お尻だけ痩せるってできないの?
なかなか痩せないお尻をどうにかしたいと悩んでいる方、きっと多いですよね。
お尻が痩せないのには、いくつか理由があります。また尻はもともと痩せにくい部位なので、間違ったダイエットをしているとせっかくのトレーニングが無駄に。
今回はお尻に効果的なダイエットのコツを紹介するので、絶対お尻痩せを実現したいと考えている方は必見ですよ。
Contents
お尻って痩せたいのになんでなかなか痩せないの?
お尻を痩せたいのに痩せない……。それには以下のような理由があります。
痩せる順番があるから
お尻の痩せにくさには「痩せる順番」も影響しています。人間の体は風船がしぼむように、体全体がまんべんなく痩せるのではなく、以下の順に痩せると考えられています。
手首・足首→ふくらはぎ→肩周り→二の腕→太もも→胸→お腹→腰→お尻→顔 |
個人差もあるので必ずこの順番で痩せるわけではありませんが、お尻が痩せ始めるのは他の部位が引き締まってきたと実感した後の傾向。そのせいで「お尻が痩せない」と感じやすいのです。
日常生活の中で十分使われていないから
お尻の筋肉は歩く、立つ、座るなど日常的な動作で使われています。しかし「デスクワークで座りっぱなし」「ハイヒールでちょこちょこ歩きになっている」などの理由で、十分にお尻の筋肉が使えていないことも。
お尻にある大臀筋という筋肉は、体の中でも大きな体積を締める筋肉です。筋肉を動かすにはエネルギーが必要。大きな筋肉であればその分消費量が多くなるため、痩せやすくなります。
しかし使わなければ徐々に筋力が低下し、エネルギー消費量も減って痩せにくい状態になります。こうなるとお尻もなかなか痩せません。
ちなみに、大臀筋(だいでんきん)は正式には大殿筋と書くそうです。
骨盤の歪みが影響していることがあるから
骨盤の歪みに悩んでいる女性は多いといわれます。
- 姿勢が悪い
- 同じ足をよく組む
- 同じ肩にカバンをかける
- 頬杖をつく癖がある
日常的にこうした行動を繰り返していると、骨盤が歪みやすくなります。また女性の場合、妊娠・出産によって骨盤が歪んでしまうことも。
骨盤が歪むと大臀筋を含むお尻周りの筋肉がバランスよく使われず、筋力低下につながります。さらに腰周りを守ろうとして脂肪が蓄積されやすくなるため、痩せないどころかお尻が太ってしまう原因に。
冷えやすい部位だから
脂肪は一度冷えると温まりにくい性質があります。体脂肪の中は血管も通っていないので、筋肉のように内側から温めることもできません。男性より脂肪が多い女性に冷え性の人が多いのは、こうした脂肪の性質も一因しているといわれています。
これまで紹介したように、お尻は運動不足や骨盤の歪みなどで脂肪が蓄積しやすい部位。つまり冷えやすく、脂肪が燃焼しにくいためお尻はなかなか痩せないのです。
お尻を痩せたいなら「ストレッチ→筋トレ→有酸素運動」がダイエットのコツ
お尻だけを痩せるのは難しいですが、筋肉量をアップさせ、お尻の筋肉をしっかり使うことでお尻痩せをかなえやすくなります。それには筋トレが有効。とはいえ運動不足でお尻の筋肉周りが凝り固まっている状態で運動をすれば、筋肉を十分に使えないだけでなく怪我につながる心配もあります。
なのでお尻を痩せるためには、「ストレッチ→筋トレ→有酸素運動」の組み合わせがマスト。「筋肉をほぐす」「トレーニングで筋力アップ」「有酸素運動で脂肪を燃焼させる」という3つの黄金ステップで、お尻痩せを成功させましょう。
お尻痩せのためのストレッチ
まずはお尻の筋肉をゆっくり伸ばしましょう。
【お尻痩せストレッチのやり方】
- 膝を立てて仰向けに寝る
- 右足を左足の上に乗せる(くるぶしが膝の上に乗るイメージ)
- 左足の膝を両手で抱え胸に引き寄せる
- ゆっくり息を吐きながら10秒程度キープ
- 反対も同様に行う
膝を胸に引き寄せたとき、お尻の筋肉が伸びているのを意識してくださいね。左右5~10回程度繰り返しましょう。
お尻痩せのための筋トレ
