなったりします。
ビタミンを多く含む野菜や果物をはじめ、皮膚の材料となるタンパク質、そして良質な脂質など、さまざまな栄養素をバランス良く摂取しましょう。
なお、良質な脂質とは不飽和脂肪酸を含む脂質のことです。まぐろやサンマなどに含まれるDHAやEPAのほか、ナッツ類やアボカド、オリーブオイルなどにも含まれています。
【毛穴の悩み全般のケアにおすすめ】十分な睡眠
十分な睡眠を取ることも、毛穴ケアにつながる可能性があります。睡眠不足が続けば、ホルモンバランスや自律神経などが乱れやすくなり、肌トラブルにつながってしまうかもしれません。
自律神経のうち交感神経が優位になると、テストステロン(男性ホルモン)を活発に分泌させます。テストステロンが増えると皮脂が分泌されやすくなるため毛穴が開く原因に。
睡眠不足が続いていて、肌がベタベタするなど肌の変化を感じているなら、まずは十分な睡眠時間を確保してみてください。ちょうど良いと感じる睡眠時間は人によって異なりますが、成人の場合7時間前後を目安にするといいでしょう。
こんな毛穴ケアはNG!
毛穴のトラブルを悪化させてしまうかもしれない、NG毛穴ケアを紹介します。どれも気づかないうちにやっていることが多いため、あらためてチェックしてみてください。
つまった角栓を自分で出す
白くブツブツとした毛穴のつまりや、黒く角栓になってしまった毛穴のつまりを、自分の指で押して取り除こうとしたことがある方も多いのでは?
毛穴のつまりを指で無理矢理取る行為は、皮膚へ大きなダメージになります。余計に毛穴を広げることになったり、雑菌が入って炎症を起こしたりすることもあるため、絶対にやめましょう。
ひんぱんにに剥がすタイプのパックを使う
毛穴につまった汚れを吸着させて取り除くタイプのパックは、剥がす際に毛穴やその周辺の皮膚に強いダメ-ジを与えます。毛穴を広げることにつながったり、毛穴周辺の角質が無理に剥がされて乾燥や肌荒れを引き起こす原因になったりする恐れも。
強い刺激は肌トラブルを助長することになるため、刺激の強いケアはできるだけ控えるようにしましょう。
クレンジングや洗顔のやり過ぎ
毛穴のつまりを取り除こうと、クレンジングや洗顔をやり過ぎるのはNGです。何度も紹介しているように、肌への強い刺激は肌負担になるため毛穴ケアとしても逆効果。
一度では取り除けない毛穴のつまりも、毎日の丁寧なお手入れで解消できる可能性があるため、コツコツ基本のケアを続けるようにしてくださいね。
保湿しない
皮脂の分泌量が多く肌がベタベタしていると、「保湿しなくてもいいのでは?」と考えることもあるでしょう。
もちろん肌が本当にベストな状態なのであれば、多くの保湿は必要ないかもしれません。しかし肌は乾燥や紫外線、ホルモンバランスなどの影響を受けて常に変化しています。たとえ皮脂分泌が過剰であっても、保湿を怠れば肌のバリア機能に影響を与え、さらに皮脂の分泌量が増えたり、肌の生まれ変わりであるターンオーバーが乱れたりして、毛穴トラブルをはじめとした肌トラブルにつながる可能性があります。
すでにご紹介したように、十分な保湿はキメをふっくらさせて毛穴を目立ちにくくする効果があります。また肌全体のコンディションを整え、さまざまなトラブルから肌を守ることにもつながるため、たっぷりと保湿することを心掛けましょう。
なかなか毛穴トラブルが解消できないならエステで毛穴ケアするのもおすすめ
毎日毛穴ケアをしてもなかなか毛穴トラブルが解決しないなら、エステで毛穴ケアの施術を受けるのも方法ですよ。専用のマシンを使った施術で、自宅では難しい毛穴ケアや保湿など、スペシャルなトリートメントを受けることができます。ラココの併設エステサロン銀座グラスティアではバリエーション豊かな毛穴ケアメニューを用意しているんですよ。
銀座グラティアでおすすめな、毛穴ケアメニューを紹介しますね。
ハイドロアクアピュア
ハイドロアクアピュアは、角質ケアに毛穴ディープクレンジング、そして潤い補給がセットになった毛穴すっきりが目指せるメニュー。さらにリフトアップに効果的なマイクロカレントや、ヒアルロン酸など肌悩み別の美容液を浸透させるエレクトロポレーションで潤いとハリ感もプラスします。
あらゆる毛穴の悩みと、くすみや小ジワ、ニキビ跡に悩んでいる方にもおすすめの施術ですよ。
ハーブピーリング
ハーブピールはピーリングといっても一般的なピーリングを目的としているものではなく、血行を良くして肌の活性化を促すのが目的のピーリングです。
10種類以上ものハーブから抽出された有効成分で、角質を無理に剥がさずターンオーバーを整えて美肌を目指します。毛穴のトラブルをはじめ、乾燥や小ジワ、ニキビなどで悩んでいる方にもおすすめですよ。
積極的な毛穴ケアでつるんとむき卵肌を目指したいならお任せを
気になる毛穴のトラブルは見た目の問題に直結するため、早く何とかしたいと考える方も多いでしょう。しかし無理に毛穴につまった汚れを取り除こうとしたり、ゴシゴシこすったりするのは逆効果。丁寧な毛穴ケアで、少しずつきれいを目指しましょう。
銀座グラティアでは毛穴の悩みにぴったりな、毛穴ケアメニューを用意しています。お一人お一人の肌状態に合わせて施術をご提案しますので、ぜひお気がるにご相談ください。ご予約をお待ちしています!