実は痩せたいのに食べてしまうのには、自分ではコントロールが難しいさまざまな原因が関係しています。今回はなぜ痩せたいのに食べてしまうのか、その理由を解説しながら、食べながらでも痩せられるダイエット方法を紹介します。
Contents
痩せたいのに食べてしまうのには理由がある
痩せたいのに食べてしまう……これって意志が弱いから?と自分を責めていませんか?
ダイエットがなかなか成功しないと、どんどんネガティブになってしまいますよね。しかし自分を責める必要はありません。実は痩せたいのに食べてしまうのには、以下のような理由があります。
- 生体恒常性 (ホメオスタシス)
- 報酬系欲求の高まり
- 過剰なストレス
- ホルモンバランスの乱れ
- 睡眠不足
それぞれくわしく解説しますね。
生体恒常性 (ホメオスタシス)
生体恒常性とは、体の状態を一定に保とうとする働きのこと。絶食系ダイエットなどで急激に体重を落としたりすると、元に戻そうとする働きで食べたい欲求が強まることがあります。生理機能のため我慢するには強い意志が必要。ダイエット後にうっかりたくさん食べてしまう原因の一つです。
報酬系欲求
報酬系欲求とは「快楽欲求を満たすための食欲」のこと。食事でお腹いっぱいなのに、デザートは別腹として食べてしまうような状態を指します。行動の動力源は快楽なので、これを抑えるのはなかなか大変。甘いもの、ジャンクフードなどは依存しやすく、痩せたいのに食べてしまう原因になります。
過剰なストレス
過剰なストレスがかかると、ストレスホルモンの「コルチゾール」が分泌されます。コルチゾールには食欲を抑える神経伝達物質、「セロトニン」の分泌を抑制する働きがあります。結果として食欲にブレーキがききにくく、「ストレスでドカ食いしてしまう」といった事態が起こりやすくなります。
ホルモンバランスの乱れ
生理前になると食欲が旺盛になるという経験がある方も多いのでは?これはプロゲステロンという女性ホルモンが多くなることが原因。一方でプロゲステロンには胃腸の動きを鈍らせる働きも。人によってはむしろ食欲が落ちることもあります。ホルモンバランスによって左右される食欲を、自分でコントロールするのは難しいでしょう。
睡眠不足
睡眠不足になると食欲抑制ホルモンの「レプチン」が減って、食欲増進ホルモン「グレリン」の分泌が増加します。寝不足になるととにかく何か食べたい、暴飲暴食に走ってしまう理由はこれにあるのです。
食べながらでも痩せられる食欲を抑えるコツ
痩せたいのに食べてしまう理由には、体の状態を保とうとする働きやホルモンなどの影響があることがわかりました。これらは自分でコントロールすることは難しいため、その原因となる行動をとらないことが食欲を抑えるために必要です。
まずは以下の点を押さえておきましょう。
- 絶食系のような過度なダイエットはしない
- ストレスをできるだけためないようにし、スポーツや趣味で発散させる
- 睡眠時間は十分に確保する
さらに以下を取り入れると、痩せたいのに食べてしまうのを我慢できるようになりますよ。
小さな目標を設定する
無理のない範囲で食べる量を減らす目標を立てましょう。「食べてはダメ」と考えると誰だって余計に食べたくなります。例えば「ご飯を半分の量にする」「おやつは100kcal以下にする」「ジャンクフードは特別なときだけにする」といった小さな目標を立てるのがおすすめですよ。
これだと基本的には通常通り食べていいので、「食べられないから食べてしまう」という悪循環から解放されますよ。
水分をとる
なんとなく間食を食べたいと感じたら「水を飲む」のも一つの方法。コップ1杯程度の水を飲めば空腹感が少し満たされるため、食べ物を口にせずに済みます。砂糖の入っていない炭酸水はカロリーもほとんどなく、満足感を得やすいのでおすすめですよ。
家に食べ物を常備しない、見えるところに食べ物を置かない