お尻痩せに有効な、お尻の筋トレを2つ紹介します。
【ヒップリフト】
- 膝を立てて仰向けに寝る
- 手は体の横に自然に置く
- くるぶし、骨盤、鎖骨が一直線になるよう、ゆっくりと腰を持ち上げる
- ゆっくりと腰を下ろす
息を吐きながら腰を持ち上げ吸いながら下ろします。持ち上げたところで1~2秒キープしましょう。10回×3セット程度行うのがおすすめです。
【ヒップエクステンション】
- 両手両膝をつき四つん這いの体勢になる
- そのままの態勢で右足を後ろに伸ばし、腰の高さまで持ち上げる
- ゆっくり元の体勢に戻る
- 左足も同様に行う
息を吐きながら足を持ち上げ、吸いながら下ろします。伸ばし切ったところで1~2秒止めると、より効果的ですよ。左右10回×3セット程度行いましょう。無理をすると腰を痛める危険性もあるので、足の上げ過ぎには注意してくださいね。
お尻痩せのための有酸素運動
お尻を痩せたいなら、お尻周りの筋肉をしっかり動かせる有酸素運動がおすすめです。
- ウォーキング
- ランニング
- 水泳
ウォーキングでは坂道や階段の上り下りがあるコースを選ぶと、負荷がかかりやすくなりますよ。歩幅は大きめにし、足の付け根からしっかりと足を蹴り出すよう心掛けましょう。
水泳を取り入れるならクロールや平泳ぎがおすすめ。泳ぐのが苦手なら水中ウォーキングも効果的ですよ。
楽してお尻を痩せたいならエステも選択肢
運動は健康にもいいので、お尻痩せを目指しているならぜひ取り入れたいところ。とはいえ時間も必要ですし、そもそも大変ですよね。それに一般的なダイエットでは、お尻だけ痩せることはできません。
狙った部位を効率的に痩せたいなら、エステも選択肢です。「とにかくお尻を痩せたい!」と思っているなら、以下の施術がおすすめですよ。
脂肪冷却
脂肪冷却は、脂肪とほかの組織の凍結温度が異なることを利用した痩身術。マシンで脂肪だけを冷やして組織を分解、自然な代謝によって脂肪細胞を排出させます。脂肪細胞が減るのでリバウンドも少なく、狙った部位のダイエットが目指せる施術。「お尻だけどうしても痩せない」と悩んでいるならおすすめの施術ですよ。
電磁パルス痩身
電磁パルス痩身とは、電磁パルスの力で30分間に5万回分の腹筋運動を「やったこと」にしてくれる施術。横になっているだけで筋肉が増え、脂肪が減少するうれしい働きがあります。「楽してお尻痩せがかなえられる」といわれれば怪しい感じがしますが、もちろんそんなことはありません。実際、気になる部分へしっかりアプローチできる痩身術です。
キャビテーション
キャビテーションは超音波を利用して脂肪に働きかける施術です。キャビテーションのマシンが発する超音波は脂肪細胞のみに反応し、微小な泡を発生させます。そして泡が割れる衝撃で脂肪核を刺激します。もちろん痛みを感じることはなく、ほかの組織も傷つけません。壊れた脂肪細胞は、自然に排出されます。脂肪冷却と同様に、部分痩せがかなえられる施術です。
リンパマッサージ
リンパマッサージは、リンパの流れを良くするために行われるマッサージのこと。むくみ解消に役立ちます。またリンパマッサージは、セルライトの解消にも効果的といわれています。
セルライトは脂肪と老廃物が絡み合ってできているので、落ちにくいのが特徴。お尻にも蓄積しやすいので、リンパマッサージでほぐしてあげればお尻痩せも加速しますよ。
「お尻だけ痩せたい」もかなえる!銀座グラティアで理想のプロポーションを目指そう
お尻はなかなか痩せない部位なので、ストレッチや筋トレ、有酸素運動を取り入れて積極的に動かしましょう。「どうしても運動が苦手」「長く運動を続けているけど思うように痩せない」ならエステも有効な方法ですよ。
銀座グラティアでは、「脂肪冷却」「マグフォース(電磁パルス痩身)」「キャビテーション」「リンパマッサージ」など、お尻の部分痩せが目指せるさまざまな痩身メニューを用意しています。丁寧なカウンセリングでお一人おひとりにぴったりの施術をご提案しますので、まずはお気軽にご相談くださいね。