今回は、乾燥肌の治し方や原因、顔から全身に使える対策方法についても解説していきます。乾燥肌に悩んでいる人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
Contents
顔や体全員が乾燥する原因
乾燥肌になるにはさまざまあり、顔や体が乾燥する原因は次のような理由が考えられます。
- エアコンや冬の外気の乾燥
- お湯や洗顔による刺激
- ターンオーバーの乱れ
- 食生活の乱れ
- 皮脂腺や皮脂の分泌が少ない
- 老化により肌に必要な成分が減少している
それでは、詳しくみていきましょう。
エアコンや冬の外気の乾燥
エアコンや冬の風は乾燥しているため、長時間直接肌に当たり続けると水分を奪います。冬はとくに外も部屋の中も空気自体が乾燥しているため、乾燥によるダメージを受けやすいです。とくにエアコンは、1年中使用する人も多いため、夏でも乾燥対策が必要です。
お湯や洗顔による刺激
洗顔でメイクや皮脂などの汚れを落とすのに熱いお湯で洗うと、肌が乾燥しやすくなります。熱いお湯は必要な皮脂まで落としてしまうため、肌のバリア機能を弱めてしまいダメージを受けやすいです。
ゴシゴシと力強く擦ったり、洗浄力の高い洗顔料を使ったりすると、乾燥した肌がさらに傷ついてしまいます。また、肌には元から「天然保湿因子」が備わっています。肌を擦ると天然保湿因子が減少するため、肌の水分を保つ力が弱くなる点にも注意が必要です。
ターンオーバーの乱れ
ターンオーバーとは、古い角質が剥がれて新しい肌へ生まれ変わることをいいます。通常は28日前後で肌が生まれ変わるといわれていますが、加齢やストレスなどさまざまな原因でターンオーバーは乱れてしまいます。
ターンオーバーが乱れると肌のバリア機能がダメージを受けるため、乾燥肌になる原因となります。ターンオーバーは寝不足や食生活などの生活習慣によっても乱れるため、スキンケアだけでなく生活習慣も見直しましょう。
食生活の乱れ
偏った食事やダイエットによる無理な食事制限を続けると、肌の潤いを保つ働きがある栄養素が不足してしまいます。
栄養が不足すると、乾燥肌に限らずさまざまな肌トラブルの原因になるため注意が必要です。乾燥肌を防ぐには外からのスキンケアだけでなく、毎日の栄養バランスが整った食事で体の内側きちんとケアをしましょう。
皮脂腺や皮脂の分泌が少ない
皮脂腺は皮脂を分泌する器官のことで、適度な量の皮脂は肌の潤いを保つのに重要な役割を果たします。皮脂腺は体の部位によって多い箇所と少ない箇所があり、以下のように皮脂腺が少ない箇所は乾燥しやすくなります。
- 口周り
- 肘
- 膝
- すね
部位ごとに乾燥や粉吹きが気になる人は、皮脂分泌が少ないことが原因でしょう。また、皮脂は加齢によって分泌が少なくなるため、保湿クリームなどを利用してケアすることをおすすめします。
老化により肌に必要な成分が減少している
年齢を重ねると皮脂だけでなく、肌に必要なさまざまな成分の生成量も減少します。肌の潤いを保つには、以下の成分が重要です。
- ヒアルロン酸(水分を貯える)
- セラミド(水分と油分を閉じ込める)
年齢を重ねるにつれて2つの成分は減少し、40~50代になると約半分になります。上記の成分が減少すると、肌に水分を保てなくなり乾燥につながります。そのため、保水成分が含まれる化粧品を選んで使用するのがおすすめです。
自宅でできる乾燥肌の治し方
自宅でもできる乾燥肌の治し方として、以下の5つがあげられます。
- 加湿器を使う
- 保湿力の高い化粧品を使う
- 食生活を見直す
- こまめに水分補給をする
- 肌になるべく刺激を与えない
それでは、詳しくみていきましょう。
加湿器を使う
冬場やエアコンをつけている室内は非常に乾燥するため、加湿器を使い十分加湿する必要があります。
部屋の湿度は60%に調節するのがおすすめです。加湿器がない場合は、濡れたタオルを部屋に干して加湿しましょう。
また、冬場は空気の乾燥に加えエアコンを付けるためとくに乾燥します。乾燥が酷い場合や部屋の湿度が上がらない場合は、一度エアコンを消すなどして調整しましょう。
保湿力の高い化粧品を使う
乾燥肌には水分を補給する必要があるため、できるだけ保湿力の高い化粧品を使用することをおすすめします。
とくに洗顔後や入浴後は乾燥しやすくなるため、必ず保湿ケアを行いましょう。その際には、次の成分が配合された化粧品をおすすめします。
