今回は、ダイエットに必要な筋肉についてご紹介したいと思います。
筋肉には、速筋(白筋)と遅筋(赤筋)の二種類があります。
速筋は瞬発力に優れた運動をするのに向いている筋肉で、遅筋は持久力に優れた運動をするのに向いている筋肉です。
速筋と遅筋の違いを簡単に説明すると、筋肉の運動時に酸素を必要とする度合が多いか少ないかが関係しています。
筋肉が運動する上で酸素を多く使う場合、筋肉に含まれるタンパク質の一種(ミトコンドリア、ミオグロビンなど)の
働きが関わっています。
また、このタンパク質は赤色をしているため筋肉内での含有量が多い遅筋のことを赤筋と呼ぶ場合があり、
筋肉内での含有量が少ない速筋のことを白筋と呼ぶ場合があります。
〇速筋(白筋)
筋肉が運動する際酸素の使用量が少ない筋肉です。無酸素運動であるダッシュやジャンプといった瞬発力が必要な運動に向いています。速筋は運動の際に体内の糖をエネルギーとして使用します。
〇遅筋(赤筋)
赤筋は筋肉が運動する際、酸素を使用しながら収縮をする筋肉です。有酸素運動である水泳やジョギングといった持久力が必要な運動に向いています。遅筋は運動の際体内の糖だけでなく、脂肪を燃焼させエネルギーとして使用します。
脂肪燃焼の為には遅筋を使用した有酸素運動を行う事で効果的なダイエットが可能となります。
みなさん毎日の運動で遅筋を鍛えて、スリムな体型を手にいれましょう!