本記事では、下っ腹が痩せにくい理由やスルッと痩せる方法について解説します。
Contents
なぜ下っ腹は痩せにくい?3つの原因をチェック
下っ腹は特にお肉がつきやすく、なかなか落ちにくい部位でもあります。
その主な原因として、次の3つが挙げられます。
- 姿勢の乱れによる筋力低下
- 内臓脂肪と皮下脂肪の蓄積
- 便秘
ここでは、下っ腹が痩せにくい原因について解説します。
姿勢の乱れによる筋力低下
現代人は、スマートフォンやパソコンの長時間使用などにより、猫背になりがちです。
すると、身体のバランスを取るために、骨盤を前傾させる「反り腰」になります。
反り腰は腰が前に突き出るため、脂肪が少なくても下っ腹がぽっこり見えやすいです。さらに、姿勢の乱れによってお腹周りの筋肉が弱まり、内臓を支えられなくなることで、下腹が出てしまいます。
悪い姿勢は習慣化しやすく、直すのが難しいため、下っ腹も痩せにくくなるのです。
内臓脂肪と皮下脂肪の蓄積
脂肪には「内臓脂肪」と「皮下脂肪」の2種類があり、それぞれ原因や落としやすさが異なります。
内臓脂肪は胃や腸の周りにつきやすく、生活習慣の乱れや加齢が主な原因です。特に女性は更年期に分解されにくくなりますが、比較的落としやすい脂肪です。
皮下脂肪は皮膚と筋肉の間につき、運動不足や冷えが影響します。内臓脂肪に比べて落ちにくく、女性はホルモンの影響で下半身に蓄積しやすい傾向があります。
女性ホルモンは内臓脂肪の分解を助けますが、更年期に分泌が減少するため、40代以降に下っ腹が気になり始めたら、内臓脂肪の増加が原因かもしれません。
便秘
便秘とは、排泄物やガスが腸内に溜まり、スムーズに排出されない状態です。これによりお腹が張り、下っ腹がぽっこり見えることがあります。
さらに、便秘が続くと代謝が低下し、カロリーを消費しにくくなるため、脂肪がつきやすくなります。しかし、便秘は複数の原因が重なっていることが多く、「いろいろ試しても解消できない」というケースも珍しくありません。
慢性化すると、下っ腹が痩せにくくなる原因にもなるため、早めの対策が大切です。
下っ腹トレーニングの前に!筋肉の仕組みを理解しよう
下っ腹を引き締めるには、腹筋のストレッチやトレーニングがおすすめです。腹筋を鍛えることで、下記のような効果が期待できます。
- 姿勢を改善する
- 内臓の下垂を防ぐ
- ボディラインがスッキリする
- 便秘解消
- 代謝アップ
トレーニングの効果を最大限に引き出すには、鍛える部位を意識することが重要です。そのためにも、下腹部の筋肉の種類や働きを理解し、正しいフォームで取り組みましょう。
位置 | 鍛える効果 | |
腹横筋 | 腹筋の最も深部
腹巻のように内臓を覆っている |
・内臓の位置をキープ
・排便を助ける |
腹斜筋(外・内) | 脇腹 | ウエストのくびれを作る |
腹直筋 | お腹前面 | お腹の縦割れ線をつくる |
上記の表を参考に、自分がどの部位を重点的に鍛えるべきかを考えてみてくださいね。
下っ腹をスッキリ!自宅でできる簡単ストレッチ&エクササイズ
ここでは、自宅できるストレッチやエクササイズのやり方を解説していきます。下っ腹が気になるという人は、ぜひ試してみてください。
【腹横筋】ドローイン
ドローインは、主に腹横筋への効果が期待できる呼吸法です。呼吸するだけなので、運動が苦手という人にも続けて取り組みやすいでしょう。やり方は次の通りです。
- 仰向けになり両ひざを軽く立てる
- 4秒かけてゆっくり息を吐きだしながらお腹をへこませる
- ゆっくりと息を吸いながらお腹をもとの状態に戻す
腹横筋を鍛えることで、他のトレーニング中も下っ腹の筋肉を効率よく使えるようになるため、基本のステップとして行うのがおすすめです。
【腹斜筋】脇腹ストレッチ
