多くの方が悩んでいるのが、「乾燥」です。乾燥肌になるとニキビやシミ、シワなどあらゆる肌悩みを引き起こしやすくなります。
乾燥肌対策をしておかなければ、年齢を重ねるごとに新たな肌悩みが出てくるかもしれません。
そこで本記事では、乾燥肌対策について徹底解説します。そもそも乾燥肌とはどのような状態なのか、乾燥肌になる原因も合わせて解説するので、ぜひ参考にしてください。
Contents
乾燥肌とは肌の水分が不足している状態
老若男女問わず多くの方が悩まされている乾燥肌。そもそも乾燥肌とはどのような状態のことを言うのでしょうか?
結論から言うと、乾燥肌とは肌の水分が不足している状態のことです。肌内部の水分が不足するため、肌ツヤがなくなり、化粧ノリが悪くなったり、肌がガサガサしたりしてしまうのです。
軽度の乾燥状態であれば肌のかさつきや粉ふきなどが挙げられます。しかし、乾燥肌が進行すると、少しの刺激でもヒリヒリしたり、かゆくなったりすることがあります。
乾燥肌になる6つの原因
乾燥肌になる大きな原因は「肌のバリア機能の低下」です。バリア機能が正常に働いていれば、刺激やダメージを受けても、肌の水分を逃さないように働きかけてくれます。
しかし、バリア機能が低下すると刺激やダメージに耐えられず、肌の水分が蒸発してしまうのです。
バリア機能が低下する原因としては、以下の6つが挙げられます。
- 生活習慣の乱れ
- 紫外線
- 間違ったスキンケア
- 加齢
- エアコンが稼働した部屋で長時間過ごす
- 先天性な原因
それぞれの原因を以下で詳しくみていきましょう。
①生活習慣の乱れ
栄養バランスの偏った食生活や睡眠不足など、生活習慣が乱れていると、皮脂の分泌量がアンバランスになり、バリア機能の低下を招いてしまいます。
特に、睡眠不足の方は注意が必要です。お肌と睡眠は密接な関係にあるといわれており、慢性的な睡眠不足はターンオーバーによる細胞の修復を妨げてしまいます。
また、睡眠時には成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンにはターンオーバーを促すだけではなく、皮膚の水分を保ったり、細胞分裂・再生を促したりする働きがあるのです。
しかし、睡眠不足によって成長ホルモンの分泌量が減ると、ターンオーバーが滞ってしまいます。肌の修復も間に合わなくなり、乾燥肌の悪化を招くことも。
②紫外線
紫外線は肌の大敵です。紫外線は肌から水分を奪うだけではなく、肌の奥にある皮膚の若い細胞も傷つけてしまいます。傷ついた細胞があると細胞が均等に並べなくなり、キメが乱れたり、肌が硬くなったりしてしまうのです。
また、バリア機能を担う角質層の細胞まで影響が出ると、ところどころに穴が開いた状態になるので、どんどんバリア機能が低下してしまいます。
③間違ったスキンケア
間違ったスキンケアも乾燥肌を招く原因の1つです。普段からゴシゴシと顔を洗ったり、強い力で肌をタッピングしていませんか?美肌に良いと言われているスキンケア方法でも、やり方が間違っていれば逆効果になってしまいます。
特に注意が必要なのが「洗顔」です。ゴシゴシと洗ったり、一日に何回も洗顔したりすると、肌に必要な皮脂まで落としてしまいます。肌に必要な皮脂まで落とすと肌のサイクルが乱れて、バリア機能が低下し、乾燥肌の原因につながります。
④加齢
年齢を重ねるごとに、表皮に存在する天然保湿因子や角質細胞間脂質、皮脂の量が減少し、顔だけではなく、全体に占める水分の割合が減ってしまいます。若い頃よりも体全体の水分量が減っているため、乾燥肌になりやすくなるのも仕方ありません。
⑤エアコンが稼働した部屋で長時間過ごす
通常であれば、肌は乾燥から守るために皮脂や汗を分泌します。しかし、エアコンが稼働した部屋で長時間過ごすと汗をかきにくくなり、肌本来の防御機能が低下してしまうのです。
汗や皮脂の量が減ると、肌の水分がどんどん蒸発しているにも関わらず、補える水分がないので、乾燥肌が悪化してしまいます。
⑥先天性な原因
中にはアトピーなどの先天性な原因によって、乾燥肌になる方もいます。人によって肌質が異なり、生まれつき皮膚が薄い方や皮膚の分泌量が少ない方は、乾燥肌になりやすいです。
