「食事制限しているのに痩せない」
ダイエットで食べる量を減らしているのに、なぜか太ってしまうと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。じつは、食べないことで逆に太りやすくなっている場合も。その理由には基礎代謝の低下や食事の反動、太りやすい食べ方などが関係しています。
そこで今回は、食べないのに太る理由や食べても太りにくい食べ方、さらにはおすすめのメニューをご紹介します。ぜひ、健康的な食生活を送りながら理想の体型を目指しましょう。
Contents
食べないで太る4つの理由
食事量を減らしているのに太ってしまうのは、じつは体の仕組みが関係しているのです。人間の体は摂取カロリーが極端に少なくなると、エネルギーを蓄えようとして逆に太りやすくなることがあります。
ここでは、食べないで太る理由について詳しく解説しますので、食べてないのに太ると悩んでいる方はチェックしてみてくださいね。
消費カロリー以上に食べてしまった
食べていないのに太る場合は、消費カロリー以上に食べてしまっている可能性があります。食事の量を減らしていても、カロリーの高いものを食べている場合は消費しきれないことも。そして、消費されなかったエネルギーが脂肪として蓄積されて太りやすくなります。
また低カロリー食品でも糖質や脂質が多い場合、エネルギーとして消費されずに脂肪として蓄積されやすくなるので注意が必要です。
無理な食事制限の反動
無理な食事制限の反動も、食べていないのに太る原因のひとつです。
極端な食事制限をすると、体が飢餓状態と判断してエネルギーを溜め込もうとします。その結果、少ない食事でも太りやすい体質になってしまうのです。さらに、食事制限を続けると我慢の反動で暴食しやすくなり、かえって摂取カロリーが増えてしまうこともあります。
加齢による基礎代謝の低下
食べないで太る原因として、加齢による基礎代謝の低下も考えられます。
年齢を重ねると筋肉量が減少し、基礎代謝が低下します。基礎代謝とは、何もしなくても消費されるエネルギーのこと。この基礎代謝が低下すると、同じ食事の量を食べていても太りやすくなります。
加齢だけでなく運動不足も基礎代謝の低下につながるため、適度な運動を取り入れることが大切です。
太りやすい食べ方をしている
太りやすい食べ方をしている場合も、食べないで太る原因になります。
たとえば1回の食事で大量に食べる、夜遅くに食事をとる、炭水化物ばかり食べるなどの食生活をしている方は要注意。こんな食べ方は、体内に脂肪を蓄積しやすくします。太らないためには、食事のタイミングや栄養バランスを意識することが大切です。
食事量を減らしているのに太る場合は病気の可能性もある
食事量を減らしているのに急に太った場合、病気が関係している可能性もあります。可能性として考えられる病気は、以下の通りです。
- 甲状腺機能低下症(橋本病)
- 心不全
- 腎不全
- 肝硬変
- クッシング病
- 下垂体腺腫
- ネフローゼ症候群
食べていないのに体重の増加が急激で心配な場合は、医師に相談するようにしましょう。
太らないためには自分の基礎代謝や消費カロリーを知っておこう
食べても太らないためには、自分の基礎代謝量や消費カロリーを知ることが大切です。基礎代謝量は「年齢・性別・体重・筋肉量」などによって異なります。以下が、1日に必要なエネルギー量の目安です。
1日に必要なエネルギー量の目安 | ||
年齢・性別 | 活動量が少ない場合 | 活動量が多い場合 |
18〜69歳までの女性の場合 | 約1,400〜2,000kcal | 約2,200kcal |
18〜69歳までの男性の場合 | 約2,000±200kcal | 約2,400〜3,000kcal |
自分の基礎代謝量や消費カロリー計算には、オンラインのカロリー計算ツールを活用すると便利です。食べてないのに太るのが気になるなら、まずは1ヶ月間ほど自分に必要なカロリーを下回る生活をしてみましょう。
食べても太りにくいおすすめの食べ方
ここでは、食べても太りにくいおすすめの食べ方についてご紹介します。太りにくい食べ方を意識することで、食べても太りにくくなることが可能です。
ぜひ、チェックして実践してみてくださいね。
食べ物のバランスを考えて食べる
栄養バランスが偏ると体の代謝が悪くなり、脂肪が蓄積しやすくなります。そのため「たんぱく質・脂質・炭水化物」の3大栄養素のバランスを意識して食事をするようにしましょう。
【1食あたりの3大栄養素のバランスの目安】
- たんぱく質:3〜4割
- 脂質:1〜2割
- 炭水化物:4〜6割
食べる順番を考えて食べる
食事の最初に食物繊維を摂ると、血糖値の上昇がゆるやかになり脂肪の蓄積を防ぐといわれています。食べる順番を考えて食べることが大切。
【おすすめの食べる順番】
- 野菜や海藻類
- たんぱく質
- 炭水化物
このようにまずは野菜や海藻類を食べ、その後にたんぱく質、最後に炭水化物をとるのが理想的な食べ方です。
調理方法を工夫する
調理方法を工夫することも、食べても太りにくい食べ方として重要。それは同じ食材でも、調理方法によってカロリーが変わってくるからです。
油を使う揚げ物よりも、焼く・蒸す・茹でるなどの調理法は余分な脂質を減らせます。また、焼く場合も油の使用量は控えめにし、調味料も適量にしましょう。
朝食は抜かない
朝食を抜くと体が飢餓状態になり、脂肪を溜め込みやすくなります。そのため、食べても太らないためには規則正しく朝・昼・晩の3食を食べることが大切です。また、血糖値の急上昇を防ぐためにも朝食をしっかり食べましょう。
よく噛んで食べる
よく噛んで食べることで満腹感を得やすくなり、食べ過ぎを防ぐことが可能です。また、よく噛んで食べることは消化を助け、代謝を高める効果もあります。
とくに早食いの方はよく噛んでいない可能性があるため、食べるのが早い方はよく噛むことを意識するようにしましょう。
夜遅い時間に食べない
食べても太らないためには、夜遅い時間に食べないようにしましょう。夜遅くに食事をとると、エネルギーが消費されにくくなって脂肪として蓄積されやすくなります。食事は寝る3時間前として、できれば21時までに夕食を済ませるのがおすすめです。
食べても太りにくいおすすめメニュー
食べても太りにくいおすすめのメニューをご紹介します。食べても太りにくいメニューは、たんぱく質が豊富な鶏むね肉や魚、食物繊維が多い野菜などを使ったものがおすすめ。
【食べても太りにくいおすすめメニュー】
- 豆腐ハンバーグ
- サバ缶と野菜の炊き込みご飯
- 鶏胸肉と野菜のオーブン焼き
- 野菜スープ
- 魚のホイル焼き
食べても太りにくいメニューで、栄養バランスを保ちながら満足感のある食事をとりましょう。
食べないで太ることに悩んでいるなら食事方法やメニューを見直してみよう♪
食べないのに太る原因はカロリーの問題だけではなく、食べ方や代謝の低下などさまざまな要因が関係しています。健康的に痩せるためには、無理な食事制限ではなくてバランスの取れた食生活を心がけることが大切です。
食べてないのに太ることに悩みすぎないでくださいね。まずはこの記事を参考にして、いまの食事方法やメニューを少し見直してみましょう♩
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