みかんやレモンなどの柑橘類、黒酢などに含まれるクエン酸は、
食べ物を効率的にエネルギーに換えるために必要な栄養成分です。
食べ物の中でも糖質に含まれるブドウ糖は主に筋肉の中で、
酵素とビタミンB群、酢によって燃やされてエネルギーとなります。
酢はクエン酸から始まり、酵素とビタミンB群の働きで8種類の酸に次々と変化していって
最後はクエン酸に戻るというサイクルになっています。
この仕組みはクエン酸サイクルと呼ばれていて、
クエン酸が体の中に多くあるとエネルギーが燃焼しやすくなります。
<脂肪も燃焼させるクエン酸>
クエン酸によって脂肪の燃焼を進めるクエン酸サイクルという仕組みが体の中にはあって、
クエン酸が含まれた柑橘類、黒酢などを摂ると
主に筋肉の中でブドウ糖がエネルギーとして消費されやすくなります。
ブドウ糖が使われずに余ると、肝臓ではブドウ糖から脂肪酸が多く作られ、
この脂肪酸は脂肪細胞にたくわえられていきます。
クエン酸をたくさん摂ることは、エネルギーを多く作り出して元気に動ける元ともなります。
そして、エネルギ一代謝が高まって、脂肪もたくさん燃やせるようになるのです。