肌の潤いを取り戻す乾燥肌対策6選
肌の潤いを取り戻すためには、乾燥肌対策が必要です。乾燥肌対策におすすめの方法は、以下の6つです。
- 紫外線対策を徹底する
- 保湿ケアを丁寧に行う
- 生活習慣の見直し
- 肌への刺激を減らす
- 40度以上のお湯に浸かりすぎない
- 乾燥肌対策に効果的な栄養素を摂る
それぞれの詳しい対策方法を、以下で解説していきます。
①紫外線対策を徹底する
まずは紫外線対策を徹底しましょう。夏場だけではなく、雨や曇りの日、冬場でも紫外線は1年中降り注いでいます。特に冬場は紫外線対策を怠っている方も多いでしょう。
外出する際は日焼け止めクリームや日傘、サングラスなどを利用して、紫外線対策を行ってください。
また、室内でも紫外線はガラスを通して入り込んでくるため、肌に刺激の少ない優しい日焼け止めクリームで対策するのがおすすめです。室内にいる時でも強い日焼け止めクリームを使うと、逆に肌に負担となってバリア機能の低下につながることもあります。
外出時間や屋外・室内など状況に合わせて、日焼け止めクリームのPA値やSPF値を調整しましょう。
②保湿ケアを丁寧に行う
乾燥肌対策には、何よりも丁寧な保湿ケアが重要なポイントです。ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチン、ナイアシンアミドなどが配合された化粧品で、保湿ケアを徹底してください。
また、夏場はべたつきが嫌だからと、乳液で終わらせている方も多いでしょう。しかし、加齢とともに水分量が不足しがちになるので、最後は保湿クリームでしっかり蓋をしてあげるのがポイントです。
エアコンが効いた部屋に長時間いたときや、いつもより乾燥しているなと思ったときは、保湿成分が配合されたフェイスパックでケアするのもおすすめです。
③生活習慣の見直し
今一度、自分の生活習慣を見直してみましょう。特に食生活の乱れや睡眠不足は肌にとって悪影響になるため、できるところから改善していくことが大切です。
質の良い睡眠を取るためには、お風呂上がりにストレッチしたり、寝る前のスマホをやめたりなどの対策がおすすめです。特にお風呂上がりのストレッチは、血流が促されるため、ぐっすりと眠れるでしょう。
眠ってから3時間は成長ホルモンが多く分泌され、ターンオーバーが盛んになるゴールデンタイムです。上記の時間帯は就寝できるように意識してみてください。
④肌への刺激を減らす
普段から肌への刺激を減らすように意識してみてください。特に洗顔では、しっかり泡立ててから、たくさんの泡で洗うように意識しましょう。
洗顔後は化粧品をこすって塗るのではなく、浸透させるように塗るのがポイントです。タッピングではなく、肌を包み込むようにゆっくり浸透させながら塗っていきましょう。
⑤40度以上のお湯に浸かりすぎない
熱いお湯に長く浸かると、角質層がふやけてバリア機能が低下しやすい状態になります。特に40度以上になると、肌に大切な皮脂まで流れてしまうので、注意が必要です。
熱いお湯に浸かりたい場合は、短時間で済ませましょう。長風呂したい場合は、37〜39度を目安に行うと良いです。
また、近年では保湿成分が配合された入浴剤も販売されているので、乾燥肌を予防するためにも使ってみると良いでしょう。
⑥乾燥肌対策に効果的な栄養素を摂る
乾燥肌対策に効果的な栄養素を摂るのも、方法の1つです。健康的な肌作りには、タンパク質、ビタミン、ミネラルが重要です。
- タンパク質が含まれる食物…豚肉、鶏肉、牛乳、魚類など
- ビタミンAが含まれる食物…うなぎあれば、牛乳、卵など
- ビタミンBが含まれる食物…赤身の魚やささみ、バナナ、パプリカ、サツマイモなど
- ミネラルが含まれる食物…小松菜、落花生、ほうれん草、枝豆、ごぼうなど
特にビタミンAは乾燥肌を防ぎ、ビタミンBには肌のターンオーバーを整える働きがあるので、積極的に取り入れてみてください。
ただし、乾燥肌対策になるからと、1つの栄養素に偏って摂取と栄養バランスが乱れるのでNGです。タンパク質、ビタミン、ミネラルをまんべんなく摂取するように意識しましょう。
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