簡単につまみやすい食べ物が常時家にある状態だと、どうしてもついつい食べてしまいます。特にさっと食べやすいお菓子やパンなどはカロリーも高く太りやすい食品。買い置きせず、なんとなく食べてしまう環境を作らないようにしましょう。もしどうしても常備しておきたいなら、無糖ヨーグルトやナッツ類がおすすめですよ。
痩せたいのに食べてしまうなら食べちゃえばいい!食べながらでも痩せられる方法
無理に食べないことがかえってストレスになり、体重の増加につながることは十分考えられます。それなら食べたい欲を我慢せず、「食べながら痩せられる」方法を実践してみましょう。
あわてて食べない、ドカ食いしない
急いで食べることや一気に食べるドカ食いは、太る原因になるといわれています。理由は満腹中枢が刺激されるのに、食べ始めてから15分くらいかかるから。あわてて食べると15分までの間に食べ過ぎてしまうので、結果的に肥満につながるのです。
よく噛んでゆっくり食べれば、満腹中枢が働いて少量でも満足感を得やすくなりますよ。摂取カロリーを自然と減らせるので、無理なくダイエットできます。
野菜やキノコ類から食べる
野菜やキノコなど食物繊維の多いものから食べると、糖の吸収が緩やかになり脂肪として体に蓄積しにくくなります。
体に脂肪がつく原因はいくつかありますが、その一つが「血糖血の急上昇」。炭水化物をはじめとした糖類を摂取して一気に血糖値が上昇すると、血糖値を下げるためにインスリンが大量に分泌されます。このインスリンには血液中の糖を脂肪に変換してため込む性質があります。つまり血糖値が急上昇することでも、太りやすくなるのです。
野菜やキノコからよくかんで食べ、血糖値の上昇を緩やかにするだけでも、ダイエット効果が期待できますよ。
低GI食品を積極的に選ぶ
低GI食品を選ぶのもダイエットに効果的な方法です。低GI食品とは血糖値が急上昇しにくい食品のこと。特徴は以下の通りです。
- デンプン質の低い食品
- 食物繊維が豊富
- 精製されていない穀物
代表的な低GI食品には以下があります。
- スパゲッティ
- そば
- ライ麦パン
- 玄米
- さつまいも
一方食パンやうどん、ジャガイモ、精白米などはGI値が高いため控えめにしましょう。
運動を取り入れる
痩せたいのに食べてしまうなら運動を取り入れましょう。消費カロリーを増やせば、食べてもダイエットを成功させられますよ。おすすめは筋トレと有酸素運動の両方を取り入れること。
腹筋やスクワット、プランクなどの筋トレで筋肉量をアップさせ痩せやすい体を作りましょう。さらにウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を1日20分程度取り入れることで、ダイエットが進みやすくなります。
プロの手を借りる
痩せたいのに食べてしまうなら、痩身エステでプロの手を借りてダイエットするのもおすすめですよ。エステなら専用マシンで、セルフケアでは難しい特別な施術を受けられます。
例えば銀座グラティアで提供している「脂肪冷却リポクール」は、脂肪を冷却して分解して排出する施術。血液などの水分より高い温度で固まる脂肪の特性を利用し、マシンで脂肪のみを凍らせるのが特徴です。
他の細胞は影響を受けず、脂肪だけが減らせる夢のような施術ですよ。お腹だけ、二の腕だけといった部分痩せがかなえられます。脂肪細胞そのものが減るため、リバウンドしにくいのも魅力です。
痩せたいのに食べてしまうなら、食べ方に注意してみよう!銀座グラティアにご相談ください
「痩せたいのに食べてしまう」と悩んでいると、ストレスから肥満につながる可能性もあります。痩せたい=食べてはいけないわけではないので、食べ方や食品選び、そして生活習慣などに注意し、「しっかり食べて痩せる」を目指しましょう。
早く結果を出したいなら痩身エステもおすすめ。銀座グラティアでは「脂肪冷却リポクール」をはじめとした、さまざまな痩身メニューを用意しています。気になる方はぜひ銀座グラティアにご相談ください。