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
- セラミド
また、ひどく乾燥している場合は肌が敏感になりやすいので、刺激が少ない敏感肌用の化粧品を選びましょう。
食生活を見直す
乾燥肌になっているときは外からのケアだけでなく、食べ物などによる体の中からのケアも重要です。
まずは栄養バランスの整った食事にして、とくにタンパク質・ビタミン・食物繊維を意識的にとりましょう。以下の表は乾燥肌に必要な栄養素や食品をまとめたものです。
発酵食品、食物繊維 | 納豆、キムチなど |
---|---|
コラーゲン | 手羽先・牛すじなど |
フコイダン | 昆布など |
セラミド | こんにゃくなど |
タンパク質など | 卵など |
ビタミンB2 | レバー、豚肉など |
しかし、毎日食事のみで肌に必要な栄養素をすべて摂取するのは難しいです。サプリメントなども取り入れて、足りない栄養素を補いましょう。
こまめに水分補給をする
乾燥肌は肌の水分が不足している状態です。化粧水のように外からだけでなく、経口での水分補給も積極的に行いましょう。
とくに冬は喉の乾きを感じにくいため気づかない間に水分不足になりやすいです。そのため、喉の乾きを感じる前から水分補給をしましょう。
ただし、一度に大量の水をとってしまうと、体に負担がかかります。水分補給の際は、こまめに分けて摂取するのがおすすめです。
肌になるべく刺激を与えない
乾燥肌は非常に敏感なため、刺激を与えると悪化し別の肌トラブルを引き起こす可能性があります。
そのため、肌に刺激を与えないことも乾燥肌を治すには重要です。とくにクレンジングや洗顔の際は、擦らず優しく洗うようにしましょう。
お湯の温度もぬるま湯に設定し、水圧による刺激を避けるためシャワーを直接顔にかけるのは避けるのをおすすめします。両手でお湯をすくい、優しく顔にかけるようにして洗いましょう。
乾燥が酷いときはエステの施術を受けるのもおすすめ
上記の乾燥肌を治すための対策を行っても改善しなかったり、乾燥がひどかったりする場合は、エステでの施術もおすすめです。とくに年齢による乾燥肌の場合、自宅のケアのみでは改善が難しいケースもあります。
エステなら専用機器を使用して乾燥肌をケアするため、効率良く改善できる可能性が高いです。自宅のみでケアするより効果が早く出やすくなる可能性もあるため、一度施術を受けることをおすすめします。
グラティアの乾燥肌におすすめな施術
グラティアでは、乾燥肌対策に次の2つの施術をおすすめしています。
- BBL光フェイシャル
- アクアピールリジュベ
ここからは、それぞれの施術について詳しく見ていきましょう。
BBL光フェイシャル
BBL光フェイシャルは、肌にBBLと呼ばれる光を照射する施術です。BBLには、コラーゲンの生成やターンオーバーを促進する効果が期待できます。
乾燥肌にはコラーゲンやターンオーバーの促進が必要不可欠であるため、乾燥肌に悩む人にはおすすめの施術です。なお、グラティアでBBL光フェイシャルが受けられるコースは以下の2つです。
- 肌改善コース
- BBL光フェイシャルコース
また、フェイシャル50分コースにBBL光フェイシャルをオプションとしてつけて受けるのも可能です。
アクアピールリジュベ
アクアピールとは、専用の美容液で肌を保湿しながら水流で毛穴の奥の汚れや古い角質を取り除く施術です。
アクアピールリジュベで使用する「リジュベ」と美容液には肌の潤いを補給する効果が期待でき、しっとりとしたもち肌へ導いてくれます。アクアピールリジュベが受けられるコースは次の通りです。
- ハイドロアクアピュア
- フェイシャル50分
毛穴の汚れを除去することで、より肌の奥まで美容成分を届けられます。肌の内側から乾燥肌の改善を導いてくれる点もおすすめポイントです。
自宅とエステのケアで乾燥肌を改善しよう
今回は、乾燥肌の治し方や原因について解説してきました。グラティアでは、乾燥肌対策におすすめな施術もご用意しております。自宅ケアのみで改善が見られない場合は一度試してみるのがおすすめです。
なお、はじめのカウンセリングで肌の状態を確認し、一人ひとりの肌に合わせた施術をご提案しております。乾燥肌にお悩みであれば、一度グラティアまでご相談ください。