脇腹にあたる腹斜筋は、ストレッチするだけでも美しいくびれを作る効果が期待できます。次のような方法でストレッチしてみましょう。
- あぐらになり、片手を床におろす
- 反対側の手を横から天井に挙げ、体を床についた手の方に倒す
- 深い呼吸をしながら1分キープ
- 反対側も同様に行う
リラックスしながら行うのがポイントです。脇腹が気持ちよく伸びていることを感じましょう。
【腹直筋】コブラのポーズ
腹直筋は姿勢の維持に深く関係する筋肉であり、猫背や反り腰による下っ腹の改善にも役立ちます。まずはきちんと伸ばすことでトレーニングもしやすくなるため、下記の方法で腹直筋のストレッチから始めてみましょう。
- うつ伏せになる
- 両手のひらをマットにつけて上半身を持ち上げる
- 無理のない程度に背中を反らせる
- そのまま姿勢をキープ
背筋や肩周りにもアプローチするので、姿勢改善や二の腕痩せ効果も期待できるポーズです。ただし、腕や腰の力だけで反ると腰を痛める可能性があるため、おへその下辺りに力を入れて行ってください。
【腹直筋】レッグレイズ
腹直筋の強化にはレッグレイズもおすすめです。やり方は次の通りです。
- 手の平を床につけて仰向けになる
- 両脚を天井へ伸ばし、足の裏が天井と平行になるようにする
- 膝を伸ばしたままゆっくりおろし、3の姿勢に戻る
- 1~3を繰り返す
腰が痛む人や背中が床から浮く人は、お腹を覗き込むように背中を丸めて行いましょう。また、息を吸うときに足をおろし、吐くときに上げるとよりお腹に力が入りやすいです。
きついトレーニングなしで下っ腹痩せするならエステがおすすめ
下っ腹痩せには継続的なトレーニングが必要ですが、毎日トレーニングをするのは体力的にも時間的にも難しいという人もいるでしょう。
そんなときは、下っ腹痩せをサポートするようなエステがおすすめです。プロのサポートを受けることで、よりスムーズな下っ腹痩せを期待できます。
グラティアの下っ腹痩せにおすすめな施術3選
グラティアの次の3つの施術は、スムーズに下っ腹痩せしたい人におすすめです。
- マグフォース(電磁パルス痩身)
- リポクール(脂肪冷却)
- キャビテーション
それぞれの内容をみていきましょう。
マグフォース(電磁パルス痩身)
マグフォースは、電磁パルスを照射して筋肉を強制的に収縮させ、筋肉を増大させる施術です。マグフォースは、30分間の施術で腹筋5万回相当の筋収縮を実現させます。激しい収縮によって脂肪細胞内の中性脂肪が放出されるため、筋力アップと脂肪の減少を同時に叶えられます。
きついトレーニングなしで効率的に筋力を強化できるため、ボディラインの引き締めや基礎代謝の向上にも期待できます。
リポクール(脂肪冷却)
リポクールでは、冷却によって皮下細胞の脂肪分だけを結晶化・凍結させ、排出を促します。皮膚や血液への影響はほとんどなく、メスを使って切開することもありません。
ピンポイントの施術に長けているため、「バストはそのまま下腹だけ痩せたい」という人にもおすすめです。
キャビテーション
キャビテーションは、メスを使わずに脂肪を吸引する方法です。体内に微小な泡を発生させ、その泡が弾けた衝撃波で脂肪細胞を刺激・溶解させて排出を促します。
メスの傷跡が残らず、施術中の痛みもほとんどないため、体の負担が気になる人でも利用しやすいでしょう。
無理なく下っ腹痩せしたいならグラティアまでご相談を
下っ腹太りの原因はさまざまで、複数の要因が重なることも少なくありません。そのため、スルッと痩せるのが難しい部位といえます。
下っ腹やせには継続的なトレーニングが効果的ですが、「きつい運動をずっと続けるのはつらい」という人は、グラティアの痩身メニューの利用もおすすめです。プロのサポートを受けることで、自分1人で頑張るよりも、スムーズかつ素早い効果に期待できます。